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やっぱACLは熱い!【浦和レッズ観戦記(ACLプレーオフ 理文戦)】

いよいよ 2023年のACLの熱い戦いが始まります!

5月に2022年のACL決勝で優勝して、2023年のプレーオフ参加権を獲得したことで、3ヶ月後また熱いACLの戦いがスタートしました。

いやー、ACLは何か気持ちが昂るんですよね。なぜか?と考えてみると、こう思うのでした。
・世界と戦っている。
・対戦相手も、いつも戦っているチームではなく、新鮮味があってすごくいい。
・今までの優勝体験による突き抜けた感動が強烈に頭に中に残っていて、自然とワクワクしてしまう。

あのACLの試合前に流れる曲(アンセムっていうんですか?)を聞くと、本当に込み上げてくるものがあるんですよね。北ゴール裏にいると、自分たちのコールで曲がかき消されてしまって聞きづらいのが残念なんですが、微かに聞こえる曲で気持ちを昂らせていました。

名古屋戦から中3日の厳しい日程でしたが、中島選手、岩波選手とワクワクするスタメンで期待度の高い試合になりました。

開始早々の2得点で理想の展開に

試合開始直前の大雨

埼スタに来る途中にも突然の雨に見舞われるような不安定な天候。埼スタに着いたら空も明るくなって来て、今日はもう降らないだろうなと思っていました。しかし、試合開始直前に、すごい雨が降り始めました。もう日本も東南アジア化してますね。スコールですよ。もう。

でも、気温は高いですし、寒いわけではないので、全然大丈夫。芝の状態がどうなのか?の方が気になりました。

開始早々の2得点は理想の展開

名古屋戦から中3日、この試合の後、中2日で湘南戦という、Jリーグからのサポートを全く感じられない厳しい日程に置かれている浦和レッズ。

なので、勝利が絶対条件ではあるものの、できるだけ、選手たちの消耗を最小限にしたいところでした。

それが、この開始早々の2得点でその狙いに近づくことができました。

ポケットに走り込む大久保選手へ翔哉選手からの絶妙なタイミングでのスルーパス。大久保選手が冷静に中央に折り返し、走り込んできた佳穂選手のシュートによる先制点。

再び翔哉選手を起点に、追い越した酒井選手がピンポイントクロスを上げ、興梠選手の絶妙なヘディングシュートで2点目。

中島翔哉選手が2点に絡む活躍を見せてくれたのも嬉しいところでしたね。

理文は守備強度が課題

香港の理文は、外国籍選手が5人スタメンで出場していて、全線の3トップが強力そうな印象でしたが、やはり、守備のプレー強度が弱いのが目立ちましたね。やはりリーグのレベルが如実に現れたところでしょう。ただ、ボールを保持していた時の、パス回しの技術は高く、浦和ゴールエリアへ進入してくるプレーは、一体感があって良かったと思います。

多くの選手が活躍してくれたことが大きな収穫

後半は、リンセン選手が興梠選手との交代で入り、何度となくチャンスがあったのに得点できず、自分も娘も、周りのサポーターもイライラする展開。

それでも、後半ロスタイムにリンセン選手の絶妙なセンタリングに、滑り込んだシャルク選手がおとりになって、空いた関根選手がゴール。少しイライラが解消しました。

最初に言った通り、今回の試合では選手の消耗を抑えることがタスクとなっていましたが、中島翔哉選手や岩波選手をはじめ、柴戸選手、リンセン選手、シャルク選手、と多くの選手が出場できてタスクをクリアできましたし、彼らが活躍してくれたことが大きな収穫だったと思いました。

2試合続けて、We are DIAMONDS! 最高でーす!

印象的だった選手たち

実力の片鱗を見せはじめた 翔哉選手

この夏移籍加入した翔哉選手がチームにもたらしてくれるものはなんなのか?チームがどう変化していくのか?早くみてみたいと加入発表からずっと心待ちにしていました。そして、この試合でその片鱗が見えて来た気がしました。

やはり、一瞬で抜き去る細かいドリブル、ボールキープ、受け手の足元にぴったり収まるスルーパス、パンチのあるシュートなど技術の高さを見せてくれました。

そして、一番印象的だったのは、ポジショニング、特に小泉選手や大久保選手との距離感がよく、お互いのプレーのイメージが合っている気がしたことでした。やはりサッカーセンス、サッカーIQの高さが見て取れます。

