3つのうち残りの2つの計算結果シートの解説です
入力シートに数字を入力したら、自動的に3つの計算結果シートが出来上がります。
①ライフプラン一覧
②夫 年金税金健保 一覧
③妻 年金税金健保 一覧
今回は、②、③について解説します。
ここれらの計算結果シートは、デフォルトでロックがかかっており、数字をいじることができなくなっています。閲覧のみのシートになります。
計算結果シート② 夫 年金税金健保 一覧
計算結果シート③ 妻 年金税金健保 一覧
このシートは、夫、妻各々の年金をメインとした所得額をまとめ、所得の種類に類別し、それを用いて税金の計算と健康保険の計算をする流れになっています。
所得額のパート
このシートの最初のパートは、年金をメインとした所得額の一覧です。
年金ごとにそれぞれ税金を計算する上での所得の種類に類別されます。
税金計算(所得税、住民税)のパート
次のパートは、税金上での所得の種類にそれぞれの年金を当てはめ、合計所得額を計算します。
次に所得税の計算ですが、所得税の控除額を計算して、先ほど計算した合計所得から差っ引いて課税所得額を計算します。その後税率をかけて所得税が計算されます。
続いて住民税も、住民税の控除額を計算して、先ほど計算した合計所得から差っ引いて課税所得額を計算します。それをもとに税率をかけて住民税を計算します。
ただし、住民税の計算は、前年の結果をもとに今年の分を計算することになります。つまり、前年2月に所得税の確定申告をした内容が、翌年度の住民税を決めていると言うことなんですね。
国民年金のパート
続いての国民年金のパートは、以下の二つの項目を反映します。
・60歳前に退職した場合は、通常の国民年金の支払い
・60歳までに未払いがある場合は、60歳〜65歳までに任意加入し未払い分を払う
健康保険のパート
続いて、健康保険のパート。
健康保険は、いろいろあって結構複雑です。
国民健康保険
国民保険は加入する際は、各市区町村に保険料を支払います。
入力シート②の国民健康保険の計算に必要な税率や限度額を用いて計算されます。
それ以外の健康保険
退職した会社に制度がある場合の、任意継続健康保険、特例退職者健康保険、75歳以上になったら適用される後期高齢者健康保険、介護保険について、入力シートの情報をもとに自動計算します。
健康保険の自動選択と健康保険額計算
これまで計算してきた健康保険を自動選択し健康保険額を計算します。
難しいところは、
・特例退職者健康保険に加入するか?できるかどうかは、妻の収入による(180万以下などの条件)
・65歳以降は介護保険は、各市町村に別途支払う
・夫が75歳になったら後期高齢者保険に移行、年下の妻は、国民年金に変更。75歳になったら後期高齢者保険に移行。
これらを自動で切り替えて計算しています。
ライフプランシートの使い方説明は以上です
使ってみての質問や不具合ありましたら、コメント欄で教えていただけたら嬉しいです。
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