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ハイプレスを速攻と誤解していないか?【浦和レッズ観戦記(FC東京戦)】

2023年シーズン開幕!!

1月は、疑惑の人の噂で睡眠不足に悩まされながらも、キャンプ情報で怪我人もなく順調に進んでいるとポジティブな情報。マリウス選手も合流して、いよいよ2023年、Jリーグが開幕です。

正直、現時点での戦力補強という観点ではうまくいってないというネガティブな印象ではあるのですが、そうは言っても、監督力というのはボジティブ、最大の補強。ミシャ監督が就任した初年度サラッと上位に来たように、監督がもたらす統率力というのは凄まじいものがあります。

そんな気持ちで、スタートダッシュが肝心と娘と話しながら、味の素スタジアムに向かいました。

味スタ到着

忘れもしない2016年元旦の天皇杯決勝。逆転負けを喫してトボトボ帰った思い出。味スタにはそんな思い出しかありません。

スタジアムは素晴らしく観戦しやすくて最高なんですが、飛田給駅のホームの狭さと電車の混み具合など、アクセスに問題があるなあと感じていました。昨日も同じ感じ。まあ立地条件から考えると仕方ないですね。

アイデアとして、駅からスタジアムまでを高架にして、地上に降りないようにすると通路面積も稼げるし、階段で上り下りで絞られて流れが止まらず、特に試合終了時の大量の人の移動をスムーズにできる気がしますね。

また、試合終了時刻には、味スタの隣にある「武蔵野の森総合スポーツプラザ アリーナ」のコンサートに来る人々との行き違い、駅も人で溢れかえってました。運営側のタイミング悪過ぎです。

合わせて特急停車の数は増えているようですが、列車の数をさらに増やすなどの対策も取れればいいですね。

ビジター側は、入場までかなりとぐろまいていましたが、以前に比べて割とスムーズに入場。入場門には、気持ちを鼓舞する弾幕が。

スタジアムに入り席につき、ふと下を見ると、GGRの水内さんとささっちが!遠目からでもささっちかわいい!!なんて思っちゃいました。

試合前の練習に選手が入場すると、浦和サポーターの「アレ浦和」が。腹から来る気合の入った声に、気持ちが引き締まる気がしました。自然に涙が、、、、。

これから本当の浦和サポが見せられる時が来たな(ズラタン風)と思いました。

試合前、花火が打ち上げれらたり風船飛んだり、お祭りのようでしたが、そんなことは気にもせず、試合開始です。

ハイプレスを誤解してない?

前半のハイプレスは効いていた

試合開始から、リンセン選手、小泉選手から始まる前線からのハイプレス戦術が効いていて、相手のビルドアップを自由にさせない。この調子で、後半まで持つのか?筋肉系の怪我をしないか?と心配になるような運動量。

サポーターに、ここが今年の重点ポイントなんだなと訴えかけるようなプレイでした。

また戦っていることは、十二分に選手のプレーから感じられます。浦和を背負う責任、勝つことに対する貪欲な気持ちは十二分に伝わりました。

ハイプレス≠速攻

でもボールを持った後の攻撃を急ぎすぎてる感じ。

去年はボールを持ったらチームを落ち着かせるのが第一優先とばかりに、各々がポジションに戻りしっかりとした体制にしてから攻撃をスタートしていました。逆に、これが遅攻となる結果、守りを重視する相手には点を取ることができないというのが課題でした。

もしかして選手には、監督からハイプレス戦術と言われているのと昨年の課題を解決しなければという二つのことが、ボールを持った後の攻撃を急ぎすぎてるプレイになってしまったのかもしれません。前線のコンビネーションもなく、でたとこ勝負。昔のゼリコが監督だった年を思い出しました。

去年のことを思い出して状況によってしっかり持って落ち着かせればいいのに、と思っていました。

で思ったのが、ハイプレスを速攻と誤解していないか?ということです。

ビルドアップも見えなかった

マリウス選手は、身体能力の高さと対人能力、ボールの扱いなど、素晴らしい選手だということはわかりました。これから、チームにフィットしていってくれるのが楽しみです。

ただ、今日いきなりマリウス選手のスタメンは時期尚早だったかなと思いました。コンディションではなく、コンビネーションの点で。去年のビルドアップが見えなくなっていたからです。去年のビルドアップを知らないからか、ボランチ経由せず、裏を狙ったロングボールを多用。これも攻め急いでいるように見えました。これでは、岩尾選手のいいところもでません。

小泉選手と監督のコメントから

小泉選手とマチェイ監督のコメントが、浦和のあぶり出された課題 新監督の“ハイプレス守備”で生じた問題点は?「整える時間を作らないと…」に記載されていました。

やはり自分と印象と同じコメントをされていたので課題は明確になっていると思います。

マリノス戦まで1週間 監督力が問われます

「ハイプレス」という言葉が強烈に一人歩きして、極端に振りすぎた感のある今の状況。監督が変わって変化させたいことを印象付けるには十分すぎる効果はあったと思います。それをもう少し本来やりたい戦術に調整していくのがこの1週間でしょう。

次戦マリノス戦に向けて、監督力に期待するしかありません。選手は限定されているのだからです。

浦和に戻って「鶏そば 一瑳」でエネルギー充填

飛田給駅から山手線の通勤電車のような満員電車に揺られて新宿へ。そこから浦和に戻ってきました。娘のオススメの鶏そばで、痛んだ心を癒してもらいました。

「あっさり鶏そば」か?「濃厚鶏そば」か?やっぱ濃厚でしょ!!ということで「濃厚鶏そば」をチョイス。

初めて食べる鶏そば。ぱっと見、大好きなとんこつラーメンのような色合いのスープでしたが、匂いもキツくなく飲んでみると優しい味。うまい!!麺は、中太のしっかりとしたコシのある麺で食べ応え満点。さらにのっかている(正しい表現かわかりませんが)焦げ目を入れた鶏ハムが3切れ。これまた美味!!。鶏肉大好きな自分としては最高の一杯でした。ごちそうさまでした。

敗戦の痛みを少し和らげてもらった気がします。

最後に

試合終了後、ブーイングはなかったのですが、これからの2戦、マリノス、セレッソと苦手な強豪チームとの対戦が控えています。この2戦をどう戦うかでサポーターの雰囲気も、ポジティブかネガティブか?のどちらかに大きく振れることになりそうです。

サポーターとしては、はらはらする1週間ですが、期待して待ちましょう。

最後に、試合前半の終盤にピッチ脇で真剣に一人ウォームアップしている選手がいました。それはザイオン選手。それを見て胸が熱くなりました。今年にかけている気持ち、痛いほど伝わります。この努力を報わせてあげることができることを祈らざるを得ません。

それでは、1週間後。

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