マックス フェルスタッペン選手おめでとう!!
2度目のワールドチャンピオン獲得おめでとうございます
本日、鈴鹿サーキットで行われたF1日本GPの結果、マックス フェルスタッペン選手、2度目のワールドチャンピオン獲得おめでとうございます。
今シーズンは、圧倒的な速さと強さで、2022年シリーズを席巻しました。ドライバー、チームメート、クルマ、チーム一体となった素晴らしい勝利だったと思います。
自分の見方では、昨年は正直ハミルトン選手のチャンピオンが妥当だったと思います。結果的にF1の運営側のセーフティーカー時の周回遅れの取り扱いの不味さによって得た、ラッキーなチャンピオンと思っていました。
しかし、今年は正真正銘の実力でのチャンピオン獲得だなと思います。
最初のスタートの1コーナーの突っ込み、「うぉおー」って叫んでしまいました。チャンピオンの迫力でした。
今年は、圧巻の走りでした
グランドエフェクトカーにレギュレーション変更された今年、この変化にうまく追従したフェラーリが序盤は勢いがありました。ホンダパワーユニットとレッドブルチームの技術力に下支えされたマックス選手の走りは、徐々に盤石な域に。レースごとに圧巻の安定した走りを見せ、まさに横綱相撲。あと2年は大きくレギュレーションが変わらないため、マクラーレンホンダ時代以来の黄金時代が築けていけそうな予感がしますね。
受け答えにチャンピオンらしさを感じました
ホンダのウエルカムプラザで行われた「HONDAハート FORMULA 1 DREAM」というイベント。
そこに登場した、レッドブルのドライバー2人。
中でも、マックス選手は、進行役の女性に対してしっかりと顔をむけ、目を見て真摯にしっかり落ち着いて答える。言語化する能力も高くわかりやすい。まさにチャンピオンらしい落ち着きと器を感じました。
昔のイメージはかなりやんちゃなイメージを持っていましたが、環境が人を作るというか、成長させたんだなと思いました。
(ちょっと残念だったのは、このイベントの進行がグダグダで、通訳も少なく、もうちょっとしっかりやってほしいと思いました、ホンダさん!!)
ペレス選手の貢献無くしてこの結果はない!!
でも、チームメイトのペレス選手の貢献、大きいと思います。
先週のシンガポールグランプリ、珍しくチーム側の給油量の失敗により、マックス選手が予選で結果が出せませんでした。そんな時こそ、ペレス選手のチャンス。雨のコンディションでの刻々と変化するコースコンディションを読みながら、見事に2位のルクレール選手を抑えて、優勝。もう、渋い大人の走りに感動しました。
今回の日本GPでも、マックス選手のチャンピオンシップのライバルである2位のルクレール選手を激しく追い上げ、結果的に最終シケインでのミスを誘発、見事に1−2フィニッシュ!マックス選手のチャンピオン獲得に大きく貢献しました。
今シーズン初めは、レギュレーションが変わって、予選のマックス選手との差がかなり縮まっていました。ただ、徐々にチーム全体がやはりマックス選手好みにマシンを作り上げてくると、差が開いてきていましたが、やはりここぞという時のレースの強さはさすがでしたね。
チャンピオンも決まりましたし、今期残りの4レース、ペレス選手の勝つチャンスが大きくなりましたね。メキシコもあります。セナがベルガーに勝利を譲ったように。
レッドブルホンダ、マシンも最高!!
フェラーリのマシンは速かったのですが、タイヤのデグラデーションの悪さが響いてレース終盤で失速するという傾向にありましたね。回答性がいいという話でしたが、タイヤに依存したマシンだったんですかね。
あと、フェラーリのレース戦略のグダグダはなんとかならないもんですかね。ルクレール選手もサインツ選手もかわいそすぎます。
それに比べて、レッドブルは空力、おそらくマシンの操縦安定性も高くタイヤに優しいマシンを設計できた技術力の勝利とも言えます。チーム戦略もチャレンジングかつ失敗しません。
また、なんと言ってもホンダパワーユニットのパワーが素晴らしく、ストレートエンドでの最高速を何度となく叩き出していました。開発が凍結されたパワーユニットなのにどうしてこんなに速くなったのか?疑問でしたが、この前のDAZNの放送の中で、新しい燃料との組み合わせがうまくいったような話がありましたね。
いづれにせよ、全てのパッケージの勝利であることは間違えありません。
残りのレースも色々とありそうですね!
チャンピオンが決まって、残りのレースは、ドライバーたちはしがらみから解放されて純粋なレースが繰り広げられそうです。
来季の未決定のシートは少ない(ハース?ウイリアムズ?)かと思いますが、厳しい選手は必死に結果を出そうとしてきますね。
今シーズン残り4レースも楽しみましょう!!それではまた!!