また、クリエイティブなプレー、相手の意表をつくプレーも見せてくれていました。以前在籍していた江坂選手もそうでしたが、そういう選手が前線にいることは、周りの選手を活性化させてくれると思います。

その証拠に、小泉選手や大久保選手がワンタッチプレーなどの判断の早いプレーができるようになっていました。まさに化学反応!明らかにチーム力を劇的に向上してくれる予感をさせてくれる気がします。

また、守備の面でも、積極的にプレスをかけるということはなかったですが、確実に背中の選手へのパスコースを切ったプレーをしていましたし、良かったと思います。

そして65分間プレーできたこと。これも大きいと思います。トルコから日本に戻ってきて、コンディションを上げながら、蒸し暑いこの日本の夏に適応することも課題だったと思いますが、クリアしつつあることを見せてくれました。

そしてなんと言ってもこの笑顔。最高です!これからもどんどん見せてください!

翔哉選手との化学反応に期待 佳穂選手

名古屋戦で復活の狼煙を上げた佳穂選手。この試合では、何か、加入当時ののびのびとしたプレーを再び見せてくれた気がしました。ワンタッチプレー、裏への積極的なスルーパスや、ゴール前への飛び込みからのゴールと完全復活と言えると思います。

それはやはり翔哉選手の存在がかなり刺激になっていると思います。同じポジションを争うライバルでありながらも、一緒にプレーすれば頼もしい存在。まさに化学反応で、1+1=2ではなく3とか4とかになっていくイメージが持てます。

もっと笑顔の佳穂選手を見たいですね!!

流石のプレー 岩波選手

攻撃陣が目立ったこの試合でしたが、今回はセンターバックに岩波選手が起用されました。

次の湘南戦はマリウス選手が累積警告で出場停止で岩波選手の出場が確実なのと、ショルツ選手を休ませるという狙いだったのでしょう。

この試合で岩波選手が改めて頼もしい選手だということを証明してくれました。

右センターバックというより後ろから見ていると真ん中リベロのようなポジショニングで守備をまとめ、ラインを高く統率していました。

そして目を引いたのはフィード。特に真ん中のポジショニングから強く速いグラウンダーのパスを大久保選手に出していたシーンを何度かありました。一気に攻撃のスイッチが入るし、全体を押し上げることができていましたね。

それとロスタイムでのコーナーキックからの鋭いヘディングシュート。惜しかったですね。

ディフェンダーのレギュラークラスが3人いる浦和ですから、ショルツ選手、マリウス選手2人に固定せず、岩波選手も交えて、3人で回していけば、疲労も防げますし、岩波選手のモチベーションも上がると思うのは自分だけでしょうか?以前練習で試した3バックの採用もいいんじゃないかなと思います。

すごく良かった!一番印象的だった 柴戸選手

意外と言ったら失礼なんですが、一番印象的だったのは、後半、敦樹選手と交代で出場した柴戸選手の活躍。

長らく筋肉系の怪我で戦列を離れていた柴戸選手。公開練習では、知念選手同様、モモ周りに痛々しいテーピングをして練習していた姿を見せていました。

その彼がこの試合では、ひとまわり大きくなって帰ってきた気がします。

守備面では、見事な刈り取りと言いますか、気持ちいい!!痛快!!と思わせてくれるようなボール奪取を何度となく見せてくれました。

また攻撃面でも積極的な前線へのフィードを見せていましたね。

そもそも、1昨年の天皇杯の決勝、大分戦での槙野選手の決勝ゴールは、柴戸選手の野ダイレクトシュートによるゴールと言っても過言ではないですし、攻撃面での成長も見せてくれていましたので、こちらの成長も期待です。

レギュラー争いの厳しいボランチ陣の中で、対人守備の能力では柴戸選手がピカイチだと思いますし、マチェイ監督のサッカーには合っていると思うんです。シーズン後半の活躍に期待しています。

次は、アウエイ湘南戦です。

次は、中2日、8月25日でJリーグ アウエイ湘南戦です。

厳しい日程ながら、優勝争いに残り続けるためにも、絶対に落とせない試合。湘南視点では、残留争いに巻き込まれているところからも、負けられない試合です。

難しい試合になるに違いありませんが、確実に勝ち点3をゲットして、上位陣の取りこぼしを待ちましょう!

※なお、本記事の写真は、自分で撮影した写真以外は、浦和公式サイトの写真を引用させていただきました。

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