筋トレで姿勢が良くなってきた記事を書きました
昨年末、筋トレを真剣に取り組むようになって、姿勢が良くなったことをはじめとした、筋トレの効果のお話をしました。
そして、最近、さらによく感じるようになったことがあるのです。
元々、巻き肩だった
もともと、姿勢が悪いことに加えて、巻き肩だったのです。
今まで、上半身のトレーニングをやってきてませんでしたし、背中の筋肉というものは弱々だったに違いありません。そのため、普通にしていると、おそらく背筋が引っ張ることができず、左右の肩が前に行ってしまい、胸を張るような姿勢が取れなかったと思います。
また、自動車の開発という業務の中、年齢を重ねてくると、プロジェクトを進めたりする上で、デスクワークが増え、どうしても姿勢が悪く巻き肩になってしまう状況にあったのは間違いありませんでした。
筋トレの効果で、胸を張る姿勢を取れるようになった
昨年末、筋トレを真剣に取り組むようになって、背筋が肩を後方に引っ張ってくれるようになって、自然と巻き肩が解消されてきました。
以前は、両手を横に開いて仰向けになって寝ても肩が浮いていて床につきませんでした。でも今はしっかり肩が床につくようになっています。
感覚としては肩甲骨の可動域が増えた気がします。手を背中に持っていって背中を掻くように、手の位置を高くしていくと、以前に比べて高い位置まで上がるようになってきました。
ランニングのフォームが変わってきました
肩甲骨が固まっていない感覚があると、より、肘を後ろにして、拳を腰の位置あたりにして、より胸を張るランニングフォームに自然と変わって行きました。
するとなんと、以前に比べて呼吸が楽になっていることに気がついたのです。以前は、今思うと呼吸が浅かった気がします。それに比べて、深呼吸まで楽にできるように感じています。気温が上がってくる中、一般的に呼吸が苦しくなってくるのですが、余裕があるのです。
それに気づいた後、普段の生活の中で、静かに生活している中でも、呼吸が楽になってきたことがわかってきました。
呼吸のメカニズムと改善の仮説
なんで呼吸が楽になってきたんだろうと思いながら、まずは人体の呼吸のメカニズムがどうなっているんだろうということで勉強しました。
こちらの動画がすごくわかりやすかったので参照させていただきます。
この動画によると、呼吸のシステムは、肋骨含めた胸郭の中にある肋間筋と横隔膜による収縮に伴って、肺が収縮することで呼吸が行われるということ。そして、大きく分けて2種類の呼吸法があります。
①胸式呼吸(肋間筋や大胸筋などの胸回りの筋肉によって胸郭を収縮させて呼吸する)
②腹式呼吸(横隔膜が上下することで呼吸する)
このメカニズムからの推測ですが、
・筋トレによって、巻き肩が改善されたことで、胸郭の可動域が広くなって息を吸いやすくなった。
・筋トレによって、大胸筋などの胸周りの筋肉が強化されたことで、胸郭の可動域が増え、息を吸いやすくなった。
・筋トレによって姿勢が良くなると、横隔膜の可動範囲も増えた気がします。
と思われます。
バランスの良い筋肉を維持することは大事
筋トレによって弱かった筋肉を強化し、カラダ全体の筋肉をバランスよくすることによって正しい姿勢の維持ができてスムースな呼吸ができるようになった気がします。
また、今回初めて知った呼吸の仕組みは、やはり仕組みから学ぶと理解が深まります。これからも人体の骨格や筋肉の作りを学んで、健康に行かせていけたらなと思いました。