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逞しさが次のステージへ!チーム全員のメンタリティ際立つ!【浦和レッズ観戦記 FC東京戦】

5連勝の後の試練を吹き飛ばしたい試合

前々節、ガンバ大阪相手に雨のジンクスを打ち破れず敗戦、前節のアウエイ新潟戦でも長倉選手の恩返し弾で追いつくも苦しい戦いで引き分け。これらの試合で課された課題がチームを苦しめます。しかし、これもチームを強く逞しくしていくための試練。しかも、雨の埼スタという試練も。ここを乗り越えると、さらなる飛躍が待っています。そんな気がしたこの試合。

結果的には魂揺さぶられる逆転勝利で、チームの逞しさが次のステージへと上がったともいうべき試合でした。

試合を通して

優勢な試合運びはできていた

試合全体を通して、FC東京に対して優勢な試合運びはできていたと思います。

前半は、7分の不運な判定と言うべき安居選手のPK献上で先制点を許すと、FC東京がボールを持ち後ろで回す展開で試合が進みます。この時間帯の浦和の前線プレスはなかなかハマらず、橋本選手が上手い出口となってやや苦しい展開が続きました。

しかし、25分過ぎからは、これまで構築してきたビルドアップが炸裂し出し、浦和ペースへ。

前線の流動的なポジションチェンジと特に右サイドでのワンツーのコンビネーションで、相手ゴールライン深くまで抉る攻撃は迫力がありました。

そこから素晴らしいクロスが入っていただけに、惜しいと感じるのが中央で合わせる選手がいなかったこと。長倉選手などフォワードの選手の投入が遅かったことが残念でなりませんでした。

後半に入ると、一進一退の流れが続く中、60分過ぎから浦和が徐々に押し込み始めていると感じた矢先、67分に遠藤選手のシュートが不運にもボザ選手の頭にあたりゴールに吸い込まれます。

いい流れの中、またも追いかける展開に追い込まれます。昨年から続く雨のジンクスはここまで浦和に試練を与えるのか?と思いました。

交代選手のパフォーマンスが素晴らしかった

しかしこの日の浦和は、交代選手のシフトアップが素晴らしかった。

試練なんか吹き飛ばす3段ロケットのようでした。

72分に、凌磨選手、サビオ選手に代えて、泰志選手、関根選手を投入。78分に荻原選手に代えて元気選手を投入。

終盤に魅せた、元気選手と関根選手のユニットに半端ない決意と気迫を感じました。

79分に金子選手のスーパークロスからの泰志選手の狼煙ゴールの後、さらに2人のユニットの迫力が増してきます。

元気選手は、彼らしさを爆発させるプレーが垣間見れました。90分の長倉選手へのスルーパス。その後、マリウス選手からの縦パスを長倉選手がいとも簡単に叩いて、元気選手、関根選手、松尾選手とと繋ぐも、イーブンのボールとなった時、関根選手の執念がすごかった。高選手に対し一歩先を行き、ボールキープしたのです。このプレーは痺れました。そのボールを、安居選手、元気選手と繋ぎ、元気選手がカットインからのシュート。完全復活を予感させるプレーに感動を感じざるを得ませんでした。

92分の泰志選手のゴールも、関根選手の見事なクロスによるもの。

このベテラン2人の活躍は、明らかにチームをブーストアップさせていたと思います。

選手全員から勝者のメンタリティを強く感じた

この試合は、雨や不運な失点などの試練があったにもかかわらず、チーム全員の力で押し返し勝ち切りました。試合を通して、選手全員に勝者のメンタリティを感じました。

そして、92分の泰志選手のゴール後に、コーチやサブの選手含めた全員で喜ぶ姿を見ていると、一体感が増しているな、本当にいいチームになってきたなと思いました。

逆転勝利ができるチームは強い!成功体験が更なる勝利を生む。そういう意味で、この試合はチームの勢いを加速させる勝利だったと思います。

チームは明らかに次のステージへ向かっている。そう感じました。

印象的だった選手

魂と執念が垣間見れた2ゴール!! 泰志選手

この試合で感じた彼に対する言葉が、魂と執念。

こんなに頼もしい選手だと言うことを認識した試合でした。ここ数試合、スタメン出場がない中、彼の心情を推し量ると悶々としていたことでしょう。そんな気持ちをぶつけてくれた試合となりました。

あの決勝点の下がりながらの胸トラップとつま先で放ったようなシュート。浦和をさらに加速させる素晴らしいゴールだったと思います。

ボランチながら、ゴールに絡む、ゴールを決めることができる泰志選手は明らかに存在感を放っています。これからも期待しています。

いきなり絶好調!! 大久保選手

試合前スタメンを見て、今季初スタメンの大久保選手を見て正直大丈夫なのか?と思いました。それは全くの杞憂でした。

それはもう、いきなり絶好調!と言う言葉がぴったりの活躍でした。

持ち前の相手を翻弄するドリブルはもちろんのこと、縦パス、スルーパス、クロス、味方とのワンツー、クロスに飛び込むヘディングシュートと見張る活躍。

大久保選手から全ての攻撃が始まったとも言っていいとも思いました。

これまで、右ウイングは金子選手がスタメンでしたが、金子選手も疲労が溜まってそうですし、少し休んで本来のキレを取り戻すことが必要だと感じます。その意味でもこの大久保選手の復活と活躍は重要だったと感じました。

ファイターらしさ爆発!!石原選手

FC東京にとっては、左サイドの攻撃がキーでした。遠藤選手、俵積田選手とキレのある選手と対峙した石原選手は大変だったと思います。

しかし、守備をこなしながら、なぜそこにいるのか?と驚くほどの上下動を繰り返し、1点目のゴールを奪取します。

あの思い切りの良い弾丸シュートは、本当に魂を揺さぶるものがありました。

ありがとう!!ファイター石原選手。

次の試合は、アウエイ 新潟戦

次は、5月21日(水) アウエイ 川崎戦です。

川崎は、長谷部監督になって、力強さが増してきている印象です。ACL優勝こそ逃したものの、これをきっかけにさらにチーム力が上がってきます。その前に叩きておきたいところです。

この試合の流れを大事にしながら、”Stay humble”で突き進んでいって欲しいと思います。

※なお、本記事の写真は、浦和公式サイトの写真を引用させていただきました。

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