CWC遠征 フリータイムの過ごし方を考える
自分の人生またとない大会と遠征を決めたクラブワールドカップ。昨年末から遠征計画を立ててきました。
※遠征計画全体の流れは、こちらのまとめ記事をご覧になってください。

昨年の12月9日、クラブワールドカップの日程が発表され、併せて浦和の対戦相手と開催地も明らかになりました。
それから着々と準備を進めている中、試合のない日のフリータイムの過ごし方、観光プランを立てる必要がありました。
シアトル3日間のフリータイム。シアトル市街散策、ツインピークス聖地巡礼旅は決まりましたが、残る1日はどう過ごすか?と考えた時、ふと思ったのは、
”アメリカに来たのなら、大自然に触れなきゃダメでしょ!”
ということで、自然というキーワードでどこにいくか考えました。
シアトルの自然と言えば?
Googleで”シアトルの自然”と検索すると、こちらのサイトが筆頭でした。
このサイトによると、4つの国立公園をお勧めしていました。
①マウントレーニア国立公園
②オリンピック国立公園
③ノース・カスケード国立公園
④マウント・セント・へレンズ国立記念公園
③と④は素晴らしい公園ですが、シアトル市街地からだとあまりにも遠いので断念。
①と②は距離的には同等、それなら日本人に馴染みの深い名前の①だと直感しました。
娘に聞いたら、ノリノリで快諾でした。
マウントレーニアとは?
日本人にとってマウントレーニアと聞くと
マウントレーニアと言えば、日本人にお馴染みなのはコーヒーですよね。
森永乳業が販売するカップ飲料のブランドで、コーヒーやカフェオレのイメージが浮かびます。
こちらのサイトによると、
1993年、シアトルで主流だったカップコーヒーを買って手軽に持ち歩くカフェスタイルを日本でも広げようと商品開発が始まり、マウントレーニアは誕生しました。
シアトルを発祥の地のスターバックスが日本に進出したのは1996年だということで、森永乳業さんは先見の明があったと思います。
改めてマウントレーニアとは?
マウントレーニアは、アメリカ、ワシントン州の最高峰で高さは4,392m。富士山は、3775mですから、はるかに高い山です。それだけでもスケールを感じますね。

こちらのサイトに詳しいマウントレーニア国立公園の紹介と情報がありましたので参照させていただきます。
このサイトを見ると、現地の人がこの山に抱いている感情、愛や誇り、癒しの気持ちがよくわかります。
マウントレーニアは、まさに、日本人にとっての富士山のようなもの。地元の象徴だということがよくわかります。
アクセス
先ほどのサイトにもありますが、マウントレーニアには北側2つ、南側2つの合計4つの入り口があります。どこからアプローチするかが問題です。
どっちからアプローチするかが問題
北側からか?南側からか?どちら側からみたマウントレーニアがいいんだろうか?悩みました。
色々とYOUTUBEに上がっているマウントレーニアの動画を見ましたが、こちらの動画のように南側からの景色は素晴らしいと感じました。
南側のルートに決定
4つの入り口のうち、南側からのニスカリー・エントランスから入り、パラダイスという駐車場を目指したいと思います。

シアトルの南東方向、距離にして109マイル(175km)、2時間半のドライブです。
入園料など
入園料
アメリカの国立公園は、入園料が必要だということ。公園の保全などに使われるんですね。
こちらのサイトで事前に購入できるとのこと。
車両1台 30USD (同乗者含む 乗員15人まで) だそうです。
天候によって行けなくなる場合があるので、直前に購入します。
無料入園日がある?
ちなみに、“FEE FREE DAYS”といって、無料入園日があるとのことでした。
なんと、6月19日(木)は、アメリカで奴隷にされた人々が解放された日(Juneteenth)だということで、その日にしようかとも思いました。
でも、その日混むだろうし、前後のスケジュールを考えると動かしにくかったので、翌日にしました。しかし天候次第でその日になるかも知れません。
”入場予約システム”というのがある?
色々調べていると、”Time Entry Reservations”という入場予約システムを2024年に試験的に導入したという記事を発見しました。
これは、午前7:00〜午後3:00に入場する際に、事前予約が必要で2USDかかるということ。
こちらに内容が書いてありました。
そのサイトから、こちらの予約サイトに飛んでみました。
すると、予約日が指定できない。よく注意書きを読んでいるとこう書いてありました。
No decisions have been made if timed entry reservations will be required for the 2025 summer season. Check the park website for information on visiting the park.
2025年の夏季シーズンに入場時間指定の予約制を導入するかどうかは未定です。公園へのご来園に関する情報は、公園のウェブサイトをご覧ください。
あら、やめたんですね。今年は。不評だったのか?わかりませんが。
登山ルートと見るべきポイント

