ACLノックアウトステージ始まりました!!
昨日から埼玉開催の 2022年 AFCアジアチャンピオンズリーグ ノックアウトステージが始まりました。
現在、ベスト16が出揃っていて、18日、19日に開催される試合で勝ち上がれば、22日準々決勝、25日には準決勝となり、決勝進出が決まります。
4月のグループステージは、タイやマレーシアでの集中開催でしたが、今回の東地区の決勝進出を決めるノックアウトステージは、浦和開催となりました。
浦和にとては全ての試合、ホームスタジアムでできるという圧倒的有利な立場。これを生かさない手はありません。
これは、浦和の過去3回の決勝進出、2回の優勝という実績と、チーム・サポーターのACLに対する熱い思い入れを、AFCが高く評価しての決定だったと信じています。特に4月のグループステージでの少数ながらも声を張り上げビジュアルでも圧倒した浦和サポーターの姿が、この誘致につなげたに違いありません。そういう意味で、自分達の力で、優位な環境を作っていることに間違いありません。
過密日程かつ高温多湿のこの状況、過酷なコンディションではありますが、是非とも4回目の決勝進出を実現しましょう。
昨日の他クラブの試合 ACL始まった!!って感じでした
昨日開催された、2試合、クジ運悪く、同国同士の試合をDAZN観戦しました。
・大邱FC vs 全北現代モータース(駒場スタジアム)
・神戸vs横浜(埼玉スタジアム2002)
最初に選手入場時のアンセムというんでしょうか?ACLのいつもの曲を聞いて、心が奮い立ちました。また、駒場の試合は英語の実況も、国際試合の雰囲気が出ていて、いつもの駒場の風景が違って見えました。
いづれの試合も、お互い譲らず好試合でしたが、全北はKリーグでの立ち位置での差、神戸はこの試合に勝つための主力で望んできた事が勝因につながりましたね。これがカップ戦の戦い方。横浜は、先を見越してかスタメンをサブ組で構成してきたのと、神戸の気迫に負けた事が敗因ですかね。
また、残念ながら浦和から神戸に移籍した汰木選手ですが、さらに成長したなあと嬉しく思いました。技術力の高いプレーはさらに進化し、加えて死に物狂いでボールを追っかけている気持ちの強さを見せてくれたからです。
今日は浦和の試合、JDT戦、盛り上がってきています
今日、20:00からは、JDT戦。
朝からちょっと振り返ろうと思い、納戸にあるお宝箱からこんなものたちを引っ張り出してきました。
2007年決勝のマッチデープログラム
この試合行ったはずなのに、残念ながらあまり記憶にない。
でも、この当時のメンバー、豪華ですよね。技術面、精神面で全てのピースが揃った完璧なチームでした。絶対的エース、絶対的10番、天才、ドリブラー、鉄人、水を運ぶ男、闘将、高精度レフティーなど。もうみんなすごいです。
ふと想像したのが、彼らが昔のまま現代にタイムスリップして、現役のチームと対戦したらどっちが強いんだろうって事です。
自分はまだこの頃のチームの方が強いと思っています。それは、まだ現役チームは成長過程であるということ。相手の当たりに屈しないフィジカルの強さと、精神力さえ備わって来れば、この域を越えることは十分にできます。今回のACLでの戦いで成長してくれることを期待しています。
また、この時はオジェック監督が年間通して指揮してのACLだったんですよね。結果として、2017年、2019年は、監督解任後の監督が率いた大会。いわば、緊急政権だったわけです。そういう意味で、チームとして落ち着いたしっかりした大会だったなと思うんです。
また、この優勝が、チームやサポーターに、ACLで戦う素晴らしさ、価値を理解した重要な優勝だったと思います。
2017年決勝のマッチデープログラム
ミシャ色の強いこの大会メンバー。でも監督は、堀監督です。ミシャさんは、攻撃の基礎は作ってくださいましたが、守備練習はしなかったという事が示すように、やはり脆いところがありました。やはり、守備が強くないと優勝できない。これは確実に言えますし、残念ながら華やかに見えるミシャサッカーの厳しく言えば欠陥だと思います。
このマッチデープログラムで、堀監督はこう語っています。
これまで何度も、勝てば優勝が決まる試合で、大勢の皆さんに応援されながら、よい結果を出すことができませんでした。このビッグタイトルを獲得することで今までの浦和レッズとは違うんだというところを示したいですし、それは選手たちも同じ気持ちなんです。
戦術的な部分も大事ですが、どれだけタイトルを獲りに行く気持ちを出せるか。そういう試合でもあると思います。皆さんの熱い思い、熱い後押しを受け、アジアの頂点に立って喜び合うために、最後まで全力で戦います。
ミシャの財産を受け継ぎ、守備を整備した堀監督。見事に優勝して見せます。
特に、この大会は、槙野選手、長澤選手が効いていたと思います。フィジカル面で外国人に当たり負けしないプレーが外国勢と戦う場合重要ですし、彼らのそういうプレーが優勝に導かせたのではないかと思っています。
それと、チーム・選手・サポーターが一体となってタイトルをとりに行く気持ち、熱い思い、大事ですね!!
