糸島ドライブの1日
娘と一緒に帰省した5月末。1日フリーの日があって、娘とどうしようかと考えた結果、糸島へのドライブに行くことにしました。
ですが、当日朝起きたのが9時過ぎ。ぐずぐず準備する娘にイライラしながらも、朝食は取らずに出発。もうこれは朝+昼兼用のブランチだなと思いつつ、糸島方面に向かいました。
運転中にふと、糸島と言えば「安全食堂」って店があったよな!いろんなところで紹介されていて、いつかいってみたいなと思っていたな!と思い出しました。
娘は、埼玉生まれなのですが、DNAなのか?父親の教育が良かったのか?小さい頃からラーメンと言えば「白いラーメン」というほど、とんこつラーメンが大好き。
父親の提案に、娘は二つ返事。直行しました。
糸島にある安全食堂さん
糸島半島の付け根の辺りにあり、天神方面から糸島半島を海岸線沿いにドライブしようとしても、それほどコースを外れない位置にあります。
開店11時の15分前に到着。その時点で、駐車場に4,5台の車が止まっていて、クルマの中でお客さんが待っていました。開店10分前になると店員さんが出てきて暖簾を出して開店。待っているお客さんのために早めにオープンとはなんて優しい。これだけで気に入ってしまいました。
開店と同時にお店に入ると、カウンターに案内されました。程なくしてあっという間に満席。人気の程がわかります。
初めてきたので、普通にラーメンかなと思っていると、娘がラーメンと、ググって人気だという「焼きめし」をも注文。ブランチだとは言え食いすぎじゃね?と思いましたが、これがまた当たりでした。
スタッフさん達のすごい一体感!!
料理が来る間に何気にカウンターから厨房を何気に見ていたのですが、スタッフの皆さんに感動!
まず、ラーメンを作るご主人。失礼ながら、80近いのではないかと思う風貌からは想像できないほどの手捌きで、どんどんラーメンを作っていきます。
自分の目の前には、中華鍋が3つ並んでいて、2つはチャーハン用、1つはチャンポン用。ふたりの若者がチャーハンを、年配の奥様がチャンポン担当。いろんな会話をしながらも、無駄のない動き。狭い厨房でややもすると体が当たったりするところを、全く当たらず、流麗な身のこなし。
その他、ホール担当、レジ担当ともうひと方後ろの方にいらっしゃったと思います。
何か、スタッフの皆さんがお互いを知り尽くしていて、見事なまでの流れるようなチームワークが繰り広げられているこの光景に感動を覚えましたし、これこそ一体感の極致だ!と感動せざるを得ませんでした。
こんな方達が作るラーメンは美味いに違いないと確信しました。
焼きめしが到着
ちょっと脱線 焼きめしとチャーハンの違い
福岡で育った自分は、子供の頃から、チャーハンとは言わず焼きめしって言っていたんですね。同じような料理なのになんでだろうなと疑問に思ったので、ググってみたら、こちらのサイト(焼き飯とチャーハンの違い)が教えてくれました。一部引用させていただきます。
焼き飯とチャーハンの大きな違いは、卵や具の扱い方です。
焼き飯は、ご飯を炒めてから卵や他の具を入れるのに対して、チャーハンは、具と卵を炒めてからご飯を加えます。
(中略)
なぜ、焼き飯とチャーハンという2つの呼び名ができてしまったのかには諸説ありますが、東日本はチャーハン、西日本は焼き飯と呼ぶことが多いのだとか。
東日本では昔から焼きおにぎりのことを「焼き飯」と呼んでいたので、中国から「炒飯(チャオハン)」が伝わってきたときに、チャオハンに似た発音のチャーハンと呼ぶようになったとされています。
一方、西日本には焼きおにぎりを焼き飯と呼ぶ文化が無かったため、鉄板文化が根付いていることもあり「焼き飯」と呼ぶようになったという説があります。
さらに、焼き飯は味付けが自由自在で何でもあり! しょうゆ、塩コショウ、コンソメ、すき焼き風などさまざまなのに対して、チャーハンは塩コショウ、しょうゆ、中華スープの素というのが一般的。
だから福岡では、焼きめしって言っていたんですね!納得!!
焼きめし 到着!!
で本題に戻って、最初に焼きめしが到着。ううっ、山盛り。すごいボリューム!!
「だから言ったじゃん!食いきれんの?」と娘に言ったのはいまでもありません。でも、娘は「余裕!余裕!」という返事。
「あーあ」と思いながら、一口食べたら、うっうまい!!
人気のメニューであることに納得。周りを見ると、焼きめしだけ食べているお客さんもいるという事実。もはや、主役級の存在なんです。
(残念ながら写真を撮りそびれてしまいました。以降に引用させていただくYOUTUBEチャンネルの動画を参照してください。)
ラーメンが到着
主役が到着
ただ、やっぱり主役はラーメン。いよいよ到着です。
見た目は何気ない普通の豚骨ラーメン。豚骨の匂いもそれほどしない。
ですが、スープを一口味わってみると、優しい味。あっさりではあるが、奥深い味わい。とにかくバリうま!うまいとしか言えないラーメンです。
本場の福岡での豚骨ラーメンの中にあっても、突出したうまさに感じました。
ご主人はじめ、スタッフの皆さんが一生懸命、真面目に作ってこられた渾身のラーメンなんだなと思いました。
自分の中では、トップランクに躍り出た豚骨ラーメンでした。
自分的にトップランクのとんこつラーメン
ラーメンと焼きめし半分でお腹いっぱい。美味しくいただきました。
正直、最初にお店の名前を聞いた時に何が安全なの?って思いました。ググってみると、どうやら、「国道沿いに店が出来た時、交通安全を祈願して名付けられた」という由来らしいです。
ですが、鉄板の味=後悔させない味=安全な味と勝手に理解しました。100人中99人がうまい!また来よう!と思う味だと確信しました。
帰省の際は、第1優先で行かなければならないラーメン店になりました。
みなさんにも、ぜひおすすめしたいお店です!
YOUTUBEでも挙げられていました
埼玉に戻ってYUOTUBEを見ていると、いつも見させて頂いている「福岡ご当地おうちグルメch」さんに安全食堂さんの動画がありました。引用させていただきます。
やはり高評価でしたね。撮りそびれた焼き飯のサイズ感もご覧になれると思います。
お腹いっぱいになったところで糸島ドライブ
最後に脱線します。安全食堂を後にして、糸島半島の東海岸から1周ドライブ。途中のコーヒーブレイクで「糸島茶坊」さんに寄りました。
海岸線沿いのおしゃれな店構えのお店。
コーヒーブレイクでしょ、と思っていたら、なんとパンケーキを注文するという暴挙に出た娘。信じられません。
まあそれ以降も、色々食べてて、最後には若いっていいことだなと思うしかない1日でした。