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浦和レッズレディース アジアチャンピオンおめでとうございます!!

浦和レッズレディースのACL決勝に参戦してきました

浦和レッズというクラブが最も大事にし、浦和サポーターがより魂を込めて応援する大会が、アジアチャンピオンズリーグ、ACL。

その女子サッカー版のプレ大会が今年開催されるということで、ワクワクしていました。見事に決勝に進んだ浦和でしたが、唐突にアジアサッカー協会(AFC)から中止のニュース。正直、理由も明確でなく不条理としか思えない決定でした。しかし、いろんな方の努力により、復活することとなり、もうこれは行かない選択肢はないと参戦してきました。

世界へと確実に歩み続ける浦和レッズ。結果的には、女子サッカーでもアジアチャンピオンを獲得、男女でのアジアチャンピオンとクラブにとって大きな飛躍を遂げることになったのです。

試合前の様子

混雑が予想されるので開門時間が1時間早まったということ。そのニュースをホームページで知って、慌てて15時開門に向けて、自転車を漕ぎ浦和駒場スタジアムに向かいました。

15時前に到着してみると、メインスタンド入場列に結構並んでいました。

浦和レッズレディースのフラッグがかっこいい。

手荷物検査を受けたあと入場。階段を登っていくと、モチベーションを上げる張り紙がありました。うーん、盛り上がってきました!!

メインスタンドのゴール裏寄りの席を確保。席について待っていると、会場入りした選手たちが芝の状態確認をしに出てきました。高橋選手、塩越選手、長嶋選手、あと清家選手でした。緊張感も感じられず、リラックスしている様子でしたね。

ウォームアップスタート前に選手たちが一列になって深々と頭を下げ挨拶してくれました。レディースチームのこの謙虚で感謝の心を持つ姿勢が素晴らしいと思いました。

対戦相手は、韓国の仁川現代製鉄レッドエンジェルズ。国内で11連覇している韓国最強のチームだそうです。韓国のチームは女子チームであっても強度勝負でくるのではないか?そんな相手に、技術を特徴とする浦和がどう打開できるのか?興味深い対戦となりました。

試合開始前になると、メインスタンドは満員に近い浦和サポーターで埋め尽くされていました。

浦和サポーターは自分含めて、”ACL”という言葉にアドレナリンが出る特性を持っているに違いないです。また、金曜日の18:00に駆けつける浦和サポーターは本当に頼もしいと思いました。

試合終了後、付近にいた人が「明日は4時起きだな!」って言っていたのが聞こえました。男子の新潟戦に向かうということなんです。一緒に観戦した娘もそう。まさに、「No reds, no life」ですね。それ大好きです。

試合の状況

そして試合が始まりました。

選手入場時のアンセムを聞くと、今までのACLの戦いが思いこされ、血が煮えたぎってくるんですね。すごく好きです。

入場してきた仁川現代のユニフォームはアウエイユニフォームなのか?と思いました。青に白字のユニフォーム、これはまさに「アルヒラルのユニフォーム」と思いました。うーんまた、血が煮えたぎる、、、

やはり試合の立ち上がりから、仁川現代は、韓国のチームらしい強度の高い守備をしてきました。球際の強さ、寄せの速さと距離の詰めかたが鋭く、浦和はいつものようなパスサッカーを展開することがなかなかできませんでした。仁川ヒュンダイの前線、特に24番のセンターフォワードの選手は前線からしっかり守備をしてなかなか厄介な選手だなと感じていました。

また、清家選手がボールを持つと、3人もしくは4人行っているんじゃないかと思われるほどの徹底マーク。流石に相手も研究していて、清家選手の決定力を怖がったいるようでした。

そんな状況の中、12分、相手スルーパスを下がりながらキープしていた長嶋選手が背後から相手選手が近づいてきていることに気づかず、ボールを奪われ、先ほどの24番の選手にシュートを決められ失点。リードを許す展開となりました。長嶋選手は怪我からの復帰戦だったということで、試合勘が鈍っていたのかもしれません。

その後、拮抗している展開から徐々に浦和が押し込み始めます。22分、右サイドにいた栗島選手から中央の伊藤選手へパスが通り、伊藤選手が裏への絶妙の浮き球のスルーパスを通します。そのボールがワンバウンドしたところを清家選手が見事に決め、同点に追いつきます。

このゴール、1995年4月8日のアウエイセレッソ大阪戦、福田選手が決めたVゴールによく似ていて、それを思い出しました。(日付は25周年記念DVDで調べました)清家選手は、プレーが福田選手に似ていますね。

続く、25分、塩越選手の絶妙な右コーナーキックをニアに詰めていた島田選手が見事に決め逆転!一気にひっくり返しました。さすが王者の風格!浦和レッズレディースです。

徐々に仁川現代の運動量と守備強度が落ち、浦和が本来のボール回しができるようになってきます。

相手ボールになった時の守備への切り替えの早さが目立ったのがキャプテンの柴田選手。流石の嗅覚で仁川現代の攻撃の芽を摘んでいました。

島田選手、清家選手、塩越選手、石川選手などシュートチャンスが訪れますが、点を追加することができなかったものの、失点することなく勝ち切ることができました。

試合後の様子

アジアチャンピオンとなった浦和レッズレディースの選手たちは、喜びを爆発というよりかは、ホッとしたという印象を受けました。むしろ、王者の風格すら感じますね。

トロフィーの授与があまりにもさらっという感じだったのが残念。あれが本当に優勝トロフィーなの?とその時は思っていました。

いやー、アジアチャンピオン!!しかも男女揃ってのチャンピオン!最高です。

昨年のWEリーグ決定試合以来の紙吹雪も最高でした。

柴田キャプテンがトロフィーを持ち運び、ゴール裏の女性コールリーダーのもとへ。そして記念写真。最高ですね。

猶本選手も久々に姿を見ました。安藤選手と共に、2人は来季の最高の補強です。しっかり治して来季大活躍してください。

エースの風格、清家選手と韓国選手相手にフィジカル勝負で全く負けていなかった遠藤選手。素晴らしかったです。

みなさんお疲れ様でした。

この後の記念写真のシーンで、浦和の選手が近くにいた仁川現代の一部の選手を招き入れ一緒に集合写真を撮っていました。正直、男子では絶対ないだろうなというシーン。それをみて清々しく思いました。女子サッカーの素晴らしいところだなあと思いました。

そして本日、リーグ2連覇も決定しました

ちょうどこの記事を書いている時にやっていた試合で、INAC神戸が敗戦した事により、残り2戦を残し、今シーズンの浦和レッズレディースの優勝が決まりました。昨年に続き2連覇です。本当におめでとうございます。

もう男子チームは負けられませんね!!

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