四国の旅 4日日は高知へのドライブです
2年越しで実現した四国への6泊7日の旅。
※全体の流れは、こちらのまとめ記事をご覧になってください。

4日目は、今治市を離れて南下していき、気持ちいいワインディングを走りながら高知市に向かいました。
訪問地は、
①そらやま街道
②にこ淵
③水辺の駅 あいの里
④活魚 漁ま
⑤坂本龍馬記念館
⑥桂浜
⑦ひろめ市場
⑧明神丸
⑨帯屋町商店街
⑩高知共済会館 COMMUNITY SQUARE(コミュニティスクェア)
それぞれをご紹介していきますね。お付き合いください。
①そらやま街道
今治市から南下し、西条市から194号線に入り本格的に山の中に入っていきます。
これが石鎚山か!
だんだんと山が近づいてくると、山が高い!まさにそびえ立っている感があります。
前日、馬島でお会いした老人の方が言っていたことを思い出しました。これが彼の言っていた、台風の壁となる石鎚山なのか!と。納得の存在感でした。

そらやま街道とは?
この194号線が、通称「そらやま街道」というそうです。
「そらやま街道」については、こちらの高知県いの町のサイトで勉強させていただきました。
こちらのサイトによると、
・西条市から高知県いの町までの76.9km
・令和元年に公募でそらやま街道となった
・日本海~瀬戸内~太平洋を結ぶ「やまなみ街道~しまなみ海道~そらやま街道」のルート構築による交流人口の増加や周辺の市町村と連携し、山岳観光をはじめとした観光振興による経済活動の発展を目指すため、利用促進の更なる向上図るとのこと
なんだそうです。名前は大事ですね。1発で覚えました。
「空」と「山」。ぴったりの名前だと思いました。
お気に入りのドライビングコースを発見できた
とにかく走っていて気持ちが良かったのです。なぜ、気持ちが良かったのか?というと、
・コーナーのRが緩く、ブレーキを踏むほどの減速を必要としないペースで走れる。アクセルを緩める程度の減速でコーナーに進入でき、気持ちよく加速していける。そんなコーナーが続く。
・信号がほとんどない。
・山々や川など綺麗な景色と共にドライブを楽しめる。
この道がお気に入りのドライビングコースとなりました。
道中、うまく写真が撮れなかったのですが、こんな感じ。


残念ながら、この写真だとこの道の素晴らしさが伝わらないと思ったので、こちらの動画を参照させていただきます。
こちらの方も、にこ渕やあいの里にも立ち寄っていましたね。定番なんでしょうね。
②にこ淵
そらやま街道のちょうど真ん中あたりに、「にこ淵」があります。
いの町の観光サイトに、「にこ淵」の記事がありました
こちらから引用させていただきます。
にこ淵は仁淀川の支流にあたる「枝川川」にあります。
近年「仁淀ブルー」という言葉が広がるとともに、美しく幻想的なブルーが見られる場所として四国を代表する観光スポットになりました。太陽の光が注ぐ時間や季節による光の角度によって変化する幻想的な青の世界を見ることができます。1年を通して同じ青は見られないと言われるほど、様々な青を見ることができます。
地図を見ると、ここは最上流とも言える位置にありますね。ここからこの清らかな水が、仁淀ブルーと呼ばれる「仁淀川」に流れていくわけです。
ここがにこ淵の入り口。

最後の方は、こんな感じの階段を下ってきます。確かに、足腰の弱い方は厳しいかもです。

するとにこ淵に到着。こんな美しい滝と、青い清流を見ることができます。

確かに、日光が当たった部分が、特に青く輝いて見えます。日光のあたり具合で見え方が全然違いそうだなと思いました。訪れた時間が、11時頃。ちょうど良かったのかもしれません。

本当に心が洗われる。清流という言葉がぴったりです。

③水辺の駅 あいの里
にこ淵を後にし、さらに南下していくと、「仁淀川」の脇を走っていきます。その途中にある、道の駅にピットインです。
まさに道の駅です。お店の中を一通り見終わった後に、裏手の方に行ってみました。

そう、まさに仁淀川の水辺です。「仁淀ブルー」と呼ばれるだけあって、にこ淵からかなり下流に来ても、青い!

