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守り切る!取り切る!勝ち切る!【浦和レッズ観戦記 ガンバ大阪戦】

やっと勝った!2ヶ月半ぶりの勝利!

6月末のホーム磐田戦の快勝を最後に勝ち星に見放されていた浦和。

そしてこの2ヶ月半、長かった。その間の自分のメンタルの低空飛行を吐露しました。

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この間、大量失点や、勝っていても終了間際の失点、そしてゲリラ豪雨による試合中止と、サポーターにとってみれば気持ちの折れる試合が続きました。

この”浦和レッズ試合観戦記”も全く書き気がせず。

しかし、マチェイ監督が戻ってきた初戦のこのガンバ戦。

マチェイ監督の素晴らしさ、優秀さを証明した試合で、2ヶ月半ぶりの勝利を収めるのでした。

ようやく、この”浦和レッズ試合観戦記”を再開する気になってきました。

試合全体を通して

マチェイ監督は、「これからの4戦がまず大事だ」と就任会見で語っていましたが、勝ち切るメンタルを植え付けるとともに、美しくなくてもいいから勝ち切って、降格の影を払拭させることを優先させるという意味だったと解釈しました。

そんな重要な初戦は、タイトルに書いたように、守り切る!取り切る!勝ち切る!の3つに尽きます。この2ヶ月半に本当に欲していた3要素だったと思います。

雑にならないしっかりとした試合に、やはりマチェイ監督らしさが出ていました。

また、選手たちそれぞれに戦う姿勢、メンタルを感じました。マチェイ監督の闘魂注入と、選手たちの心機一転、もう負けられないぞという気持ちがひしひしと伝わってきました。

自分のここ2ヶ月半のモヤモヤを吹き飛びました。

守り切る!

試合開始から、ボール非保持時には、しっかりとした4-4-2の陣形で、選手間の距離感もよいローブロックを形成。構えて守ることに関しては、この1週間でびっくりするぐらいに安定感が増しました。

特に、サイドバックとウイングが協力し合ってしっかりと相手のサイド攻撃を抑えています。基本的にサイドバックは不用意に外に出ない、外に吊り出されたら、関根選手が空いたポジションを埋めるという補完関係がしっかりできていました。そして脅威だったウエルトン選手を、大畑選手と関根選手とでしっかり抑えることができていて、危ないシーンを作らせませんでした。

また、グスタ選手の守備がすごく良かったと思いました。これまでは、下がりながら相手のスピードに振り切られたりとか、不安定な守備が多かった印象でした。マチェイ監督になって、守備の組織がオーガナイズされ整理されたことで、しっかり守れるようになって安定感が増したと感じました。

結果的に、ガンバの攻撃は、ペナルティエリアの外のパス回しをしつつ、単調かつ精度を欠くクロスやセンタリングを入れ込むだけとなっていました。

特に前半を0点で抑えたことは、チームとして自信がついたと共に、プラン通りだったと感じました。

何度も言いますが、守備におけるこの1週間のこの達成度は驚くべきものでした。

取り切る!

この試合の勝ち切ることの重要性や、それによる守備重視の戦略から考えると、攻撃チャンスがそれほど多くはなかったことに関しては、納得がいきます。

ビルドアップに関しては、ガンバの前プレスが緩かったのもあってそれほど苦労していなかったと思います。ボランチの二人が下がっているシーンはそんなに見ることがありませんでした。しかし、その先がなかなか繋がらなかった印象でした。

そんな中、後半49分の先制点のシーン、石原選手、大久保選手、凌磨選手、関根選手の流れるような攻撃は見事でした。カウンター攻撃というよりは、しっかりとした形での得点は、まさにヘグモ監督の遺産とも言うべきものだと思いました。

特に、関根選手とタイミングを合わせるためであろう凌磨選手のワンタッチして時間を作ってからの精度の高いクロスや、リンセン選手がゴール前に入ってきてガンバのディフェンダーを引っ張ったのも効果的でした。

関根選手のスーッと外から入り込んできてドンピシャのヘディングは、スカッとしました。

勝ち切る!

そしてそこからがこれまでの課題です。これまで、後半の後半に失点して、引き分けや負けが続いている浦和。

60分過ぎくらいから、ガンバに押し込まれる展開になっていきますが、なんとかペナルティエリアに侵入させない守備を続けていきます。しかし選手たちの疲労が色濃くなっていきます。

すると、67分に関根選手、リンセン選手に代えて、松尾選手、サンタナ選手を投入。75分にはグスタ選手、大久保選手に変えて、前田選手、元気選手を投入して、パワーを注入。しっかりとした守備で、最後の最後まで得点を許しませんでした。

これですこれ!勝ち切る試合が見たかったのです。これから、このような試合が見られると思うと、自分のメンタルが復活してくるのを感じました。

印象的だった選手たち

よく戦っていた! 凌磨選手

いやーよく走っていましたし、戦っていました。ダワン選手に足を踏まれて傷んでいる時は本当に心配しました。

そして、何度も言いますが、凌磨選手の適正ポジションはトップ下です。まさに、得点のシーンは彼のセンスが溢れていました。

もうすでに代えの効かない選手となっていますね。

攻守で好調! 関根選手

これで、2戦連続ゴール。町田戦といい、外から入ってきてゴールを奪う関根選手は、気配の消し方を会得したのでしょうか?

そして、元気選手が見ている試合、連続ゴールです。このジンクスでいくと、これからずっと元気選手がいるわけですから、連続ゴールが続くことになりますよね。レディースの清家選手のような。楽しみです。

お帰り!! 元気選手

75分にグスタ選手に変わって10年ぶりに出場した元気選手。ボランチでのプレーでした。

コンディションはまだまだな印象でしたが、84分と89分のボール奪取した後のスプリントはさすがでした。89分の松尾選手のシュートにつながるパスも素晴らしかった。

あと、何より、終盤の苦しい時間帯に精神的な支柱として彼がいることが、チームとして本当に貴重だなと思いました。

これからもずっとよろしくお願いします。

次の試合は、ホーム FC東京戦

次は、9月21日(土)ホーム FC東京戦です。

4月の国立でいいようにやられた屈辱を晴らすチャンスです。

そして、マチェイ監督のホーム初戦。いやが応にも盛り上がります。

町田戦では、ACL決勝のような、これまでにない声出しをしたと思っていますが、それ以上の声出しができる気がしています。頑張ります。

※なお、本記事の写真は、浦和公式サイトの写真を引用させていただきました。

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