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【北陸の旅① 金沢市内散策編】

北陸の旅 初日は金沢市内散策です

自分史上ほぼ初めてと言っていい北陸の地。2泊3日の旅です。

※全体の流れは、こちらのまとめ記事をご覧になってください。

まとめ記事【北陸の旅】旅行好きの方にココカゼ!「金沢行くよ!」と観光大臣がご発言されました 今回は、予兆がなく突然でした。 「金沢行くよ!」 うちの観光大臣のご発言で、...

今回も事前の天気予報はあまり良くなかったのですが、相変わらずの奥様の晴れ女パワーで、雨がほとんど降らないと言う強運ぶり。

初日は金沢市内を散策して、街の素晴らしさを実感させて頂きました。

訪問地は、

①いきいき亭(近江町いちば館)
②ひがし茶屋街
③金沢城公園
④兼六園
⑤長町武家屋敷跡
⑥尾山神社
⑦狼煙(居酒屋)

それぞれをご紹介していきますね。お付き合いください。

①いきいき亭(近江町いちば館)

金沢駅に到着したのが11時前。まずは昼食ということで、近江町いちば館に向かいました。

近江町いちば館は、鼓門のある金沢駅東口からまっすぐ歩いて15分で到着します。

奥様が事前に調べて評判の良かった”いきいき亭”というお店を目指します。

写真の近江いちば館の向かって右側のエムザ口から入ってしまったのですが、建物の左側のむさし口から入ったらすぐの場所でした。

こちらから入ると、すぐ右にあります。

客席はそれほど多くないため、行った時点で満席。オーダー票に注文と電話番号を書いて、その場を離れても電話してくれるというシステムでした。自分たちは、目の前で待って15分ほどで中に入れました。外国人の方が多く並んでいました。

朝どれ丼(2200円)を注文しました。

内容はと言うと、

・あじ
・たい
・ひらまさあ
・てっぽうさわら(福井県越前港で取れる魚だそうです)
・ぶりの味噌汁

どのお魚も新鮮で食感がよく、ほんと美味しかった。白身の魚が大好きな自分にとって、最高でした。ごちそうさまでした。

北陸の地元の方々は、こんな新鮮な魚を食べられるなんて本当に羨ましく思いました。

その後、館内を歩いてみました。

いわゆる生鮮市場なのですが、新鮮な地のもの、特に海鮮物で溢れていました。奥様は、いろいろ買って帰ってホテルで食べたいよねなんて言っていました。

しかしもう、それどころではありません。その場で食べるんです。しかも外国人の方ばかり。美味そうに頬張って、満足そうにサムアップしていました。

自分たちは先に食べてしまったのでそうもいかなかったですが、食べ歩きも良かったですね。市場の中を歩きながらその場で食べるなんて。

こんな市場が家の近くにあったら最高ですね。

②ひがし茶屋街と主計町茶屋街

続いて向かったのが、ひがし茶屋街です。近江町いちば館から徒歩15分ほどです。

文政3年(1820年)に町割をあらためてお茶屋を集めた町なんだそうです。その伝統的な建物が並んでいます。

まさにタイムスリップしたかのような印象。それぞれの建物はお店屋さんになっていて、金箔のお店や、お菓子屋さん、カフェなどいろんなお店がありました。

情緒ある街並み。着物を着た女性が似合います。

進んでいくと建物の色がレンガ色になってきました。

狭い小道も風情があります。

ひがし茶屋を出て、金沢城方向に戻ると、清らかな川の脇に主計(かずえ)茶屋街があります。

この道を進んでいきます。

こちらも風情のある建物が連なっています。1棟貸切宿があって、一度は泊まってみたいなと思いました。

建物の間の路地を見受けて入って行ってみると、

これまた風情のある路地がありました。ほんといい雰囲気です。

③金沢城公園

茶屋街を後にして南に徒歩10分ほどで、金沢城公園へ。北からの入り口である大手門口から入園しました。

広々とした芝生広場が両脇にある園内の道を進むと金沢城が見えてきました。

河北門から入るとまたも綺麗な芝生広場があります。天守閣があると思い込んでいましたが、城跡として一部が残っている模様。石川門(内部が公開されていました)、三十間長屋、鶴丸倉庫は国指定重要文化財だそうです。

鶴の丸休憩所から見た風景。ずっと眺めていたくなる景色です。

④兼六園

金沢城石川門から出て道を挟んですぐが兼六園。桂坂口から入園しました。

兼六園は、日本3名園のうちの一つに挙げられています。(残りは、水戸の偕楽園、岡山の後楽園)。

こちらの看板にある”特別名勝”という言葉。それ以前に、”名勝”って何?と思いまして調べてみました。文化庁の解説(名勝とは)を引用させて頂きます。

「文化財保護法」では,「庭園,橋梁(きょうりょう),峡谷,海浜,山岳その他名勝地で我が国にとって芸術上又は観賞上価値の高いもの」のうち,重要なものとされています。すぐれた国土美の有様を様々なかたちで表現する名勝は,風致景観の観賞を通じてその価値を発揮する記念物です。主として人間の作意と技術によって造られた人文的なものと,主として天然の営為や素材によって生じてきた自然的なものに大別されます。

