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チームに積極性が戻ってきた!!【浦和レッズ観戦記 湘南戦】

前節の不甲斐なさを吹き飛ばして欲しい試合

前節のアウエイFC東京戦は、優勝に向けて重要な試合でありながら、あまりにも不甲斐ない試合にこれまでの不満が爆発してしまいました。

失望・茫然自失・未来が見えない敗戦【浦和レッズ観戦記 FC東京戦】失望・茫然自失・未来が見えない敗戦 気持ちで圧倒され、走り負け、相手の圧に押し切られる 悔しいですが、明らかにFC東京の方が勝ってい...

Xでの投稿を見ても、自分と同じ考えのサポーターが大多数ではないかと思えます。

あまりにも残念な試合に、今年初めて買ったシーズンチケットを後悔する始末。

死にチケットにするのは勿体無いので、これからは、いつもの北ゴール裏ではなく、南ゴール裏で声援ボイコット、静観しようかなと考えていました。

今節の対戦相手は、湘南ベルマーレ。今シーズンのスタートは連勝して首位争いしていたものの、現状はいつの間にか残留争いのポジションに後退しています。しかし、ここ最近の対戦では、撃ち合いの展開が多く、どんどんと湧いて出てくる攻撃の選手を抑えきれずに失点するシーンを思い出します。ここ最近、選手の入れ替わりが激しくはなっていますが、本当に侮れない相手です。

浦和は、FC東京戦と同様、優勝を目指すなら勝利がマストの試合でした。

結果的には、4-1の快勝。これまでの湘南との対戦を考えると、本当にスキッとする勝ち方ではありました。しかし、まだ、両手を上げて喜べない、そんな気持ちに支配されるのでした。

試合前に出た弾幕に自分の気持ちが詰まっていた

娘はいつも通り北ゴール裏に行きましたが、納得できない自分はやはり声援ボイコットということで、南ゴール裏で1人静かに観戦しようと席につきました。

ぼんやりと北ゴール裏を見ていると、弾幕に気づきました。FC東京戦の試合後に出されたものと同じ弾幕です。

この言葉。ほんと秀逸だし、自分の気持ちを端的に表現してくれていると思いました。

特にクラブワールドカップの試合を現地で応援したサポーターは同じ気持ちに違いないと思います。

「目標も準備も検証も曖昧なCWC」

まさにその通り。

まずはグループリーグ突破という目標は聞こえてきていましたが、本気だったのか?曖昧のまま。その目標に向けて、勝つために全力で戦力補強できたのかと言えば、明らかに不十分でした。CWCが終了した後の振り返りをやっているのか?検証しているのか?わかりません。

今回のこの曖昧さが不完全燃焼に終わった要因。それを反省しなくては、今後の成長はないと思います。

クラブへのお願い

・なぜ目標が達成できなかったのか?振り返って要因分析を厳しくやる。
・それを踏まえて、今後の行動にどう反映するかまとめる。
・それを今後の行動計画に反映する。

ことを願います。

「4年とその未来に向けクラブと株主は道筋を示せ」

その通り。サポーターに示して欲しい。

4年後にあるクラブワールドカップでリベンジを果たすために、

・三菱重工や三菱自動車の株主がどう意識改革をして、プロフェッショナルなクラブ経営に理解を示せるか?できないなら、株主を諦めるか?
・クラブ全体が本気度を上げて、仕事を精度を極限まで上げて、厳しいプロフェッショナルな集団になれるか?
・今後の中・長期的なクラブ戦略を真剣に、本気で練りに練ることができるか?

にかかっていると思います。

目標は、今回のCWCを経験して、明らかに目標は定まったと思います。

それは、中心サポーターが言う「世界制覇」

サポーター誰しもこの目標に文句を言う人は誰もいません。

いいじゃないですか!この高みを見据えて、このクラブはその基準で仕事するんです。しなければならない。

その上で、

クラブへのお願い

・世界制覇という目標を要素分析して具体的な行動要素に落とし込む。
・それを時系列に並べて中・長期計画を立てる。
・それを実行するクラブの本気度、決意を明確に発信する。

ことを切に願います。

試合を通して

立ち上がりからハイプレスで相手を押し下げる

この試合は、立ち上がりからの積極的なハイプレスが素晴らしかった。

湘南のビルドアップ時の3枚のディフェンダーに対して、しっかりと前線3枚を当てて蓋をする。相手がサイドに逃げると、浦和の両サイドバックが素早く寄せて当たりに行き、自由にさせませんでした。

特に、9分、湘南の右サイドの藤井選手がボールを持つと、すかさず荻原選手が距離を詰め、ガツンとあたりに行く。スピードが武器の藤井選手を自由にさせまいとする気迫を感じました。

