いよいよ来年から新NISAが始まります!
現行NISAが、2024年から新NISAに生まれ変わります。
そして、これはやらない手はないというくらいの素晴らしい制度に進化しました。
今回は、初めての方を対象に、
・NISAの概要
・その導入としての口座開設と設定方法
について、自分も参考にさせてもらったYOUTUBE動画を紹介しながら、まとめてみたいと思います。
NISA制度とは?
NISAとは?
よく聞きますよね。NISA。
NISAとは、Nippon Individual Savings Account(個人貯蓄口座)の略で、簡単にいうと非課税の投資口座になります。
通常の特定口座と呼ばれる投資口座では、払い戻しして現金化する際に運用益の約20%は税金として持っていかれます。
これがNISA口座で運用すれば、非課税枠内なら資産そのままを現金化できることになるのです。つまり、非課税なのです。
投資の基本
株式や投資信託の投資の基本として、リスク分散の観点で「長期・分散・積み立て」という言葉があります。よって長期投資が大前提になります。
理由として、世界経済は数年単位のような短期的に見ると良い時と悪い時があるのです。ただ、数十年オーダーのような長期的な視点だと、必ず右肩上がりになってくるのです。なぜなら、人間は成長する生き物だから。
つまり、このことはアラカンの我々なんかよりも、これから生きている時間の長い、より時間を味方にできる若い人により効能があるということなんです。
今の20代、30代の若い人たち。彼らはちょうど自分の子供たち世代でもあります。でも彼らの将来、特に老後は楽観的な話はひとつもありません。年金についても不透明。自ら、自助努力で準備していかないといけない世代なのです。
そんな彼らにとって、NISA口座において積み立て投資をやることで、自分で作る退職金・年金になるのです。
新NISAの概要
新NISAの特徴(現行NISAからの変化点)
NISA口座は非課税と言いながら、投資額や非課税期間に制限が存在します。
現行NISA口座は制限が小さめ。
それに対して、投資額や非課税枠が大幅に広がったのが、来年2024年から始まる新NISA制度になります。(庶民の観点でこの制限を取っ払うに近いほどです。)
具体的には、
①制度の一本化
(旧NISA)一般NISAか積立NISAがあり、いづれかを選択
(新NISA)それらが一本化され併用可能となった。
(一般NISAは成長投資枠、積立NISAは積立投資枠となる)
②年間投資上限額の増加
(旧NISA)一般NISA 120万円、積立NISA 40万円
(新NISA)成長投資枠 240万円、積立投資枠 120万円
③制度の無期限化(無課税の期間)
(旧NISA)一般NISA 5年間、積立NISA 20年間
(新NISA)無期限(恒久化)
④投資総額上限枠の設定
(旧NISA)一般NISA600万円、積立NISA800万円
(新NISA)1800万円
明らかなバージョンアップです。
NISA制度については、「バンクアカデミー」さんの非常にわかりやすい動画がアップされていますので引用させていただきます。
加えて、金融庁のサイト(NISA解説)もご覧になってください。
新NISAの効能
以前の記事で、NISAの効能として、若い人たちのモデルを設定したシミュレーションの結果を紹介しました。こちらを参照ください。
これによって自分年金を作ることができます。
NISA口座開設方法の動画紹介
NISAを始めるにあたって、証券会社に証券口座を作る必要があります。
オススメな証券会社は、「楽天証券」と「SBI証券」。オススメな理由は、
・ネット証券であること
・取引画面の分かり易さ
・ポイント付与
・取引手数料の安さ
などがあります。
その二つの証券会社での口座開設の方法を説明してくれるYOUTUBE動画をご紹介します。そんな動画は数多くありましたが、自分が一番わかりやすかった動画を紹介します。自分も以前これらの動画を参考に口座開設をしました。
楽天証券
「投資家ぽんちよ」さんのこちらの動画がわかりやすかったのでご紹介します。
SBI証券
「バンクアカデミー」さんのこちらの動画がわかりやすかったのでご紹介します。
新NISAの積立設定方法の動画紹介
また新NISAで1月からきっちり積み立てを開始したいという方は、既に積立予約というものが始まっています。そのやり方の動画も紹介します。
積立支払い方法の予備知識
現行NISAをやっている方はすんなり理解できるとは思いますが、初めての方は、積立の支払い方法がちょっと難解かなと思いましたので、最初にお話しします。
支払い方法は、大きく3つあります。
①クレカ積立
クレジットカード(楽天カードや三井住友カード)を使う方法。
最大5万円まで。ポイントがつく。
②楽天キャッシュ積立(楽天のみ)
クレカから楽天キャッシュにチャージしてそれを使う方法。
こちらも最大5万円まで。ポイントがつく。
③証券口座の現金積立
①、②を上限まで使っているか、使用できない場合は、証券口座にある現金で積立する。
楽天証券と楽天銀行、SBI証券と住信SBI銀行は、自動で預金のやり取りをしてくれる。
①から優先的に使っていくのが良いと思います。
楽天証券
楽天証券は、 11月13日から積立予約が開始されています。自分は、楽天証券でNISA口座を持っていますので、積立予約をやってみました。
その際、「バンクアカデミー」さんのこちらの動画がわかりやすかったのでご紹介します。
SBI証券
SBI証券は、11月19日本日から積立予約が開始されました。
早速、「ガーコちゃんねる」さんが積立予約についての動画をあげていましたのでご紹介します。
最後に
いろんなやり方を教えてくれる動画はありましたが、これまでやってみた感想としては、やはり「習うより慣れろ」です。
最初は色々と難しい用語や理解できないことがあると思います。でもこればっかりは、自分でやってみて色々と疑問が湧いて学んでいくものですので、辛抱強く続けていくことをお勧めします。
それでは。