アメリカ遠征8日日は、BTTF聖地巡礼旅です
またとない機会と行くことを決めたクラブワールドカップ。11泊12日の遠征でした。
※全体の流れは、こちらのまとめ記事をご覧になってください。

今回もアメリカ遠征の様子を細かくご報告したいと思います。
アメリカ遠征8日目は、「バックトゥザフューチャー聖地巡礼旅」でした。ロサンゼルスには自分と娘が大好きな映画「バックトゥザフューチャー」のロケ地が数多くあり、1日かけてまわりました。
バックトゥザフューチャー聖地巡礼旅については、こちらの記事のように事前にしっかり計画を立てていました。

当日はこの計画をもとに行動しました。
訪問地は、
①マーティの家
②ライオンエステート入り口
③バンドオーディション会場
④オープニングのバーガーキング
⑤マーティが現代に戻る時のスタートライン
⑥リバーロードトンネル
⑦グリフィス天文台
⑧ドクブラウンの家
⑨ジョージ、ロレイン、ビフの家
⑩ヒルバレーハイスクール
⑪ストリックランド校長の家
⑫デロリアンがテスト走行したツインパインモール
それぞれをご紹介していきますね。お付き合いください。
①マーティの家
コンディション調整という名の寝坊
昨日はシアトルからロスへの早朝移動とロスの直射日光にやられ、昨晩は疲労困憊の状態で早めに就寝しました。
この日の朝も、なかなか起きれず、コンディション調整という名の寝坊。予定では8時出だったのが2時間遅れになってしまいました。
しかしこの日は朝からいいお天気でした。娘さんの準備に時間がかかる間、コーヒーを飲みながらベランダで気持ちいい風を浴びていました。

フリーウエイの反対車線で大渋滞
10時ごろホテルを出て、405号線を北上し、最初の訪問地のマーティーの家のある街に向かいました。途中、405号の反対車線は大事故が発生し、全ての車線を止めて事故処理をしていました。おかげで反対車線は、ずっーと大渋滞、かなりの距離身動き取れないクルマたちを見ました。車線を1,2車線開けて、多少流せばいいのになと思いながらドライブしていました。
ロサンゼルスのフリーウェイは4車線、5車線あって、渋滞とは言え流れている印象がありました。しかし、こうなってしまうと本当に動きが取れません。反対車線でラッキーでしたし、運だなあと思いました。
デロリアンが飛び立つ景色
そして、11時ごろ到着。
この写真の手前の交差点を曲がってこの景色が見えた時、娘と2人で「ウォー」と声をあげていました。
PART1の最後のシーンで、ドクがマーティーとジェニファーを呼びに来て、デロリアンに乗って飛んでいきました。それがまさにこの景色でした。もう頭の中にはテーマ曲、サウンドトラックが駆け巡っていました。

そして、ここがまさにマーティの家です。いきなり興奮最高潮でした。
家の形もさることながら、後ろにある送電線が特徴的でした。いろんなシーンが思い起こされました。窓からジョージがのぞいているシーンや、ビフがワックスがけしているシーン、ガレージの中にピックアップトラックがあったシーンなど。しばし見惚れてみていました。

改めて見る、この道とこの景色。感慨深いものがありました。

そんな興奮の中、マーティの家の目の前の家から「あなたたちは録画されていますよ。」と言う音声メッセージが聞こえてきました。
訪れる人々が必ずしも行儀の良い人たちばかりではなく、住民の方々に迷惑をかける人々もいるんだろうなと思いました。実際に今住んでいる方がいるのですから、見させてもらう気持ちで、彼らに迷惑をかけないように静かに景色を見させてもらう気持ちでいないとだめだなと思いました。
この記事を見て、訪れようと考える方は、その点注意しましょう。
②ライオンエステート入り口
次の訪問地が、ライオンエステート入り口。
マーティの家があるライオンエステートの入り口として、マーティが車の荷台につかまって家に帰って来るシーンなどで登場します。
場所は、マーティーの家からすぐでした。
現在はなんの変哲もない住宅街の入り口。ここは、ちょっと感動が薄かったですね。

