今回は自営業の方を想定したケーススタディです
今回は、俗にいうマス層(金融資産3000万未満)の方達を想定したケーススタディになります。
ということで、早速やっていきましょう。
これはあくまでケーススタディであって、実例ではありません。自分が勝手に設定したケースであって、現実とアンマッチな部分はあると思います。一例ということで、参考にしてください。
モデルケース
現在 夫:自営業者 70歳、妻:専業主婦 70歳のケースを想定しました。
夫退職時期: 70歳
金融総資産: 2500万円
(内訳)
・退職時の貯金 夫 2500万円 妻 0万円
・退職時の社内預金 なし
・退職金 なし
・確定拠出年金(一時金) なし
・個人年金 なし
・失業保険 なし
国民年金:
夫 70歳から受給 月6万円 妻 70歳から受給 月6万円
生活費:相応な額を入力
不動産:1000万円
この条件を、ライフプランシートに入力します。
ファイルはこちら→ Life-Plan-Sheet_ver0.0_1
計算結果
93歳時点で、金融資産がマイナスになってしまいます。
自営業者の方は、会社員の厚生年金がなく、国民年金のみ受給であり、年金受給額が少ない傾向にあります。よって金融資産の減少スピードが比較的はやくなります。
変更① 厚生年金の受給時期を繰り下げ
これは、厚生年金の繰下げにより厚生年金を増額し、金融資産を延命させる対策です。
厚生年金の受給時期を、夫婦とも70歳から75歳にすると、金融資産がマイナスになる年齢が93歳から97歳にまで伸びます。
変更② アルバイト+厚生年金の受給時期を繰り下げ
70〜80歳まで月5万、年間60万の副業やアルバイトをすることにします。
すると、109歳まで金融資産が延命します。
いかがでしたか?
こんな形で、ライフプランシートは、収入の不足を明確にしたり、年金の繰下げの検討にも活用できます。
みなさんご活用ください。それでは!!
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