基本トレールコース
マウントレーニアの公式サイトに、トレールマップがありました。

スカイライントレールが王道ともいうべきコースだと言えます。
問題は、それをどう歩くか?普段登山をしていない自分たちがどうするか作戦を考えました。
こちらの動画の方は、パラダイスのビジターセンターからスタートして、スカイライントレールを反時計回りに回ったコースを歩いています。
こちらの動画の方は、パラダイスのビジターセンターからスタートして、スカイライントレールを時計回りに回り、途中、ショートカットして、ゴールデンゲイトトレイルを歩いています。
こちらのコースの方が、急坂ではありながらマウントレーニアが前方に見えて、直線的で良いと思いました。
この方が行ったコースを、Google mapで調べると恐らくこうです。きっと、3時間超かかるでしょう。
最終的に行きたい”Panorama Overlook”という展望台までで往復すると、2時間超かなと思います。
いづれにしても登山初心者ですから、無理をせずに辛かったらUターンして戻る判断をしたいと思います。
トレイルコースで見るべきところ
パノラマオーバールック
目的地点であるここまで登ってきたら、これまで見た動画によると、雄大な氷河を目にすることができます。是非とも、ここまで行ってみたいと思っています。
こんな景色が観れるといいですね。

マートルフォールズ
ここも、多くの動画で出てくる滝です。予定しているフルコースを歩ききれれば、最後にお目にかかれます。

周辺で見るべきポイント
周辺で見るべきポイントをピックアップしました。帰りに、余裕があったら訪れるくらいの腹づもりで行こうと思います。
リフレクションレイク
名前通り、湖の水面にマウントレーニアが鏡のように反射した絶景が見れます。運もありましたが。風が弱く、水面が波立たないとか、晴れ流とか。
こんな景色がみれたらいいですね。

インスピレーションポイント
マウントレーニアが綺麗に見える、まさにフォトスポットです。

ナラダフォールズ
マウントレーニア国立公園のパラダイスから南に3マイルほどのところにあるナラダ滝。
高さは50mほどですが、水量の多い迫力ある滝を見ることが出来ます。
クリスティンフォールズ
ナラダフォールズ同様、アクセスしやすい滝です。
スケジュール
これくらいの基本スケジュールを考えています。
07:50 ホテル発
08:00. スーパーで昼食を買う
10:30 パラダイスビジターセンター到着 登山開始
12:00. パノラマオーバールック到着 下山
14:00 パラダイス出発
15:00 周辺のスポットに立ち寄ったのち、帰路につくシアトルへ
18:00 シアトル到着 レンタカー返却
心配は、体力と天候
色々と調べた上で計画は出来上がったとして、心配なのは体力と天候でした。
体力に関しての不安は、普段、ランニングや筋トレなど日常運動をしている自分でも、山登りは守備範囲でなく、本当に登れるのだろうか?ということ。そして、埼玉スタジアムのゴール裏で飛び跳ねている娘ですが、それ以外は運動全くやっていない娘こそ本当に登れるのだろうか?と思っていました。翌日の試合観戦に影響が出るようでは、本質を見失ってしまいますので、ほどほどにすることが大事かなと思いました。
また、天候に関してはもうどうすることもできません。当日の天気予報が雨や曇りならば、プランBとして前日のツインピークス聖地巡礼旅と入れ替えることも考えておかないといけないなと思いました。(ツインピークスは、どちらかというと、雨のイメージの方が似合っているので)最悪は、プランCとして中止も選択肢の中にあるくらいの気持ちでいようと考えました。
いづれにしても、無理せず安全にを最優先に楽しみたいと思います。
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