昨日のマリノス戦は完敗でした
内容は言わずもがな。試合後、ツイートで以下のようにコメントしました。
横浜VS浦和。前線からのハイプレスがJリーグの主流になりつつあるなか、それに対峙ししっかり後ろからビルドアップする浦和の戦略が正解なのか?その答えが、ACL以降の結果に表れてる気がする。残念ながらいろいろな意味で変化が必要だと思う。#浦和 #浦和レッズ #urawareds
— Max-Cozy (@max_cozy) October 29, 2022
来季に対する不安を残す今回の試合。まさに分岐点だなと思いました。
今のままでは、明るい将来が想像できない、そんな悲観的な感情を持たざるを得ない状況だと思います。
ただ、どっちに行くにも不安が解消されないのは間違いありません。
自分に限らず浦和サポはみなさん、浦和の暗黒時代が戻ってくるのではないか?と本当に心配していると思います。
今後の不安は何?
リカルド監督継続の場合、今の戦術の熟成はできるのか?
自分は、リカルド監督を来季も継続することが正しいと思っています。
戦略・スタイルはいいと思うし、熟成すれば独特なサッカースタイルに進化するポテンシャルも秘めています。
ただ、自分の考える以下の不安や反省をどのように払拭していくか?がポイントだと思います。
今のままでは今のJリーグの戦い方にマッチしていないのではないか?という不安
今の日本のサッカーは、フィジカル勝負になっていて、ボールをゆっくり回す時間的余裕を与えてくれません。特に上位チームとの戦いにおいては。
選手は今、ハイプレスやスピード重視の攻撃にさらされて混乱しているとしか見えません。
なので、この戦術を継続するためには、どんなにハイプレスが来ても圧倒的にボールキープできる、盤石なビルドアップができるのか?がリカルド監督継続への鍵だと思います。
それには、判断含めてスピード感を持ったパス回しとそれを実現するための的確なポジショニングが必要だと思うんです。
試合中の修正に関する不安
試合前の準備した戦術にハマれば、柏戦のように圧倒的に勝てる試合がある反面、ハマらない試合は、大量失点を食らって惨敗。ACL以降はこんな印象です。
リカルド監督もロングボールを多用するようになるなど色々と試行錯誤しているとは感じていましたが、何かしっくり行っていない。
昨年は飲水タイムでの修正に即効性があったので修正能力は高いなと感じていましたが、今年は、そんなシーンが少なくなった気がします。
リカルド監督がさらにどれだけ引き出しを持っているのか?も不安ですね。
マネージメント能力についての不安
自分からしたら、「完全なチームに近づいている」と軽率に発言してしまったこと。それによる、チームの緩みを生んだに違いないこと。
また、最近時選手の不満が外に漏れてきたこと。
これらは、マネージメント能力のなさが露呈されたところではないか?と思うんです。チーム内での求心力がなくなってきていることが否めません。
では監督変更の選択肢はうまくいくのか?
今日の朝、スポーツ紙各紙を見ての感想。
スポーツ紙数紙が浦和リカルド監督退任決定的と報道。監督変更から始まるガラポン。不安しかない。#浦和 #浦和レッズ #urawareds
— Max-Cozy (@max_cozy) October 29, 2022
正式発表ではないのでとは言いますが、ほぼこの流れになることは予想できたこと。
でもこちらの選択肢も期待感というより、不安感でいっぱいです。
哲学のある経験豊かな監督を連れてこれるのか?という不安
自分が思う監督像。
・人間的な器があり、求心力がある。
・経験、実績があり、引き出しをいっぱい持っている。
・戦略、哲学がある。
そんな監督を連れてこれるのでしょうか?
広島のスキッべ監督のような素晴らしい監督見つけられるのでしょうか?
選手の入れ替え、順応に時間がかかるという不安
大槻監督1年目も、契約が続く選手を使わざるを得ず、結果成績は振るわずといったシーズンでした。
来季から新監督となった場合、同じことになります。監督の戦術、方向性に合わない選手を無理やり使うこと、もしくは選手が干されることになります。
応用力の高い監督ならいいのですが。
積み上げ、財産の継続性はあるのか?という不安
何よりも、この3年間はなんだったのか?また0スタートなの?積み上げ、財産の継続性はないの?の問いたくなります。
こんなにコロコロ監督を変えるようなら、クラブの哲学がほんと脆弱であると言わざるを得ません。まさに一貫性のない場当たり的な日本的な経営ですね。
カリスマ経営者が必要です。
初戦がACL決勝という不安
現状では、緊張感の最高潮に達する、ACL決勝が初戦になるというスケジュール。
今後のシーズンを占う大事な試合で、監督にとってもいきなりの勝負となり余程の準備と人間的器が試されることになります。
フロントの立場で考えると
ドライに考えると、3年計画を宣言した手前、優勝という目標を達成できなかった責任を取ることになろうかと思います。
そこでドライにやめていいのか?という話です。
1年目は、既存の選手の契約が残っていて、思ったように補強ができなかった背景から考えると、2年目のリカルド監督が就任した昨年が1年目と言っていい。なので、サポーターに頭を下げて、リカルドの3年目をやらせてくれ、3年目を来年にさせてくれとお願いしても理解は得れるかと。情熱があれば説得できますよ。要は、気持ち、本音でサポーターとぶつかってほしいのです。
スマートというよりドライに経営判断するようなフロントや経営者は要りません。
今は論理より感性の時代。
そういった人間らしさや、情熱をアウトプットできる人にクラブを継続してリードしてくれるのを望みます。犬飼さんのような。
どちらにしてもいい方向に向いてくれることを望みます
最終戦は娘と参戦予定なのですが、どんな雰囲気になるのか?これまた不安でいっぱいです。
来季は、不安の全くない素晴らしいシーズンになることを、根拠もなく願っています。まあないな、それは。
それでは!!最終戦で。
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