水も濁りなく、まさに清流でした!同じ日本とは思えません!ほんと、癒されました。

④活魚 漁ま
さらに南下して、高知市内に近づくにつれ、徐々に建物が増えてきました。
時刻は、1時半。昼食の時間です。観光大臣が市内の飲食店を検索した結果、こちらのお店に決めました。
「活魚 漁まさん」です。

店に入ると、中央にどどーんと生簀があり、かんぱちやあじなどのお魚が元気よく泳いていました。まさにお店の名前通り、”活魚”です。

奮発しまして、刺身盛り合わせ定食(3種盛り 1870円)をオーダーしました。

実は、生簀の周りのカウンター席に座っていたのですが、オーダーする前にびっくりしていたことがあったんです。この写真の右上の刺身ののっている器です。
色違いで紫色のがあったと思うのですが、他のお客さんがすでに食べているのを見て、なんというボリュームなんだろうと、内心ワクワクしていたんです。
その点では、実際に来てみると、実際は上底で、器の中に氷が敷き詰められていて、その上にただ刺身が盛り合わされているだけでした。期待が膨らんでいただけにちょっと残念。
しかしながら、サーモン、かんぱち、あじの3種の刺身は新鮮で食べ応えがありました。そしてご飯は、まさに釜飯で炊き立てのご飯。茶碗蒸しに味噌汁、副菜がついて、美味しくいただきました。
お店のサイトはこちらです。
⑤坂本龍馬記念館
お昼を食べて満腹になったところで、高知市内で最初に訪れる観光地は、坂本龍馬記念館です。
こちらが入り口。龍馬記念館は、2つの棟があって、入り口のあるこちらが新館。渡り廊下を通っていく隣の棟が本館だということです。
入り口がある新館は、一般的な博物館のように龍馬に関わる品々が展示されていました。この写真の左側に見える渡り廊下を通っていくもう本館は、近代的というかグラフィックなどを交えてわかりやすい展示がされていました。
新館で活字をある程度読んで頭に入った段階で、本館に行くとわかりやすかったのですが、ちょっと時間がかかりました。その意味では、本館のグラフィックの展示がわかりやすかったので、その逆もアリなのかなと思いました。

常設展示室(新館2F)
新館の2階にあがり、最初に常設展示室に入りました。
しかし、後で気づいたのですが、1階の奥に、シアターコーナーがあったのです。全体像を把握する上でそこでの動画を見ておけば、より理解が深まったなと少し後悔しました。

入り口には、いくつかの龍馬の名言が書かれていました。中でも
「日本を今一度せんたくいたし申候」
というのは有名な言葉ですね。

常設展示室内では、龍馬にまつわる展示品と、龍馬や彼に関連する人々が書いた文章が多くありました。
それらの文章を読み込んでいくと、情景が浮かぶようで楽しかったです。没頭しているとあっという間に時間が経っていました。
龍馬が描かれた掛け軸。正直、自分には同郷の武田鉄矢さんにしか見えませんでした。彼は、龍馬に憧れを抱きロン毛にしていたと聞きましたが、この絵では顔もそっくりです。

龍馬が大きく関わった「薩長同盟」。この年表を見る限り、多くの事件が起き、その変遷の中で生まれたということがわかります。

そして関わった人たち。これを読むと彼らの関係性がよくわかりました。

龍馬は「近江屋」で襲われこの世を去りましたが、その時にあった屏風と龍馬が持ったとされる刀と同型のものが展示されていました。よく見ると、左下の猫の絵の周辺に血のりがついているのがわかりました。

この常設展示室を出た時点で、結構な知識を得た感じになりました。
幕末広場(本館2F)
渡り廊下を通って、新館から本館に来ました。本館は、近代的な建物で、ガラス窓も大きく、開放的な空間。そして博物館的な本館の展示方法と打って変わって、グラフィックや大きな模型などを使った現代的な展示方法です。龍馬の一生を時系列で展示されていました。
事前に本館で勉強してきたところもありますが、こちらの方がぱっとわかりやすい展示ですし、最初にこちらから見た方が理解が早かった気がします。小学生などの見学は、こちらの方がいいでしょうね。

龍馬像が仁王立ちしていました。

展示の仕方はこんな感じ。

ダイナミックな似顔絵です。

龍馬が海援隊として「いろは丸」にのって航海中に、紀州藩の明光丸と衝突し沈没。その賠償訴訟をめぐって、龍馬の交渉力・折衝力の素晴らしさが語り継がれているそうです。


龍馬の最期の場所となった近江屋を再現してありました。


こちらが模型。2階の向かって左の部屋だったそうです。

屋上
奥の階段を登って、屋上に登ってきました。
ここはまさに展望台。太平洋と海岸線を眺めることができました。
この海を見ると、やっぱり海だなと思いました。それは、前日まで見ていた瀬戸内の海が、自分の思っている海とは違ってあまりにも穏やかだったことから感じたのだと思います。


