いよいよACL ラウンド16です
昨日の記事(【ACLノックアウトステージ始まりました】浦和サポの方へ)でお話ししたように、試合前、昔のACLのマッチデープログラムを見ながら気分を盛り上げていました。
その後移動。途中、浦和美園イオンの対角の「からやま」でからやま定食(梅)を食べ、腹ごしらえ。最近の自分のルーティーンというか願掛けになっていて、勝つためにはこれを食べないといけないと思い込んでいます。100円の割引券をもらえるので、からやまの術中にもはまってます。準備万端でスタジアムへ。
北ゴール裏の入り口に到着すると、弾幕が。気持ちを盛り上げてくれます。
声出し応援 最高!!
前回の声出し応援の試合 ルヴァンカップ名古屋戦(【浦和レッズ観戦記(ルヴァンカップ準々決勝第2戦 名古屋戦)】)では、残念ながら北ゴール裏のチケットをゲットできず、バックアッパーでの応援でした。
そこからの今回、久々の声出し応援です。一発目は、自分が一番好きな「This is URAWA」。途中の”うらわっ”ってシャウトするところがすごく好きなんです。俺たちが浦和だ!!って感じで。
そこから、数々のチャントを声の限り歌う事ができ、サポーター同志や戦う選手との一体感を感じる事ができてすごく幸せな時間、空間でした。
JDTはやはり個人技の高いチーム
試合開始からショルツ選手のPKが決まるまでの6分は、押し込まれる苦しい展開。
JDTはヨーロッパでプレーした選手も多数いて、個人技やパススピードも速く素晴らしいチームだと思いました。
2トップはもちろんのこと、個人的に嫌だったのは、42番のアイマン選手と30番のナチョ・インサ選手でした。
アイマン選手はまだ20歳のマレーシア代表。高度なドリブルテクニックとスピードで浦和の右サイドの大畑選手を振り切り、浦和にとって危ない場面を多く作っていました。シュートも正面でしたが打っていましたね。ほんと自分の目の前でチョロチョロしてくるので、気になって仕方がありませんでした。Jリーグに居たら結構厄介な選手なんじゃないかなと思いますし、いつの間にかJリーグのチームに移籍しそうな選手です。個人的に、アジア枠があったら、浦和にも欲しい選手だなと思いました。
ナチョ・インサ選手は、浦和の岩尾選手のような存在。ボランチの位置で、守備だけではなく、攻撃にも顔を出す、目立っていた選手でした。経歴を調べると、ずっとスペインでプレーしていた選手なんですね。バレンシア、ビジャレアル、サラゴサなどすごいチームにいたようです。
やはり、個人個人は相当高いレベルにあるということです。国内無敗を誇るだけあります。
今回、結果的に浦和に大敗しましたが、この経験を糧に浦和にリベンジするため、クラブが成長していくことを期待します。浦和も2019年決勝で負けたアルヒラルのことを全く忘れてはいませんから。そんなアルヒラルも2017年決勝で浦和に負けた屈辱でリベンジしたのだと思いますし。
アジアのクラブ同士で切磋琢磨して強くなっていくのは素晴らしいことです。ACLの醍醐味でもありますね。
結果的には盤石の勝利!!
浦和の選手は、国際試合仕様だった気がする
浦和はいつもの浦和らしいサッカーでしたが、何か選手の動きが一段とシャープ。パススピードもはやくプレッシャも早い。ボールへの寄せもしっかり。
自分は、ACLの経験者が少ない現状のメンバーが、進んでいくごとに国際試合での緊張感が増して本来のプレーができなくなるのではないか?と心配していたのですが、杞憂でした。戸惑ったり浮いている選手は全くいなくて、頼もしい限りです。ピンチにも冷静でした。
特に酒井選手。国際試合こそ俺のフィールドだと言わんがばかりのイキイキしたプレーで、競り合いに勝ち、ガシガシ前にいき、チャンスを作るセンタリング。相手との競り合いで腰から落ちても、スクっと立ち上がり何事もなかったようにプレーを続ける。見てて本当に頼もしかったし楽しかった。器の大きさを感じました。
小泉選手も、いっぱいチャレンジして、特に取られた後の守備への切り替えすごかった。見違えるような動きでした。
やはり、国際試合で戦える幸せと、前の試合で大声援の中で戦う幸せを知ってしまったことで、意識の変化が起きていたのではないかと推測せざるを得ません。
モーベルグ選手のあのフリーキックは神業!!
自分にとって、この試合の1番の衝撃。やはりモーベルグ選手の神フリーキックでした。
大久保選手のらしいドリブルから得たフリーキック。キッカーの位置には、岩尾選手とモーベルグ選手が立ちます。岩尾選手が、壁の選手にいろいろと指示を出し、相手に蹴るかもよ?という印象を持たせようと努力していましたが、誰もが蹴るのはモーベルグ選手とわかってます。
それもそのはず、相手キーパーもモーベルグ選手の左足から巻いていれるコースを予測して向かって右寄りに立っています。
それでも、モーベルグ選手は、すごいスピードで右上隅の角、ポストに当たる本当にギリギリの神業シュート。
この試合で一番絶叫しました。
ユンカー選手も2得点
ユンカー選手も、コンディションを考慮してか、残り15分の出場になりましたが、それでもユンカー選手らしい決定力を見せ、2得点。
こんな素晴らしい外国籍の選手たち。モーベルグ選手、ショルツ選手、ユンカー選手、シャルク選手。そして、まだ隠されたポテンシャルを持つリンセン選手。そんな技術力と精神力、日本を愛する気持ちを持った素晴らしい選手たち。そんな選手たちを見れるのを幸せに思った試合でした。
そして、サブ組含めて、全体のレベルが上がってきていて本当に頼もしく感じます。5月、6月の勝てない時期は、リカルド監督に否定的な意見が多くありましたが、我慢してリカルド監督を信じてサポートしてきて本当に良かったと思う今日この頃。感謝感謝です。
次の準々決勝は、パトゥム・ユナイテッドに決定!!
今日の午前中に22日準々決勝のオープンドローがあり、浦和の対戦相手は、手倉森監督率いるタイのパトゥム・ユナイテッドに決まりました。
自分の予想というか、希望は以下の通りでした。
・気温や集客の観点で20:00開始の試合が望ましい。
・浦和は中2日となるが、18日に試合したチームは中3日となるため、コンディション的に不利になるため彼らとは当たりたくない。
・韓国チームはフィジカル勝負で来るので、当たるならば最後が良い。
・日本勢、つまり神戸には当たりたくない。槙野選手、汰木選手がいるし。
それを全て満たした結果となりました。
とはいえ、どこが出てきても侮ることなどできません。
でも昨日の試合で見せた、熱い気持ちと冷静なプレーを見せれば、必ず次に進めると確信しています。
再び、声出し応援できるよう、18:00からのチケット争奪戦に参加します。
それでは!!