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【浦和レッズ観戦記(ACL 準決勝 全北現代戦)】浦和サポのみなさんにココカゼ!!

浦和レッズ 2022 ACL決勝進出おめでとうございます!!

本当に厳しい戦いを乗り越えて、ファイナリスト、決勝進出おめでとうございます。

最高の相手と死闘を繰り広げ、苦しみながらも勝ち取った決勝へのチケット。最高の試合、最高のプレー、最高のサポート、この一体感。これこそ「This is URAWA」。

浦和レッズとそれに関わる全ての皆さん、本当に幸せな時間をありがとうございます。

試合開始前から熱い

北門でいつも熱くしてくれる弾幕が出迎えしてくれました。

北ゴールから見えるメインアッパーは、綺麗にデザインされた、ビジュアルサポート。美しい。これもかなりの労力かかっていますね。ほんとお疲れ様です。

試合開始前は、ACL優勝トロフィーの3Dビジュアルサポート。

2018年の天皇杯決勝の仙台戦で、初めて3Dビジュアルサポート見ましたが、すごく感動しました。サポーターが人力で持ち上げていて。素晴らしい発想と実行力。ほんと浦和のサポーターには、レッズへの愛が根源にあるんです。だから、こういうことができるんですね。

90分間は決着つかず

全北現代は強い!!

全北現代は、前の神戸戦をみている限りカウンターは鋭いものを持っていましたが、うまくいっていませんでしたし、正直どこが良いのかよくわからないという印象のチームでした。

でも、今回の試合でよく分かったのは、全員がよく走る。カウンターだけでなく、狭い領域でも、細かいパスでひっくり返し、パスしたらすぐ走り受けようとする。もちろんカウンター時は、全速力で走って、浦和をピンチにさせる。怖い。そんなチームでした。

守備は固く、攻撃は基本長身のグスタボ選手にロングボールを当てて周りが動くというスタイルでしたが、グスタボ選手は強い。いつも余裕のショルツ選手も、余裕がなさそうで苦労していました。

そして、今までの韓国チーム(チェジュの印象が強い)は結構荒いプレーが多かったと思うのですが、全北は一才そういう印象はなく、さすがKリーグで5連覇しているだけあるクリティの高いチームだと思いました。こんなチームとがっぷり四つの素晴らしい試合ができたことを本当に嬉しく思いました。

松尾のゴールで先制する

今回は、モーベルグ選手に2、3人がマークするという徹底作戦で、本来のプレーをさせてもらえませんでしたが、その分、酒井選手がオーバーラップしての攻撃が多かったですね。

酒井選手は、本当にACLにかけているというか気合が入っていて、プレーでチームをひっぱてくれていました。試合終了後にも全北の選手を慰める器の大きさを見せるなど、いつまでも浦和にいてほしい、そう思わせてくれる素晴らしい選手です。

その酒井選手からの折り返しを、松尾選手のゴール。松尾選手は、もうフォワードです。福田さんにフォワードの選手じゃないとか言わせません。すごい進化です。

でもPKで追いつかれる

そのご、一進一退でしたが、51分にPKを与えてしまいます。

大畑選手のプレーを責めるのではなく、その前のバーロー選手のパスを抑え切れなかったのが敗因だと思います。バーロー選手をソンミンギュ選手が追い抜いた時に、バーロー選手のマークが弱くなったのと、グスタボ選手が受けると思ったらスルーされたところで、大畑選手が遅れて守らなければならなくなったんだと思います。相手がうまかったですね。

その後の59分のピンチは、凍りつきました。浦和のコーナーキックのクリアをバーロー選手のところへ行き、バーロー選手の脅威の快速でゴール前へ。パスを出したところで、スーパーダッシュで戻ってきた小泉選手がボール奪取。素晴らしい走力と感動すると共に、そのプレーに彼の気持ちの強さ、責任感を感じました。素晴らしい!!

80分以降、ユンカー選手、江坂選手、明本選手の投入。延長も考えてなのか?少し遅い投入になりましたが、そこからの10分は猛攻でしたね。でも入らない。全北の選手のコースの切り方が上手なのか、シュートは打たせても、枠をうまく狙えません。何度絶叫したことか!ここで決めていれば、延長、PKなしだったのですが、結果的には、それが劇的なシナリオとなって続いていくわけです。

延長戦へ

全北は、前2試合、昼間の延長戦を戦っていて、フィジカル的には不利なのも関わらず、棒立ちになるどころか、結構走っていて気持ちの強さを本当感じました。

そして115分全北のコーナキックで、ショルツ選手がうまく前を取られ、全北のゴール。静まり返るゴール裏。残り5分で万事休すか?とちょっと頭をよぎった瞬間、諦めてないぞと言わんがばかりの「Pride of URAWA」。選手達はこれに勇気をもらったに違いありません。

そして、120分。衝撃のゴールが決まります。酒井選手の気迫のスライディングでもボール奪取。そのまま突き進み、モーベルグ選手からボールを受けてセンタリング。一旦クリアされるも、大久保選手のシュートが、センタリングになって明本選手のヘディングシュート。こぼれをユンカー選手が、本当に隙間を狙ったゴール。劇的すぎます!!

PK戦へ

これも奇跡のくじ運。北側のゴールで行われることに。

旗が前へ集合

「旗持ってるやつ前に集合!!」という声がけを受けて、フラッグを持って娘は降りて行きました。

後で聞いたら、全北のキックの際は、おびただしい旗の中で何も見えず、他のサポーターの歓声でしか何が起こっているかわからない状況だったと言っていました。凄まじいです。

まあ、すごい圧。2007年にテレビで見た、ACL準決勝 城南一和との再現です。

PK戦で勝利!!

ここで西川選手の出番。彼には、緊張感は全く感じない、余裕すら感じるような表情。シュートストップしても、スッと立ち上がってガッツポーズもなく。穏やかな気持ちからくる最高のパフォーマンスを発揮してくれました。

西川選手の2本のストップ含む、全北の3本の失敗により、浦和の勝利!!もう叫びすぎて、喉が切れそうでした。

決勝は来年ですが、second legは埼玉スタジアムでできるということで、またいい流れが来ています。

全員で、We are Diamonds

もう最高でした!!

幸せなACL3連戦でした

昨日この記事を書こうと思ったのですが、疲れすぎて頭がぼーっとして、DAZNやYouTubeでみなさんがあげている動画をぼーっと見てました。

思うに、声出しが認められる試合がACL前からだったのも、ナイスタイミングでしたね。サポーターの声が、選手たちの一体感やモチベーションを高めたのは、間違い無いでしょう。まあ、国際大会で、外国から来る選手やサポーターがいるのに声出しなしなんて無理だという前提もあったのでしょうけど。

それと、去年や今年加入した選手達は、この大会を通して、浦和というクラブの本当の姿を垣間見れたと思いますし、本当にすごいクラブに来た、来てよかったと思ってくれていたら本当に嬉しいです。

選手の皆さん、3日間オフが与えられるということで、再開されるJリーグに備え、しばしのお休みゆっくり休んでください。お疲れ様でした。

また、埼玉スタジアムの芝も頑張りました。しばしお休みができますので、芝管理する方々には頑張ってもらって養生してもらってほしいと思います。

完成度が増してきた浦和。さらにリンセン選手、シャルク選手が加わって、再開されるJリーグ。良いスタートが切れそうですね。今後も楽しみでなりません。

それでは!!

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