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【浦和レッズ観戦記 広島戦】浦和サポの皆さんにココカゼ!!

昨日の広島戦は完敗でした

アウエー遠征初参戦した娘が、試合前日に訪れた厳島神社で引いたおみくじ。

「勝負事 かなう」って出たのに、、、1-4の屈辱的完敗。

前回の記事、【浦和レッズ観戦記 ACL準決勝から1ヶ月】浦和サポのみなさんにココカゼ!!での心配がそのまま出てしまいました。

娘も、試合後はホテルに直行。ふて寝しておりました。

広島は素晴らしいサッカーを繰り広げていました

広島は素晴らしかった

広島は、やはり組織的な前線からの守備、奪ってからの意識統一された攻撃。これにつきますね。素晴らしいです。

最近は、こちらのスタイルの方がトレンドなのか?と思わせるくらいに洗練され、整理された戦術のように思えてしまいます。

また、浦和に対しては、どのチームも集中力高く挑んでくる。確率の低いスーパーなゴールをかましてきます。そんな相手に対して準備が十分だったのか?甚だ疑問です。

でも負け惜しみですが

いやいや、待て待て。広島だって、ACLに出ていたとしたらフィジカル的にこの運動量のサッカーができるはずがない。広島は天皇杯も残っていますし、来年同じようなシチュエーションになった時にどう対応するのか?興味深いところです。

試合後のコメントを拾う

リカルド監督

つなごうとするときにうまく突破できているのか、そしてそれがうまくできないとき、それを繰り返してしまっているときにどうするべきなのか、という判断をチームとしてより磨き上げていかないといけないと思います。

広島に関して言えば、つなごうとはしますが、時には前線に蹴る判断もしています。我々としてはもちろんそこのところを武器にしないといけないのですが、時には簡単に前線に入れるところも選択肢の一つとして持てるようにしていきたいと思います。

先ほどもロッカールームで選手たちと話しましたが、今シーズンの残りの試合に我々がどのように臨んでいくか、しっかり立ち上がれるかどうかは、もちろん私もそうですし、選手、そしてクラブ全体がしっかりとリアクションして、全員で戦っていくことが大事です。ただ一つ、このチームの全員が今、浦和レッズが最高の状態に戻れるように努めているところです。誰一人その誓いを欠かさずやっているので、なかなかうまくはいっていないですが、今後そういうふうに戻っていけると思っています。

※浦和レッズ公式ホームページから引用

監督も戦術的な課題と対応策は理解しています。

戦術の整理・バージョンアップ、それを選手へわかりやすくブレークダウンすることが必要です。

酒井選手

昨日ちょっと確認してすぐ今日の試合でしたので、感じるほどの期間はなかったです。ただ、もっとやらないといけなかったですし、やれたと思います。僕らがやりたいことは一応ありますけど、やれなかったときの切り替えのスピードが遅すぎます。そこの修正力は本当に大事になってくると思いますし、難しいですね。特に、現場で決めないといけない時間帯もある中で、ベンチと現場が合わないときもあります。そこは合わせていかないといけないのですが、今日はみんな困りながらプレーしていた印象です。

※浦和レッズ公式ホームページから引用

こういうベテラン選手からのボトムアップの声。大事です。一体感を出すために必要です。

酒井選手のコメントから、現状の課題に対して、こういったことが伺えます。
・監督・コーチからの選手へのブレークダウン不足を露呈。
・選手の意思統一もできていません。

江坂選手

チームとして、ポゼッションだけじゃ勝てないともう1回認識しないといけない。理想のサッカーだけじゃ勝てない。個人ではがす部分も必要だし、割り切らないといけない部分もある。」

「ボールを保持することが一番にきている。ゴールを目指していないし、バックパスが多い。それで相手の勢いが前にきて、プレスがはまりやすい」

「前線へのロングパス戦術についても、意思を統一してプレーしないとセカンド(ボールを拾う)もクソもない。チームとして何をするか、何を求められてるかの統一感はなかった」

※スポーツ報知から引用

よく言い切ってくれました。キツイ言い方ですが、おっしゃる通りです。このコメントが全てです。

組織論的観点で考える

監督、選手たちのコメントから考えるに、

①課題は共有している
②監督の仕事は、
・対策を選手にどう落とし込めるか?
・選手たちのボトムアップに対して真摯に聞く耳を持つ
・その上で、一体感が保てるようにチームマネージメントできるか?
③選手たちの仕事は、
・落とし込まれた対策を理解し統一して具現化できるか?
・一体感が保てるようにお互い鼓舞できるか?

と思います。

浦和レッズというチームが、フロントから監督・選手まで、風通しが良く、柔軟な組織であり、これらの課題をクリアして強靭な組織に進化してくれることを期待します

ポジティブだったのは?

ユンカー選手とリンセン選手の2トップ。

やはり、フォワードの選手たちですし、本物の2人。

2人のコンビネーションが熟成していくとすごい破壊力を示してくれる可能性・片鱗を見ることができたと思います。

完全なチームへの道のりを歩んでくれることを期待

改めて思うに、ACLに決勝に進んでJリーグを制覇するなんて、レギュラークラスが2チーム、若手メインのサブが1チームくらいの選手層がないと勝ち残れないんじゃないかと真剣に思います。

それほどのことをクラブ首脳が考えていたのか?いろいろと綻びというのか、意識のずれが至る所にある気がします。

もうシーズンの終盤。

今シーズンの反省をもとに、来季リカルド監督のいうJリーグ制覇できる安定した「完全なチーム」に必ずなれるように、クラブ全体で検証と来季に向けた準備をしていただくことを切に願います。

それでは!!

 

 

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