浦和を愛してくれる選手が少なくなってきた気がする
前編【浦和レッズへの危機感 前編(槙野選手引退と興梠選手復帰から考える)】浦和サポの皆さんにココカゼ!
で、槙野選手の引退から、そんな選手が減ってきた、由々しき問題だと言う問題提起をしました。
裏を返せば、ずっと居たいと思うクラブではなくなったのか
こんな風に危機感を募らせざるを得ません。こんなことではダメだと。なので、なぜなんだろう?と選手の立場で妄想して考えてみます。
クラブの問題
選手自身がクラブに対する不信感を抱いてしまったら、そうなる可能性はあります。
・クラブのビジョンに納得できなくなった。
・クラブの方向性が見えず不安になった。
・クラブ体制が安定しない。
・安定した上位の成績を残せていない
ただ、選手を繋ぎ止めておくためには、
・クラブが現状を理解した上で将来どうありたいか?
・クラブの道筋、ロードマップを考えた上で今どの位置にいるのか?を選手たちに示せているのか?
・その上で個々の選手にどう言う役割を果たしてほしいかを明確に伝えているのか?
こんな説明できる能力が不可欠であると思います。
本人の問題
クラブレベルは大丈夫だったにしても、現場レベルで個人の価値観のぶつかり合いはあり得ます。本人がクラブに対して感情移入できなくなる要因を考えてみます。
・もともと日本代表クラスのポテンシャルを持ち、もともと海外志向で、浦和をステップアップの過程であると考えている。
・監督とは、うまくコミュニケーションできず、起用法に納得がいかない。
・選手本人のパフォーマンスが充実していなかった
・クラブの方向性云々より、気分を変えて新しい環境でチャレンジしたくなった。
・高額なオファーになびいた。
いづれにしても、入団の段階で、選手本人の価値観やビジョンを詳細に把握する努力と、浦和というクラブに対する思い入れの深さを把握する必要性を感じます。その上で、クラブ、監督が選手たちに、精神的にも物理的にもきめ細やかなサポートをする必要があるのかなと思います。
サポーターの問題
サポーター側の問題としては、
・サポーターが熱すぎて嫌になった。
・サポーターがルール違反をして嫌になった。
色々問題を起こす浦和サポーターですが、それを正当化する訳ではありません。でもこういう理由でやめる選手はいないと思いますが、仮にいるとしたらこのレベルで耐えられない選手はこの先はない、海外クラブなどもってのほか、と思います。
まとめると
色々考えてみましたが、結局のところ、
クラブはビジョン、それに沿った個々の選手に対する役割、要求を明確に示す。また、選手個々の価値観と浦和というクラブへの思い入れを把握し、入団の判断の指標とする。
これが重要なのではないか?と思います。
これって、一般社会の組織人事と共通することなんじゃないかなと思います。会社の哲学に沿った強固な組織を作るための。
クラブは当然やっているとは思いますが、より深くこのことを実践してほしいと思います。
興梠選手の復帰
そんな話から、この話です。
興梠選手のコンサドーレ札幌へのレンタル移籍の理由、来季浦和に復帰する理由が本当のところなんなのか?わかるはずもありません。
興梠選手の熱烈なファンの方には申し訳ないんですが、自分はちょっとした懐疑心を持たざるを得ないのです。今、本当に浦和を愛しているのか?という部分です。
札幌移籍の経緯
我々サポーターは限られた情報でした判断できないので彼の本意を表現できているか?わかりません。ただ、移籍決定後のとYOUTUBEでのインタビューは非常に残念だった。
簡単にいうと、ミシャ>浦和だった。
これが本心なら仕方ないと、正直残念だが片道切符になるんだろうなと思っていました。
浦和復帰の経緯
で、浦和復帰の発表。リリースされたコメントも、言葉少ない一般的な表現。自分の懐疑心は一切晴れませんでした。
それに追い打ちをかけるようなこの動画。
札幌応援ラジオ番組を動画にしたもののようですが、この中でコンサドーレ札幌のスポーツダイレクターの河合竜二氏の発言によってさらに懐疑心が深まったのです。
「来季も札幌でやりたかったけど、家族を考えると戻るしかないと興梠選手は言っていた。」
家族>ミシャ?
家族のことを優先することは、全く否定しません。当然の考え方です。ただ、浦和という位置付けがそこにも存在していない気がするんです。
しつこいようですが、今本当に浦和を愛していて浦和のためにという気持ちが、最盛期の何%のこっているのか?心配になるのです。
加えて、こんな発言をする河合竜二氏のデリカシーの無さに呆れました。札幌サポーター向けに納得させるように発した言葉だと思うんですが、浦和サポーターが聞くと懐疑心と誤解を招くことになりうるのです。しかも復帰後の興梠選手のために全くならない発言だと感じました。
来季の彼に期待
いづれにせよ彼の浦和に対する貢献度や実力は疑う余地もなく明白なものです。
なので来季、自分の懐疑心が吹っ飛ぶような、プレーや言動・行動が見られることを期待しています。その辺を注意深く見ながらサポートしていきたいと思います。
[…] 【浦和レッズへの危機感 後編(槙野選手引退と興梠選手復帰から考える)】浦和サポの皆さんにココカゼ!浦和を愛してくれる選手が少なくなってきた気がする 前編【浦和レッズへの […]