退館
出口でスタンプを押して、退館しました。

退館した後振り返ると、本館はこんな近代的な建物でした。手前に見える龍馬さんと握手してもらいました。ごっつい手でした。

出口のところでいただいたパンフレット「龍馬を学ぼう!遊ぼう!」を今になって読み返してみました。
またこれがわかりやすかった!
明らかに小学生向けのパンフレットですが、いい意味でまとめられていて素晴らしいとおもました。訪れる前に読んでから行くと、理解が深まるなあと思いました。



⑥桂浜
続いて、すぐ近くの桂浜に向かいました。
海のテラス 桂浜
駐車場からでて、桂浜に向かう途中にお土産物屋さんがあると思ったら、何かオシャレな空間。
その名も「海のテラス」というだけあって、テラス感満載。オシャレなお店が立ち並んでいました。


坂本龍馬像と桂浜
海のテラスを通って階段を登ると、桂浜です。

浜に降る前に、坂本龍馬像を見学。とても高くて立派な銅像です。

龍馬はどこに向いているんだろう?と素朴な疑問を持ったので、ググってみました。すると、桂浜のこちらのページに説明がありました。
銅像は、皇居に向いていて、顔は太平洋に向いているとのことでした。納得です。
龍馬の像の奥の階段を降りると桂浜に降りることができます。

こちらが、桂浜。龍馬が生前愛したという浜で、月の名所だということです。

奥の方に進んでいくと階段があり、登ると神社がありました。

それをさらに登っていくと、展望台になりました。

太平洋が一望できました。ここで、龍馬は海を眺めていたのでしょうか?

⑦ひろめ市場
桂浜を後にして、本日、宿泊するホテルにチェックイン。
小休止した後、近くにある商店街の散策を始めました。まず最初は、商店街に入ってすぐにあった、「ひろめ市場」です。
入り口では、可愛い招き猫がお迎えしてくれました。

ここは、市場でもあり、フードコートでもあり、居酒屋でもあり。まあでも飲んべいの楽園とも言える場所です。

時刻は夕方7時。座席はもう一杯一杯で、日本人に加えて外国人の方も交えて大盛況でした。当初は夕食はここでと思っていましたが、その時間じゃもう遅かった。もっと早く飲み始めないとという感じです。
⑧明神丸
観光大臣の夕食のリクエストは、「鰹のたたき」。ホテルのフロントで、いくつか紹介された中で、ここ「明神丸」さんに入りました。
商店街の中にあるこの店。迫力のある店構えです。

流石の鰹たたき押しのお店です。

2人とも、「塩たたき定食(10切れ)」(1680円)を注文。本場の高知の鰹は、新鮮で臭みがなく、焼きの香ばしさも相まって、すごく美味しい。10切れもあったのに食べ飽きる飽きることなく、美味しくいただきました。満腹。ご馳走様でした。

なんと、もうすぐ、吉祥寺にお店ができるとのこと。また食べたくなったら行ってみようと思います。

⑨帯屋町商店街
満腹になったので、腹ごなしに商店街をお散歩しました。
9時前なので、ほとんどの店は閉まっていました。

目立っていたのは、このPR。

アンパンマンの作者、やなせたかしさんとその奥様をモデルにしたドラマ。やなせさんは、高知県出身だということで、大々的にPRしてありました。
正直存じ上げておりませんでしたが、同郷の今田美桜ちゃんが主役ということで、親近感が湧きました。

⑩高知共済会館 COMMUNITY SQUARE
そして、ホテルに戻ります。今日のホテルはこちらです。高知城や先ほどのひろめ市場はすぐ近く。高知観光するのには好立地なホテルだと思います。
外観はこんな感じ。少し古めの外観です。

建物は少し古めですが、内装はしっかりリフォームされていて綺麗な室内でした。

カーテンを開けると、高知城とその後ろに聳える山々が見えました。気持ちのいい景色でした。

ツインルーム素泊まりで、1.1万円ほど。高知市のホテルは、観光人気もあってか相場としては高い印象で、その中ではリーズナブルな価格だと観光大臣はおっしゃっておりました。
4日目はここまで
4日目は、高知へのドライブということで、気持ちの良いワインディングドライブと高知市内観光をしました。
5日目は、本格的に高知市内観光をした後に、四万十に向かいます。
それでは次回。
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