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【国民年金への切り替え】退職される方にココカゼ!!

退職後は、厚生年金から国民年金への加入が必要

会社在職時は、厚生年金を支払っておりました。

退職すると、厚生年金の資格喪失のため、60歳未満の方で退職後にすぐに転職しなかったり就職しない場合は、国民年金加入および、年金の払い込みが必要です。

今回、私と妻の分の以下の項目の支払い手続きをしようと考えておりました。

① 国民年金の支払い(60歳まで)
② 付加年金
③ 任意加入(国民年金の未納分(大学時代)の支払い方)

それらのことについてお話ししますね。

手続き先

加入手続きは以下のいづれかで可能です。

・住民票住所地の市町村役場(自分の場合は、さいたま市役所)
最寄りの年金事務所

年金事務所は混雑しているということでしたので、自分の場合さいたま市役所に向かいました。

国民年金の支払い

自分と妻の国民年金加入手続きをしに、年金手帳を持っていきました。

支払い方

国民年金の支払い方としては、以下の3つがありました。

①納付書払い
②銀行口座振替
③クレジットカード払い

自分の場合、クレカポイントを考えて、クレジットカード払いを基本に考えていました。

次に出てくる2年前納する金額 382550円 支払いとして、
ポイント1%となると、3825円 でかいです。

前納制度

まとめて支払うと、その分割引しますよという制度です。割引額無視できません。

・6ヶ月前納   98530円 (毎月支払いで   99660円) 1130円割引き
・1年前納  195140円 (毎月支払いで 199320円) 4180円割引き
・2年前納  382550円 (毎月支払いで 398400円) 15850円割引き

自分の場合、どうせならとっとと払ってしまった方が、後腐れないかと思い、
2年前納を基本に考えていました。

ただし、タイミングがあって、以下のように事前の2月末、8月末に申し込みが必要なんです。

・6ヶ月前納  4月〜9月(前の2月末までに申込)
10月〜翌年3月(前の8月末までに申込)
・1年前納   4月〜翌年3月 (前の2月末までに申込)
・2年前納   4月〜翌々年3月(前の2月末までに申込)

自分の場合の支払い方(60歳まで)

上記を踏まえて、 市役所で支払い方の申込をしました。

すべてクレジットカード払いにしたかったのですが、自分の場合、21年9月1日付の退職でしたので、上記の前納制度のタイミングの絡みで早くても22年4月からしかできませんでした。

よって以下のようになりました。

21年9月分 納付書支払い

後日郵送されてくる納付書を使って、銀行支払いをしました。

その後の6ヶ月分(21年10月〜22年3月分)前納 納付書支払い

この期間は前納できるということでしたので、市役所にて手続きをしました。
後日納付書が送られてきて、銀行支払いを済ませました。

6ヶ月前納で、1130円お得になりました。

その後の2年分(22年4月〜24年3月分)前納 クレカ支払い

この期間は前納できるということでしたので、市役所にて前納手続きおよび、クレカ支払い手続きをしました。

4月にクレジットカードで引き落とされ、15850円の割引と、クレカポイント3825円で、合計19625円お得になりました。

前納2年+クレカ払い お得です!!

2年分まとめて払う勇気があれば、やらない手はありません。

前納制度の注意点 (税金の社会保険料控除の件)

税金の控除の中に社会保険料控除というものがあり、それには年金や健康保険の支払い額も含まれます。

2年前納した場合、支払った1年目の確定申告で、2年分を社会保険料控除にすると、2年目の控除がなくなる。1年目、2年目を均等にできないか?と思いました。

市役所の方に質問したら、1年目、2年目それぞれ1年分を確定申告すれば均等にできますよ、ということでした。

付加年金のお話

付加年金というお得な制度があるということを、今回市役所の方に教えてもらいました。

付加年金とは?

毎月の国民年金の支払いに対し、400円多く支払うことを言います。

受け取れる年金は、仮に10年間、付加年金を支払ったとすると、

・支払った保険料総額      400円×120月=48000円
・1年間に受け取る付加年金額   200円×120月=24000円

つまり、2年で元が取れて、それ以降終身でもらえてお得ということです。

自分は10年もないですが、少しでも増やせるならやらない手はないと考えました。

手続きは?

付加年金は、今回市役所で申し込み可能でした。

注意点

国民年金基金との併用はできないとのことでした。

自分は、検討した結果、国民年金基金に魅力を感じなかったので、付加年金を選びました。

任意加入(60歳から)のお話

自分には、大学時代に国民年金の未納期間があって、そのことについて、今回市役所の方に教えてもらったのが、任意加入でした。

任意加入とは?

任意加入とは、60歳から65歳になるまで、国民年金の未納分を支払うことです。

国民年金を満額(約78万)受け取るためには、保険料を20歳から60歳になるまでの40年間納めなければなりません。

自分のように、大学時代に3年間未納期間がある人は、60歳から65歳になるまでの最大5年間、未納分を払うことで、年金額を満額もしくは満額に近づけることができます。

自分の場合

さいたま市のパンフレットによると、ちょっと古いですが平成29年で計算したものの例で、

・未納分3年分任意加入する保険料              593640円
・任意加入により増額する年金額                                          58448円
・受給から10.2年間で任意加入によって受け取れる年金額    596170円

要は、10年ちょっとで元が取れて、それ以降は終身でもらえてお得ということです。

これも、やらない手はないと考えました。

手続きは?

任意加入は、今回できるわけではありませんでした。

60歳誕生日の前日に、市役所で手続き可能とのことでした。

忘れないようにいかないと!!

まとめ

国民年金の加入自体はスムーズにいきましたが、付加年金や任意加入など、新たに教えてもらったものもあって、少し戸惑いました。

しかし一通り全容がわかって、あとは払っていくだけという状態になりました。

 

退職された方で、国民年金+αの加入について少し手間どうかもしれませんが、今回の記事を読んでいただき、できるだけスムーズに手続きができれば嬉しいです。

それでは!!!

 

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