Muchas gracias! Ricardo!
リカルド監督の解任はすごく残念
【リカルド監督退任報道で思うこと】浦和サポのみなさんにココカゼ!!
の時点では、解任は噂レベルではありましたし、かすかな望みを持っていました。その後残念ながら公式発表がありました。
もっとこんなシーンが見たかった!!
個人的には、残念。将来性の点で伸び代はあるのではないかと思っていましたが、フロントは我慢できませんでした。
リカルド監督、2年間ありがとうを伝えたくて、娘と共に最終戦アビスパ福岡戦に参戦しました。
娘はスペインの国旗まで準備して。
リカルド監督とそのサッカー、好きでした
スタジアムに着いて、マッチデープログラムを手にして、開くとリカルドのコメントが見えてきました。もううるっときてしまって。その中には、こんなコメントが。
浦和レッズの監督を務めたことは私の誇りです。間違いもあったと思いますが、言い訳を探すのではなく、自分を見つめなしたいと思います。
この言葉に人間性が表れています。正直、ポジティブ、前向き、朗らか。松岡修造のような前傾姿勢やゴールが決まった時の回転パフォーマンス、インタビュー後の「ありがとう!」という元気な返事。そんな態度に現れる彼の人間性が、サポーターから愛されてきたゆえんでもあると思います。
また、リカルドのポゼッションサッカーも好きでした。岩尾選手がハマり出して、後ろで相手を剥がした後の攻撃の迫力は爽快なものがありました。
ただ遅攻になりがちなのが課題で、相手のハイプレスには速攻の引き出し持ち出して、来季に向けてさらに進化していくのを期待していただけに本当に残念。
やはり、「完全なチーム」発言の呪いなのでは?
リカルドの戦術がはまった時の破壊力、6月以降は凄みを増して、8月のACLで最高潮に達し、このままリーグ戦もハイピークのまま駆け抜けると期待していたところで、まさかの大失速。(ミシャ時代以来久々に使いました。)
やはり、【浦和レッズ観戦記 ACL準決勝から1ヶ月】浦和サポのみなさんにココカゼ!!でお話しした、「完全なチームに近づいた」という驕り高ぶったかのような言葉が、言霊となって悪い影響を与えてしまったのではないか?
これこそがリカルド監督が語った、“間違いもあったと思いますが“ に相当する最大の間違いだったのではと思っています。
外国籍選手の怪我や、コロナの影響もありましたが、ルヴァンのセレッソ戦以降の大量失点は、いただけなかったし、もう人間関係の点でチームマネージメントもうまく行ってなかったんでしょうね。
福岡戦は、ACLのメンバーがスタメン
ユンカー、江坂選手がサブにもいないのは、やはりリカルドと彼らがうまく行っていなかったことを表していましたね。結局、リカルドは最終戦、自分の理想のメンバーでスタメンを組んだということでしょう。
試合内容は、ビルドアップはしっかりできていたのですが、得点の匂いも全くない試合でした。見せ場は、岩波選手のワールドクラスのミドルシュートのみ。
この試合からもリカルドの限界と言われても仕方がない試合となってしまいました。
唯一目立っていたのは、馬渡選手。積極的に点を取ろうと、どんどん前に上がっていってましたが、残念ながら得点は奪えませんでした。浦和に引っ張ってくれたリカルドの最後の試合ということで、恩義を感じながら精一杯プレーしていたように見えました。
結果、1-1のドローで終了。9位でリーグ戦を終えることとなりました。
試合終了後のセレモニー
社長挨拶、リカルド監督の挨拶がある中、コールリーダーのいるコアサポーターは、弾幕を残して、裏に引っ込みボイコット。
ちょっと寂しげなセレモニーでした。
監督、コーチ、選手達が、恒例の場内1周。1年間の激闘、お疲れ様でした。
リカルド監督、夢や希望を持たせてくれて、楽しませて、2年間本当にありがとう。
このメンバーでの最後の記念撮影。8月の時点では、この体制が安定してずっと続くと信じきっていましたが、本当に先はわからないものです。
会社でも同じなのですが、プロジェクトは永久には続きません。プロジェクトが続いても、メンバーは時代と共に流れて、どんどん入れ替わっていきます。
残っているのは、浦和レッズというクラブとクラブの哲学、それとサポーターたち。クラブの哲学が一番大事だと本当に思います。
リカルド監督の脇に岩尾選手。惜別の感じが表れていますね。
天使達が、場の雰囲気を和ませてくれました
毎年、最終節は季節的にもの悲しいのに加えて、監督や選手達との別れで寂しい雰囲気になってしまうものです。今回もそんな雰囲気でした。
でも今年は最後にサプライズ。天使達が、寒々しい雰囲気を一気に温め、和ませてくれました。
シャルク選手の娘さん登場
もう天使です。観客席に近づいて、シャルク選手とお辞儀をして。
もう可愛いったらありゃしない。
てくてく、こっちにもきてくれました。
やんちゃそうな一面も。パパは大変です。
モーベルグ選手の息子達も
モーベルグ選手の2人の息子達もご挨拶。この2人も可愛い!!お母さんが見守っています。
コアサポの皆さんは
弾幕を残して、セレモニーをボイコットしていたコアサポの皆さんは、
スタジアムの外で、こんなビラを配っていました。何か、口数の少ない厳しい親父が、しっかり子供達の次のことのために密かに準備しているかのような、暖かさを感じました。
アビスパ福岡、J1残留おめでとうございます
福岡を故郷にもつ自分としては、アビスパ福岡の残留は嬉しく思います。
今年は、コロナで選手が揃わない時期があったりと大変なシーズンだったと思いますが、アビスパはJ1に残るべきチームだと思っています。なので、厳しい言い方ですが、残留争いの常連を卒業できるように来年以降頑張ってほしいと思います。
ただ、最後に残留が決まった後のアビスパサポーター達の歌。最高でした。
「博多へ帰ろーう。博多へ帰ろーう。博多へ帰ろーう。みんなで帰ろー!!」
つい口ずさんで、一緒に連れて帰ってほしいと思っちゃいました。
本当にお疲れさまでした。まだ、ベスト電器スタジアムの試合にはいったことがないので、来季は是非参戦したいと思います。
最後に
個人的には、試合後も気分が落ち込んで後ろ向きのままでいましたが、この記事を書くことで吹っ切ろうと思いました。来年に向けての話も出てきますし。前向きでいこうと思います。
最後に、リカルド監督、次はどこのチームの監督になるのか?未定だと思いますが、
リカルド監督らしく、元気に頑張ってください。別のチームでの成功をお祈りしています。浦和と対戦するときは、正々堂々戦いましょう!!お元気で!!
Muchas gracias! Ricardo!
[…] 【浦和レッズ観戦記(最終節 福岡戦)】浦和サポのみなさんにココカゼ!!Muchas gracias! Ricardo! リカルド監督の解任はすごく残念 【リカルド監督退任報道で思うこと】浦和サポのみな […]