妻とは大学生時代からの付き合い
妻とは、大学生時代に知り合って、就職後、程なくして結婚しました。
結婚当初は自分としては仲良くやっていたつもりだったのですが、
結果としては自分がやりたい放題やっていて妻の方が相当我慢していたようです。
九州人の自分は、男が稼いできてるんだから文句あるか的な、昔ながらの、今では時代遅れで最悪な亭主だったんですね。
特に、仕事に関して、やりたいことをやっていて充実していたものの、その分、負荷も高く、かなり精神的に辛い時期を過ごしていました。
平日は帰って寝るだけ。週末は、ストレスを発散するために、自分のやりたいことをただただこなす。会話なんてそんなに弾むはずもなく。そんな夫婦関係でした。
会社生活の最終盤
50を超えた頃、自分の夢であったプロジェクトを立ち上げて、順調に研究プロジェクトを終え、量産プロジェクトへ。そこで、他部門とのいざこざにより、プロジェクトが遅延。眠れない日々が続き、とうとう、会社に行けなくなりました。
病院にいくと、うつ病の診断。
それから、約半年の休職期間
妻はパニクって、これからどうするんだとか泣きわめくんじゃないか?とか、思ってました。最悪は離婚かなんて、、、、
でも、逆でした。
今までは、会社のことは話しませんでしたが、親身に会社であったことを聞いてくれて、
「しょうがないじゃん。パパはがんばったじゃん。これからなんとでもなるよ。」
と。それから、毎日いろいろ話をする時間があり、昔のことやくだらない話などいろいろして、あんなにギスギスしていて離れていた距離がすごく近づいていきました。
復職後、再発の恐れがあるため、自分が起こしたプロジェクトに戻ることはできず、
これ以上の仕事は自分にできないと思い退職を決意しました。
退職後の生活のこと
財津和夫の青春の影という曲にこんな歌詞があります。
「自分の大きな夢を追うことが今までの僕の仕事だったけど、
君を幸せにするそれこそがこれからの僕の生きるしるし」
退職後に決意したこと、まさにこの心境。
これからは妻に恩返しをする、借金返済ですね。
日々の肩もみ、ふくらはぎマッサージ、慣れない料理、散歩したり、旅行に行ったりと。
いろいろとやってみています。
そんなことで、妻との日々の会話が本当に増えて、笑顔も増えて本当によかったと思っています。
先日、大学時代の友人達の飲み会で友達に言われました。
「お前は、〇〇ちゃんが結婚してくれたから、いまがあるんだぞ!」
昔は、こっちが結婚してやったんだっと反論していましたが、
もうそんなことは言いませんし、言えません。
最後に
自分は、うつ病に妻の大切さを教えてもらいました。妻と再び仲良くなったことは、本当、今後の人生にとって財産だなと、人生無駄なものってないんだとつくづく思います。
今、昔の私と同じように、仕事に忙殺されて、奥様への配慮が足りない方、多くいらっしゃると思います。
ただ、急に変わると恥ずかしいし、なかなか一歩踏み出せない。難しいですよね。わかります。
でもほんとちょっと踏み出して奥様孝行を少しするだけで、関係が変わっていくと思うんです。ちょっと、料理するとか、風呂の掃除するとか、トイレ掃除するとか。簡単なことを少しだけ。シャンプーがなくなっていたら、文句言うんじゃなくて、自分で補充するとかでいいんです。恥ずかしがらずに一歩踏み出しましょう!!
自分は、そんな感じで少しずつ妻孝行頑張っていって、いつまでも笑顔の絶えない仲の良い夫婦で居続けたいとつくづく思っています。
それでは!!
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