③バンドオーディション会場
次の訪問地はこちら。マーティがバンドのオーディションを受ける体育館です。
主題歌の”パワーオブラブ”を歌うヒュールイス&ニュースのヒューイルイスが、7:3分けの真面目な風貌で登場するシーンが印象的です。
バーバンクという町にあるマッキャンブリッジレクレーションセンターという公園の中にある市民体育館です。
青々とした空が印象的な日でした。

マッキャンブリッジ公園の一角にありました。

ここがその体育館。当日はサマーキャンプを開催中で、小学生の子供たちが体育館の中や外でワイワイ楽しんでいました。

サマーキャンプ中なので中には入ることはできませんでしたが、お願いして少し写真を撮らせてもらいました。あのステージ。本物です。

そして振り返ると、映画で先生役のヒューイルイス含む4人の審査員の後ろに映っていたこの模様。間違いありません。

マーティやジェニファーはもとより、ヒューイルイスがここにいたんだなと思って、感動ひとしおでした。
④オープニングのバーガーキング
次の訪問地はバーガーキングです。
オープニングのシーンで、「パワーオブラブ」の曲とともに、マーティーがドクのガレージから出てきて、スケボーに乗りながらピックアップトラックの荷台につかまって学校に向かうシーンで登場しました。
バンドオーディション会場のマッキャンブリッジ・レクリエーションセンターから、すぐでした。
うおー、ここですここです。マーティがピックアップトラックに捕まって出て行くシーン。バーガーキングも元気に営業していました。

映画では、この奥にドクのガレージがあって、そこから出てきてピックアップトラックに捕まるのですが、ドクのガレージはセットだったんですね。そもそも、ドクの家はパサデナでかなり離れているし。
映画はうまくシーンを切った貼ったしながら、違和感なくつなげているものなんですね。

この時点でもう12時すぎ。予定ではパサデナ市街でランチでしたが、スタートが遅れたこともあり、お腹も空いてきました。なので、このバーガーキングでランチにすることにしました。
チキンサンドが2つ買えば半額6ドルということで買ってみました。それが、予想外にうまい!!塩味もちょうどよく、日本人の味覚にぴったりでした。
日本でバーガーキングに行ったことがなかったのですが、今度行ってみようかなと思いました。

⑤マーティが現代に戻る時のスタートライン
次の訪問地は、マーティが時計台への落雷を利用して、1955年から1985年に戻る時のスタートラインの場所です。
人気観光スポットでもあるグリフィス天文台に行く途中にあるグリークシアター前の道でした。
バーガーキングから南下して、10分ちょっとで、グリークシアターに到着。ここに来る途中の道路脇に演劇の宣伝がいくつも目に入りました。どうやら、ここでやっているようでした。

この道は、グリフィス天文台に向かって、結構な坂道でした。
ロードバイクでチャレンジしているサイクリストもいました。

スタートラインのデロリアンの後ろに映っていた木がどれなのか?探しましたが、正直これだ!という木が見つかりませんでした。
この写真の左の木は、映画の通り二股に分かれた木でしたが、細すぎました。

ちょっと下ったところにあったこの木は、幹が多すぎる。

よくわからないまま、帰ってきて調べてみると、グリークシアターの目の前でなく、もっと登ったところにありました。車内からの撮影した動画で見つけました。

⑥リバーロードトンネル
次の訪問地はこちらのトンネルです。
マーティがスポーツ年鑑を取り戻そうと、ビフのクルマに密かに乗り込むも、バレてしまい振り落とされそうになります。そしてなんとか、スポーツ年鑑を取り戻した後、マーティはトンネルの出口でドクの乗るフライイングデロリアンから垂らされるロープで吊り上げられます。その直後、ビフはまたも馬糞を積んだトラックに突っ込みます。そんなシーンが撮られたトンネルでした。
グリークシアターから登っていくとすぐに現れました。
ここも「ウォー」と叫んだポイントでした。この辺りが、ビフが馬糞まみれになったポイントでした。

