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【健康保険の切り替え】退職される方にココカゼ!!

退職時の健康保険の切り替えについてのお話しです

こんにちは。
今日は曇りで、湿度はあるものの暑さは和らいでいて、ちょっとホッとしますね。

そんな今回は、健康保険の切替のお話です。

在職中は、会社の健康保険という有難い制度があり、そちらに何も考えず加入していました。

退職後は、別途いずれかの健康保険に加入する必要があり、退職時に選択する必要性があります。

それぞれ、どんな特徴があるか?自分はどのように選択したか?も交えお話ししますね。

選択肢は4つ

以下の4つの選択肢がありました。

①任意継続健康保険

会社の健康保険が退職後2年間継続できる制度。
国民年金が前年の所得に依存するため、退職後の2年間、高額になる。
この制度に加入することで、それを抑えてくれる。

②国民健康保険

他に選択肢がない場合、これに加入するしかありません。

③家族の扶養に入る

子などの被扶養者の扶養に入り、被扶養者の勤務先企業の健康保険に加入する。
実際に扶養されている証明など難しい。

④再就職先の健康保険に加入

退職時に再就職先が決まっていればいいが、そうでない場合これも難しい。

それぞれの特徴を表にまとめてみました。

①任意継続健康保険②国民健康保険③家族の扶養に入る④再就職先の
健康保険に加入
加入可能
期間
退職から2年間75歳未満(被扶養者の企業による)(再就職先企業
による)
保険料退職時の
標準報酬月額から決定
前年所得・世帯人数・固定資産等から決定子などの被扶養者の勤務先企業で決定される金額再就職先企業で決定される金額
支払い先健康
保険
退職した会社の健保市区町村被扶養者の企業
の健保
再就職先企業
の健保
介護
保険
65歳未満
→ 会社健保
65歳以上
→ 市区町村
65歳未満
→ 被扶養者の企業
の健保

65歳以上
→ 市区町村
65歳未満
→ 再就職先企業
の健保

65歳以上
→ 市区町村
メリット世帯人数によらず
 一律額

健康診断を受診可
・扶養に入っても、被扶養者の支払う金額は変わらず。金額的にメリット大。退職時点で再就職の選択肢がなかった。
デメリット前年の所得が多い退職後や、年金受給などで高くなる。
妻や子など世帯人数が増えると増額する
・扶養されている証明が必要。かなり難しい。

任意継続か?国民健康保険か?で検討する。

4つの選択肢の中で、③家族の扶養に入る/④再就職先の健康保険に加入 は
自分の場合難しく、①任意継続健康保険/②国民年金で検討していくことにしました。

任意継続制度は、上の表のように、一律額であり、わかりやすかったのですが、国民健康保険額の計算の仕方がわからなかったので、さいたま市のホームページで、計算の仕方を調べてみました。

国民健康保険の計算

今回は、例として、自分が住んでいるさいたま市における計算方法を記載します。

国民健康保険は、住んでる市区町村によって、計算方法が異なります。これを参考に、各自の住んでいらっしゃる自治体のホームページを調べてくださるようお願いします。

さいたま市の場合の計算方法と計算例

計算方法は大まかに以下の通りです。

年税額=医療分(所得割額+均等割額)+支援分(所得割額+均等割額)
    +介護分(所得割額+均等割額)

  • 所得割額:国保加入者全員の課税標準所得額 ×所得割税率
  • 均等割額:国保加入者の人数×均等割(1人あたり)

各自治体、だいたい同じような計算方法で、税率や上限額がことなるのではないかと思います。

ただ、これだけじゃなんのこっちゃって感じだと思いますので、
さいたま市のホームページさいたま市 国民健康保険税の計算にわかりやすい計算例が記載されていましたので、そのまま引用させていただきます。

=====================================

前年所得:給与所得300万円(源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」が所得にあたります)
年齢:42歳(医療分・支援分に加え介護分もかかります)

課税標準所得額

所得300万円-基礎控除43万円=257万円

医療分
  • 所得割額:257万円 × 税率 7.26% = 186,582円
  • 均等割額:30,900円 × 1人 = 30,900円
  • 合計税額:所得割額 186,582円 + 均等割額 30,900円 = 217,482円

100円未満切捨て 217,400円

支援分
  • 所得割額:257万円 × 税率2.42% = 62,194円
  • 均等割額:9,900円 × 1人 = 9,900円
  • 合計税額:所得割額 62,194円 + 均等割額 9,900円 = 72,094円

100円未満切捨て 72,000円

介護分
  • 所得割額:257万円 × 税率2.17% = 55,769円
  • 均等割額:10,900円 × 1人 = 10,900円
  • 合計税額:所得割額 55,769円 + 均等割額 10,900円 = 66,669円

100円未満切捨て 66,600円

年税額

医療分 217,400円 + 支援分 72,000円 + 介護分 66,600円 = 356,000円

=====================================

所得割税率、均等割額、上限額は、医療分、支援分、介護分、それぞれ設定されていて、
毎年少しずつ変わっているようです。前述のホームページを参照ください。

自分はこう決めました

以下の理由で、任意継続健康保険に決めました。

・国民年金の自分の場合の計算結果と、任意継続健康保険の会社から提示された金額
の比較から、任意継続健康保険の保険料のほうが安い。
(やはり、国民年金は、前年の所得と加入人数により増額されることが要因)

健康診断も含んでいる

健康保険は、これからも切替るタイミングがあります

今回は、退職時の健康保険の切り替えについてお話ししました。

退職される方が、スムース&スマートに切り替え手続きができれば嬉しいです。

また、健康保険についてはトータルで勉強しましたが、今回の退職時だけでなく、以降主に65歳や、75歳に切り替えが必要で、妻の年齢とのタイミングを含めると結構複雑になっていきます。

今後、そちらについてもまとめていきたいと思います。

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。それでは!!

 

 

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