ラファエルシルバのゴールが決まった後や試合終了時の、スタジアム全員が叫ぶ「We are REDS」コールは今まで最大かつ地響きのような声でした。またそんな声が聞ける日が来るのを楽しみにしています。
ちなみに自分はコレオグラフィーで、レッズのエンブレムの黄色いボーるの部分に当たる席で、珍しい黄色い紙を掲げていました。
2019年決勝のマッチデープログラム
この大会もオリベイラ監督が解任された後、引き継いだ大槻監督が率いた大会。
ミシャ色はとうに消え、鹿島ばりのフィジカルサッカーを繰り出していたオリベイラサッカー。成績悪化を理由に解任され、大槻監督がまたも引き継ぎます。大槻監督のモチベーターとしての功績と守備の強化により、決勝までは辿り着くものの、2回目の決勝での対戦となったアルヒラルとの戦いで惨敗します。
このマッチデープログラムで、大槻監督はこう語っています。
きょうで今季のACLの闘いが完結します。選手たちは全てを出し尽くします。共にACLのたいとるを獲りましょう。最後まで皆さんの力強い後押しをお願いします。
でも、浦和の選手は全力を尽くしてくれたけれども、2年前の決勝で負けたアルヒラルは、その屈辱をバネに確実に成長し、浦和が追いつけないレベルにまで達していたのです。特にカリージョ選手の圧倒的なフィジカルと技術に関根選手はふっとばされ、2年前2枚目のイエローカードで退場となったサレム・アルドーサリ選手には、点を決められるなど、手も足もでない試合でした。
自分は、望みのチケットがなく、残念ながらなんと1.2万円もするアルヒラルのベンチの裏の席で観戦。試合後のレッズの選手(特に関根選手)、歓喜するアルヒラルの選手(特にカリージョ選手)を目の前で見ました。あの屈辱は心に刻まれています。
うなだれる関根選手。がんばれ!!
カリージョ選手とゴミス選手。覚えてろ!!
今日の試合、気持ちで負けない試合を
2017年、2019年のような監督解任後ではなく、今回は、リカルド監督2年目で、安定した状況の中で臨めるACL。今のレベルがどこまで通用するのか?すごく楽しみです。
ただ心配なのは、経験値。ACL初めての選手ばかりなのです。
2019年の決勝は、たった3年前の試合ですが、この試合の出場選手はほとんど残っていません。現在在籍しているのは、西川選手、岩波選手、関根選手、柴戸選手のみ。
これからのノックアウトステージ、フィジカルでゴリゴリ来るチームは多いと思います。柴戸選手、岩波選手といったACL経験者が、当たり負けせず、ゴリゴリいってくれること、期待しています。
特に関根選手。カリージョ待っとけ!!くらいの熱い気持ちで、今日の試合を引っ張っていってください。期待してます。
それでは、スタジアムに移動します。精一杯、声出しして後押しします!!
[…] 昨日の記事(【ACLノックアウトステージ始まりました】浦和サポの方へ)でお話ししたように、試合前、昔のACLのマッチデープログラムを見ながら気分を盛り上げていました。 […]
[…] 【ACLノックアウトステージ始まりました】浦和サポの方へでお話ししましたが、関根選手は、2019年のACL決勝でアルヒラルのカリージョ選手にやられた悔しさを忘れるはずがありません。 […]