トンネル入り口に近づくと、トンネルの中が見えてきました。あれ、出口が見えている。

トンネル短い!そう思いました。映画では、結構長い印象だったんだけどなあ。

⑦グリフィス天文台
次の訪問地は、観光名所でもあるグリフィス天文台です。
リバーロードトンネルを超えると道路脇に駐車車両が増えてきて、どこに停めようかとまごまごしているうちにグリフィス天文台の目の前の駐車場に到着しました。
パーキングチケットを買う機械で駐車料金を支払い、レシートをダッシュボードにおいておくシステム。1時間10USDでした。しかし、駐車場に機械はいくつかありましたが、バラツキがありました。自分のカードは、最初の機械はダメでふたつ目は大丈夫でした。

駐車場から見える、グリフィス天文台。イスラム教の建物のような外観でした。

右を見ると、ロサンゼルスらしい景色が広がっていました。

ハリウッドのサインがしっかり見えました。

そして、ジェームスディーンの銅像がありました。知らなかったのですが、グリフィス天文台は、彼の主演映画「理由なき反抗」のロケ地だったとのことでした。今度観てみようと思います。

グリフィス天文台の中に入りたいと思っていましたが、どこの入り口も空いていませんでした。調べると月曜日は休館日。当日は月曜日でした。
建物の右側から、反対側に回ってロサンゼルスの景色を見ることにしました。最初は、山の緑と共に、遠くにハリウッドのビル群が見えていました。

そしてさらに建物の裏手に回ると、今度はダウンタウンのビル群が見えてきました。

この遠征の中で、正直一番感動した景色でした。どこがなのか?と自分に聞いてもはっきりとした答えが浮かんできませんでした。しかし、感動したのです。しばしこの景色に見惚れていました。
下からハイキングしながら登ってくる方達もいました。

駐車場のグリフィス天文台の反対側に、ハイキングコースの入り口がありました。


この山一体にハイキングコースがあって、手軽な趣味としてすごく楽しそうだなと感じました。次回、来ることがあれば、時間をとってハイキングコースを登ってみたいと思いました。

⑧ドクブラウンの家
次の訪問地はこちら、ドクブラウンの家です。
このドクの家にマーティが出入りしていました。また、隣にあるガレージこそドクが日夜発明に勤しんだ舞台でした。
ここはパサデナという町にあり、なんと浦和の試合のあるローズボウルスタジアムのすぐ近くでした。
フリーウエイを降りてドクの家に徐々に近づいてくると、道路脇にサッカーのユニフォームを着た人たちが増えてきました。
当日12時からローズボウルスタジアムで、アトレティコ・マドリッドvsボタフォゴの試合をやっていました。ちょうど試合が終了して帰るサポーターが歩いていたのでした。
ここまできたので、2日後の浦和の試合のためにスタジアムを視察しておきたいと思い、スタジアムに近づこうとしましたが、あまりの渋滞に断念。Uターンして、ドクの家に向かいました。
ドクの家に到着。まあご立派な建物です。冷静に考えると、発明家という稼業で、どうみても儲かっていなさそうなドクがなぜこんな豪邸に住めるのか?謎でしたね。

右脇にあるガレージ。ここからバーガーキングまでタイムスリップするんでしたね。

⑨ジョージ、ロレイン、ビフの家
次の訪問地は、パサデナ市街のレストランで昼食の予定でしたが、バーガーキングで食べてしまったのでスキップしました。後々、YOUTUBEの動画で見るとパサデナの街はいい雰囲気でしたし、行ってみたかったなあと思いました。
そして、次に向かったのは、ジョージ、ロレイン、ビフの家でした。3つの家は、並んで立っていました。
ロレインの家
こちらがロレインの家。ジョージが目の前にある木に登って、2階の右側に見える部屋で着替えているロレインを覗き見するシーンで登場しました。
ジョージが登ったのはこの木です。正直、この木に登ろうとする気が知れません。折れそうだし。