著名な風致景観に名所を見いだし,また,名所のすぐれた風致景観に価値を見いだす名勝の特徴は,史跡と天然記念物とに重複して指定されることが多いことにもうかがうことができます。

日本に暮らす人々がそれぞれの土地に紡いできた思いを,名所や風景,庭園に継いでいくのが名勝です。

日本を象徴する文化的な景観ということです。まさに日本の風景とも言える庭園です。

なんとも落ち着く景観。ですが正直なことを言うと、アジア系の外国人客のワイワイガヤガヤがなければもっと静かに景観を楽しめたのにと残念に思いました。

10月末で、金沢市内はまだ紅葉という時期ではありませんでした。春先の新緑の時期にまた訪れてみたいものです。

⑤長町武家屋敷跡

兼六園桂坂口から出て、徒歩15分ほどで長町武家屋敷です。

ここは、藩政時代に加賀藩の中級武士が暮らしていたところだそうです。

石畳の狭い路地、土塀や門があって、時代劇のような風景です。道ゆく人々のほとんどが外国人観光客でした。人気の観光スポットですね。

この小川も風情があります。流れる水も綺麗です。

こちらは、長町で唯一一般公開されている武家屋敷なのですが、残念ながら10月から3月は閉園ということでした。

⑥尾山神社

長町武家屋敷を後にして徒歩15分。次は尾山神社。

加賀藩祖前田利家公と正室お松の方を活る神社だそうです。

鳥居の向こうに、日本というよりも韓国風の神門があります。特徴的な門です。

尾山神社ホームページによると、この神門は国指定の重要文化財になっていて、

明治8年の建築で、和漢洋の三様式を混用した異色の門として全国に知られ、兼六園と共に金沢市のシンボルにともなっています。第一層には戸室石(角閃安山岩)を用いてあり、第三層は四面五彩のギヤマン張りで、もとは御神灯が点灯され、その放つ光は金沢の街を照らし、また遠く日本海を航行する船の目標たらしめたものです。なお第三層目に設置された避雷針は、日本最古のものです。

なんだそうです。

こちらが拝殿。

 

拝殿の右奥に、前田利家公の像がありました。カボチャのようなものを背負っています。

カボチャのようなものの解説がありました。”母衣(ホロ)”と言って、流れ矢を防ぐために鎧の背中にかけた布だそうです。

馬車やオープンカーの”幌”とは元々同じ意味だったそうですが、徐々に雨風を防ぐのりものにつける覆いという意味になっていったようです。

⑦狼煙(居酒屋)

尾山神社の時点でもう日没になり、かなり限界に近づいてきました。

最後の一踏ん張り、20分歩いて駅前居酒屋狼煙に到着。

近辺でいろいろと、2、3件探したのですが、お休みだったり、予約で一杯だったりで、やっとこの店に辿り着きました。このお店も後に予約が入っていて時間制限でした。

月曜日だったのに。皆さんも予め予約することをお勧めします。

お刺身盛り合わせを強くお勧めされましたが、昼食があれだったこともあり回避。

頑張って歩いたので、奮発してのど黒を注文。初めて食べました。白身魚だからと言ってさっぱりというイメージではなく、脂が乗ってとても美味しかったです。

たちの天ぷら。北海道でよく食べた味。久々に美味しかった。

地鶏焼き。歯応えがあって味に深みがあり美味。こちらは福岡で食べた味を思い出しました。

鳥つくね加賀

蓮根のはさみ揚げも美味でした。あわせて飲んでいる日本酒が超美味かった。

竹葉という日本酒。飲みやすくてクセがなくとにかく美味しかった。日本酒初心者の自分でもクイクイいけてしまいました。

程よく、気持ち良くなったところで、金沢駅に向かいスーパーでいろいろ物色していると、あの日本酒を発見。購入するしかないっしょ。

最後に、金沢の観光キャラクター”ひゃくまんさん”をパシャリ。

初日はここまで

初日の金沢市内散策は、奥様のパワー全開にに引きずられながら歩きまくりました。iphoneの記録を見ると、なんと17.43km!そりゃ疲れるはずです。

普通は、バスなど公共交通機関を使いますよね。

つくづく、うちの夫婦(というか奥様)は普通じゃないなと思いました。

それでは次回 2日の記事で。

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