シーズン当初は、3バックのチームは苦手だった浦和でしたが、最近は3バックのチームの方が得意になってきた印象ですね。

チーム全体に積極性が目立った試合

この試合は、球際での強度高かったと思います。ボールホルダーへの寄せのスピードも高く、ボールホルダーに自由なプレーをさせていませんでした。

前節の試合の反省が生かされていたとも言えます。浦和は前節ような消極的では勝てない、積極的な試合をすることが鍵だと思うし、それを見せ続けて欲しいと思います。

このメンタリティを基準にして欲しいのです。そう、優勝を目指すチームのメンタリティです。そうすれば勝率の悪いアウェイだってきっと勝てます。雨の町田戦がそうだったように。

全員が本職のポジションで躍動

荻原選手が左サイドバック、小森選手がトップのポジションでプレーしたことで、スタメン全員が本職のポジションでプレーできたことになります。このことは本当に大事なことだなと、この試合を見て痛感しました。

特に、29分、50分、64分と左サイドの荻原選手が縦に突破して、中央の小森選手にグラウンダーのクロスを出すシーンがありました。他のクラブでは良く見る攻撃パターンなんですが、なぜかウチには見られなかったシーンでした。やはり、荻原選手の左利きの左サイドバックとしての本来のパフォーマンスを発揮しただけと言えばそうなんです。

しかしそのためには、選手がどう生きるかをしっかり見極め、勇気を持ってスタメンを決める監督の判断力が問われるところだなと思いました。本職のポジション、適材適所、大事だと思います。

主力が抜けた湘南に勝つのは当たり前と考えるべき

湘南というチームを甘く見ているわけではありません。何度となく、苦湯を飲まされている怖いチームです。

しかしながら、現状を見ると、好調だった開幕当初よりは、チーム力が落ちていると言わざるを得ません。主力の選手が移籍していっていますし、代わりの選手を補充しているものの、そんなにすぐにフィットするわけではありません。

そういうチームに、4-1で勝ったからと言って、当たり前と考えるべきです。

次節の試合こそが大事。ここ最近、苦手な難敵福岡だからです。ここにこそ、圧倒して快勝することを期待します。それくらいのメンタリティを持って戦って欲しいと思います。

印象的だった選手

らしいプレー連発 荻原選手

この試合の個人的MVPは、文句なく荻原選手です。

久々にスタメンで出場した荻原選手は、際立ったプレーを見せてくれました。

前から行く積極的な守備。サビオ選手や松尾選手のコンビネーションで見事にサイドを破り、キーパーとディフェンスラインの間に相手にとって危険なクロスを蹴り込む。セットプレーでは、鋭く曲がる質の高いボールで、何度となく得点シーンを演出する。

まさに、彼らしいプレー、彼本来のプレー、左サイドバックとしてあるべきプレーを見せてくれました。長沼選手が悪かったわけではありませんが、この試合の荻原選手のプレーが、浦和の左サイドバックとして求められているプレーだと思っています。

このプレーレベルを安定して見せてくれるように期待しています。

 

若い頃のプレーが蘇った 関根選手

65分に、サビオ選手に代わって左ウイングで出場した関根選手。

何か、デビューした頃の関根選手が戻ってきた!と思いました。

70分の気持ちを感じるヘディングシュートはもちろんですが、89分に見せた、セカンドボールを拾ってからのドリブル突進は、関根が帰ってきた!!と叫んでしまいました。

関根選手は攻撃の選手。ここも、やはり適材適所を証明することとなりました。

本職のフォワードに期待 小森選手

FC東京戦でも、そつなくフォワードとしてのプレーを見せてくれていましたが、この試合では、彼が本物だということがわかってきました。

相手選手のプレッシャーがかかっている中でも、技術力の高さを見せ、ポストプレーや味方選手に繋ぐプレーをしっかりできる。流れの中での荻原選手のクロスにまだまだあってはいないものの、コーナーキックでしっかりと決めるあたり、決定力の高さを見せつけました。

これからも試合時間を積んで、周りの選手と息があってくると、ゴールを量産する予感がありありです。期待しています。

何度もいうが優勝のためには選手補強マスト

湘南戦に勝ったからと言って、前節にも言いますが、現有戦力で優勝できるとは思えません。

これから、天皇杯やルヴァンカップがあります。主力が出ずっぱりの状態で、夏場の過密日程を乗り越えられるとは思えません。

また、これまでコンディション管理がうまくいっているとは言え、今節の凌磨選手のようにアクシンデントで怪我人が出ないとは言い切れません。そうなって、戦力がガクンと落ちるということは、つまり優勝できないということ。目標達成できないということです。

補強や底上げがないと不測の事態に対応できません。

理不尽なまでの選手補強を、この移籍期間に実現することはマストです。

本気で優勝したいのなら。クラブは、そう豪語したはずです。

次の試合は、ホーム アビスパ福岡戦

次は、7月27日(日) ホーム アビスパ福岡戦です。

湘南同様、ここ数年、煮湯を飲まされている相手。故郷のクラブではありながら、嫌いなクラブとなってしまいました。

何度も言いますが、福岡に圧勝するくらいの気概を持って、その通り圧勝して欲しいと切に願います。そうでないと優勝はありません。

※なお、本記事の写真で自分が撮った写真以外は、浦和公式サイトの写真を引用させていただきました。

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