帰省していました
ですが今回は、実家ではなく弟夫婦の家に泊まることになりました。
昨年帰省した後、母が弟夫婦宅に同居するようになりました。弟夫婦宅には数回いったことはありましたが、今回初めて宿泊することになりました。
しかしながら、事前に不安が。猫ちゃんも3匹同居しているのです。
動物と一緒に暮らしたことがない自分
そもそも普段の自分の生活の中で、動物というのは全くいない存在。そんな自分が一緒にいれるのか?正直抵抗感ありました。
自分が考える接し方レベルで一番最低レベルの「近寄れない、撫でれない」レベルである自分は、日帰りで行くならまだしも、宿泊することを考えるとかなりの抵抗感でした。
3匹のネコちゃんたち
3匹(メス2匹、オス1匹)のネコちゃんたちを紹介します。
(弟夫婦に確認が取れていないので、実名は伏せておきます。)
驚くべきは、全く性格が違うということ。こんなに動物でもそれぞれが性格を持っているということを初めて知りました。
Tちゃん
メスのTちゃん。臆病で警戒心が強く、人見知りが激しい。初めて会った人には、近づかない。でも、慣れると心を許してくれて、膝に乗ったり、甘えてきたりします。
Oちゃん
メスのOちゃん。ボス的な性格。ちょっとオスっぽい。人に甘えられるTちゃんが羨ましいのか?いつも会うと、ちょっかいを出しいじめに入る。それ以外は、奔放な性格で食事をしたら、スッと外に行ってしまう。
Nちゃん
オスのNちゃん。まだ幼く、食気旺盛。ご飯の時間になると、ニャーニャー泣いたり足にまとわりついて来て、ご飯をくれる母にリクエスト。自分の分が食べ終わっても、他の猫ちゃんの分も横取りしようとして、外に出される始末。
でも、OちゃんとTちゃんの女の戦いの時は、間に入っていざこざをなくそうとする心優しい部分を持っています。
BIG THREE やん!
ふと思ったのが、彼らは自分の大好きなアメリカのドラマ「This is us」に出てくる3つ子の兄弟、BIG THREEに似てると。オスメス違えど。
ケビン(Oちゃんに似ている)とランダル(Tちゃんに似ている)はいつも喧嘩している。その間を取り持つ、ケイティ(Nちゃんに似ている)は、食べすぎで太っている。
そんなことを想像し、自分にとって親近感が湧く理由でもありました。
用心深いTちゃんが膝の上に!!
滞在2日目に、用心深いTちゃんが、Oちゃんとの喧嘩の途中で、自分の膝の上に。
初めての体験にびっくりしました。それから、30分間どかすこともできず。
でも、勇気を持って触ってみると、身体もあったかくて、毛並みも綺麗で、頭や胴体や思わず撫でていました。
このことで、自分として猫ちゃんとの最初の壁をクリアした感じがしましたね。
でもやはり接し方に先があるのを感じました
自分が考える接し方レベルの5分の2の段階でしょうか?
①近寄れる?撫でれる?
最初は、遠巻きに見るだけ。接し方も全くわかりませんでした。近寄ってきても避けていました。
②膝の上に乗せれる?
ここまでは、今回できるようになりました。これのおかげで、撫でることもできるように。
③抱っこできる?
まだまだ、抱っこしたり、胴体をもったりすることはできませんでした。
④一緒に寝れる?
いやーまだ抵抗感ありましたね。一晩だけ、同じ部屋で寝ましたが、ちょっと不安な夜でした。
⑤ぺろぺろされても大丈夫?
これは無理ですね。まだ先は長そうです。
母がネコちゃんたちからもらう元気は計り知れません
自分がどうこうというよりも、年老いた母がネコちゃんたちからもらう元気、パワーは計り知れないなと思いました。
彼らはもう家族ですし、子供です。母は、子供の世話をするように、ネコちゃんたちに語りかけ、彼らは、わかりやすい反応をしてくれます。これはもう、コミュニケーションです。
昼間は忙しい弟夫婦は外出することが多いですが、ネコちゃんたちが母の話し相手になって、母に元気を与えていること。これはあきらかにわかりました。母がボケるなんてことは考えなくてよさそうです。母にこんな巡り合わせが待っていたなんて、人生とは素晴らしいものです。
自分にとって、動物という存在が人間に対して同等のレベルでコミュニケーションでき、人間の人生すら変えてしまう存在だったなんて、自分が生きて来た中で今まで一度も考え付かなかった事実。これは、なんというか?カルチャーショックというか?気づいて良かったと思う事実でした。
これから、自分の動物や生き物に対する考え方が180度変わる出来事でした。
動物と暮らすこと
弟夫婦に正直申し訳ないんですが、今までは、動物なんて、汚い、うるさい、邪魔なんて思っていました。
今回の帰省で考え方が180度変わりました。生き物というものは、どういう形であれ、人間とコミュニケーションできて、一緒に暮らしていけるものだとわかりました。また、自然という大きな系の中で、人間も動物も生かされているのだなと痛感しました。
今後、自分がペットを飼うか?わかりませんが、少なくとも、近場にいる動物たちに優しくできそうですし、抵抗なく頭を撫でたりできそうな気がして来ました。
本当に考え方が変わった帰省でした。