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【浦和レッズ観戦記 ACL準決勝から1ヶ月】浦和サポのみなさんにココカゼ!!

8月までの上昇気運は何処へやら、下降線を辿るレッズ

ACL準決勝 全北戦 直後にコロナになってしまい、1ヶ月ぶりに参戦した9月25日ルヴァンカップ準決勝 セレッソ戦 第2戦。

衝撃の負け試合で、言葉もなく娘とトボトボ帰りました。

9月の戦績

ACL準決勝が終わり、9月に入っての戦績は以下の通り。一言、勝てません。

アウエー鹿島戦   △ 2−2
ホーム柏戦     ○ 4−1
ホームセレッソ戦  ● 0−1
アウエー湘南戦   △ 0−0
アウエーセレッソ戦 △1−1
(ルヴァン準決勝)
ホームセレッソ戦  ● 0−4

柏戦は、柏がなぜか浦和を過剰にリスペクトしていて消極的に見えたのと、申し訳ないが染谷選手の2つのミスに助けられたもの。あの試合で浦和がちょっと自信過剰にならないか?と心配になるような試合でしたね。

その後の湘南、セレッソには内容で圧倒され、勝てなかったのは痛恨の極みでしたね。

コロナや怪我などの要因もありましたが、リーグ優勝を目指すなら、そんな言い訳できませんよね。

その不調が始まった起点は?

自分の勝手な推測にしかすぎませんが、リカルド監督の発言からなのではないか?と思っています。

柏戦試合前のリカルド監督 定例会見(9/9)

(リカルド監督はよく「完全なチーム」、「完璧な試合」という言い方をするが、そういうチームになる、そういう試合をするために足りないものは何なのか?)
「今、完全なチームに向かっていると思います。今季の後半に入り、7月8月でポテンシャルを見せることができていると思います。強い相手に対して良いプレーができ、さらに圧倒的な点差で勝つ試合もありましたので、未来のレッズの姿が垣間見られたと思います。出ていない選手たちが良いプレーを維持し、戦い続けることがある程度保障されてきたと思います。それで完全なチームに近づいていると感じています。また、一度完全なチームになったと感じたら、その後は安定が大事になってきます。1ヵ月、2ヵ月良いパフォーマンスを見せ、その後に落ちてしまうのではよくありません。1年間しっかりと高いパフォーマンスを維持し続けることが大事ですし、さらには複数のシーズンにわたってそれを維持していくことも大事です。それを達成するためには、チームの特長にあった選手を補強し続け、チームを成長させ続けることが大事です。また、これを維持するためにもう一つ必要なものが、ハングリー精神だと思います。選手たちを飢えた状態にしておくことも必要です」

※浦和レッズの公式ホームページから引用

この内容は、スポーツ紙各紙が取り上げていました。

この中で自分は、「完全なチームに近づいていると感じています」という言葉が気になりました。確かに、その頃は、ACLを決勝まで勝ち上がり、鹿島に対して2点リードされていたのを追いつき、引き分けに持っていきと、その言葉を発してもおかしくない状況でしたし、自分もそう思っていました。

でも結果的に、以降の戦いで、完全なチームには近づけていない、まだまだだということを証明してしまったわけです。内容的にも圧倒されて。実際、前からプレスに来るチームを明らかに苦手にしてますよね。

完全なチームの言葉の定義がなんなのか?というのもあります。自分は、1年間継続でき、複数年維持するのが完全なチームなのかなと思います。連覇していた川崎のような。好不調の波があるチームは完全なチームではありません。

このような言葉の定義が人によってはどうとでも取れる表現は、言葉が一人歩きして、慢心につながるのではないか?と思うんです。つまり、この言葉が選手たちに慢心を与えたのではないか?と推測してしまいます。

リーダーは勝って兜の緒を締めよ。常に謙虚に。言葉を慎重に選んで発言すべき。言霊は怖いと認識すべき。だと思うんです。

思い起こされるのはあの言葉

この言葉から自分が連想したのが、ミスターレッズ福田正博選手の「負けないよ」という言葉。オールドサポーターの皆さんならピンとくることでしょう。

2002年10月19日埼スタでの名古屋戦、試合後のインタビューで、福田選手が放った言葉です。この試合に勝ち9連勝したものの、その後の公式戦は11連敗。

ググってみたら、島崎さんの浦研プラスの以前の記事に、負けないよの本当の理由がありました。それによると、劣勢を跳ね返した試合内容から「そうそう簡単には負けないよ」って意味合いだったそうなのです。それを短く、「負けないよ」って言葉で表現してしまったため、それが一人歩きし、取る人によっては、このまま勝ち続けるよというような、自信過剰な言葉になって伝わっていったのです。自分も聞いた時、そう思いました。この言葉がどう影響したのかわかりませんが、結果的に残りの試合を全敗することになったのです。

言葉というものは恐ろしいものです。そういうつもりで言っていなくても違う意味合いに取られる。監督やベテランのような先に立つものは、慎重に言葉を発する必要があります。

チーム内や、外部、他チームに向けてどう影響があるのか?ちゃんと考えてから発言する必要があると思います。

もう一度見つめ直して

まだ、引き出しが足りない

完全なチームでは全くないと思います。それを目指すならば、やはり攻撃の幅、引き出しを多く持つことかなと思います。リカルドのスタイルで戦えなかった時の応用が効かないのが今の状況だなと思います。

特に、前からプレスするチームには、

・徹底的にサイドの裏に放り込むロングボール作戦を取る
・タワー系のポストプレーのできるフォワード、エメルソンのような圧倒的なスピードを持つ裏抜けができるフォワード(リンセンがそうであると信じていますが)を加えて、相手のディフェンスラインを押し下げ、スペースを作り相手のコンパクトな守備のつながりをきる。

など必要ではないかと思います。

今後の選手の成長や選手補強含めて、数段ステップアップしないと、Jリーグ優勝など全く届きません。きっと。

方向性がおかしくない?

名古屋もセレッソに対しても、ルヴァンでのアウエイとホーム、Jリーグの試合と、3試合続けて行いました。

その時のスタメン配置が、Jリーグよりルヴァンカップを重視しているように見えました。それでいいのでしょうか?自分は、Jリーグの方が大事だと思っていますし、最近のJリーグの試合は全く納得いきません。確かに、タイトルや賞金という観点ではルヴァンかもしれません。

でも、そもそもリーグ優勝を目指していたチームがなぜ最後までリーグ戦を全力で戦わないのか?と疑問に思います。

一体感失っていないか?心配

試合後の挨拶がバラバラなのが気になります。選手の温度差があるというか。今一度一致団結して残りの試合を乗り切らないと、サポーターとしても消化不良に陥ります。チーム内でいいので、残りの試合に対するプランやテーマを明確に定めて、しっかり戦っていこうではありませんか!

まず次の広島戦全力で勝つしかない

チームの士気は勝つことによってしか上がりません。なので、次の試合、スキッぺ監督率いる難敵広島に全力で挑んで勝利を勝ち取る以外ありません。

浦和がラブコールしていたソティリウ選手が在籍していることもあり、浦和の素晴らしさをアピールする試合にしたいですね。

また、娘が単独でアウェー遠征、初参戦するということでも、絶対勝ってほしい試合です。

今回は、苦言を呈する内容になってしまいましたが、それもこれも浦和を愛し強くなってもらいたいからこその提案です。ご容赦ください。 それでは!!

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  1. […] 前回の記事、【浦和レッズ観戦記 ACL準決勝から1ヶ月】浦和サポのみなさんにココカゼ!!での心配がそのまま出てしまいました。 […]

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