真正面から撮ってみました。

ビフの家
ロレインの家に向かって左側にあるビフの家です。
ビフが外出する時、おばあちゃんにくどくど言われるシーンで登場しました。

ジョージの家
ジョージの家は、ロレインの家に向かって右側にありますが、何軒か離れた場所にありました。
マーティがジョージを「深海パーティに行ってロレインを誘え」と口説くシーンで登場しました。
3つの中では、一番立派な家でした。

⑩ヒルバレーハイスクール
聖地巡礼の旅も、段々とクライマックスに向かって、気分が盛り上がる訪問地になっていきます。
次の訪問地は、ヒルバレーハイスクールです。
マーティやジェニファー、ビフ、ロレインやジョージが通う高校でした。
なんといっても、深海パーティの時にロレインを襲ったビフをジョージが1発で殴り倒したシーンは痛快でした。
実際は、ウィッティアハイスクールという名前の高校でした。

当日はもう夏休みに入っていて、中に入ることはできませんでした。周囲を散歩して中の様子を伺うことしかできませんでした。

向かって右側にあった建物の入り口が、マーティが学校に入って行くシーンで登場しました。

こちらは左側の建物です。

敷地の右手奥の方に歩いて行くと見つけました。ジョージがビフに1発かました中庭です。

映画より狭い印象でした。

その右手には、見たことにある階段を発見!深海パーティーから出てくるシーンや、マーティがビフが持っていたスポーツ年鑑を必死でとろうとしていたシーンで登場しました。

⑪ストリックランド校長の家
その中庭を見ながら歩いていき、右にまがるとすぐのところにストリックランド校長の家がありました。
ビフがスポーツ年鑑で富を手にしてやりたい放題していた時代、ストリックランド校長宅に偶然マーティが通りかかった時、輩に銃撃されるシーンが印象的でした。
こちらも一般の方が住まわれているようでした。

⑫デロリアンがテスト走行したツインパインモール
そして最後の訪問地が、この旅のクライマックスの場所、ツインパインモールです。
ここはもういうまでもありません。デロリアンのタイムスリップの実験をしている最中、ドクはプルトニウムを盗んだ組織から襲われ、マーティは過去にタイムスリップするシーンで使用されました。
このスロープで、マーティーがスケートボードで駆け降りるシーンが撮られましたね。


駐車場の景色はこうでした。映画の中では”JC Penney”の建物だったのは、今はジムとして営業している右側の茶色い建物でした。

映画の中で”Robinson’s”の建物だったのは、左側のこの建物でした。

冷静に考えると、この駐車場の広さで150kmh出すのはかなりの加速力がないといけないし、自殺行為でしたね。
モールの入り口から中を見るとかなり暗く、本当に営業しているのか?と思うくらいでした。しかし、まばらながら人が出入りしているので、勇気を出して入ってみました。

入っていきなり、多くの店が営業していませんでした。

途中に、ツインパインモールの看板がありました。

ツインパインモールの実際は、さびれたモールでした。

時刻は6時。これで予定していた訪問地を全て回って、帰路につきました。
ロサンゼルス初日の昨日は、久しぶりにロスのフリーウエイをドライブし、特にジャンクションに戸惑った感がありました。
この日はフリーウエイに乗る頻度も多く、かなり慣れてきました。遠慮して一番右側のレーンを走っていると、合流してくるクルマがあったり、いつの間にか出口になったりと逆にめんどくさいので、カープールレーンを除いて左から2番目のレーンをなるべく走るようにしたら、安定して走れるようになりました。
そんな感じで1日が終了しました。

アメリカ遠征8日目はこれにて終了
アメリカ遠征8日目、「バックトゥザフューチャー聖地巡礼の旅」は、「ツインピークスの聖地巡礼旅」に続いて大満足の旅でした。娘とともに、「うおー!」と何回叫んだことか!そのことが、どれだけ興奮したかを示していました。
さて、次回のアメリカ遠征9日目は、娘のリクエストのディズニーランド。アメリカ人は仕事しているのか?と思うほど平日なのに人人人の中、結構楽しめた1日でした。
それでは。
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