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【四国の旅⑥  四万十川北上ドライブ編】

四国の旅 6日目は四万十川を北上するドライブです

2年越しで実現した四国への6泊7日の旅。

※全体の流れは、こちらのまとめ記事をご覧になってください。

まとめ記事【四国の旅】旅行好きの方にココカゼ!「今年は四国行くよ!」と観光大臣がご発言されました 今年初め、毎年のご発令がありました。 「今年は、今年こそは四国行くよ!」 ...

6日目は、四万十川を北上、四万十川の清流に感動しつつ、宇和島市、大洲市を経由して松山市に戻ってきました。

訪問地は、

①今成橋(佐田沈下橋)
②勝間橋 (勝間沈下橋)
③岩間大橋 (岩間沈下橋)
④宇和島城
⑤大洲市内散策
⑥中華そば・おでん 瓢太
⑦伊予の湯治場 喜助の湯

この日は、初日に宿泊した「コンフォートホテル松山」に宿泊しました。

それぞれをご紹介していきますね。お付き合いください。

①今成橋(佐田沈下橋)

ホテルサンバレーを出発して15分ほどで、今成橋(佐田沈下橋)に到着しました。

道沿いにある砂利の駐車場に車を停め、テクテク歩いていくと橋が見えてきます。

そもそも沈下橋とは?

初見で、これが橋なのか?と思いました。道のようにも見えるのですが、確かに川を渡しているので橋は橋。

しかし、欄干がないのです。これじゃ落ちちゃわない?と思いました。

沈下橋について検索してみたところ、こちらの四万十市観光協会の記事がありましたので引用させていただきます。

雄大な緑の山々に青い空、青い四万十川、そして沈下橋という風景は観光のポイントともなっています。

沈下橋には欄干がありません。

大洪水で橋が水中に「沈下」することを想定し、水の抵抗を受けにくくするためや、欄干があることにより木などがが引掛り水の流れが悪くなることを防ぎ、更なる川の氾濫を避けるために、最初から欄干を作っていないのです。

つまり、沈下橋は自然を押さえつけるのではなく、あるがままの自然を受け入れ、折り合って生きていこうという流域にすむ人々の生活様式を象徴するものと言えます。

深い理由があったんですね。雨の多い高知県らしい発想だと思いました。

また、この今成橋は、橋の途中が少し幅広になっていました。すれ違いができるように考慮したものかと思いますが、車同士は難しいしょうね。対向車が居たら、渡らない勇気が必要な感じがします。人が退避するならアリかもしれません。

川の流れはまさに清流

四万十の清流という言葉はよく聞いていましたが、実際に行ってみると、まさに清流でした。川の水は透き通って濁りなどなく、光の当たり方によっては青く見える。周囲の緑と相まって、素晴らしい風景を作り上げています。

心休まる景色にホットします。

川面に降りてみると、清流が眼前に広がります。いやー素晴らしい。

駐車場の看板あったこちらの看板の左下に面白いことが書いてありました。

沈下橋を楽しむためのルールとしてこうありました。

沈下橋は生活道路です。ルールを守って観光を楽しんでください。
・車が来たら川の下流側によけてね。
・観光遊覧船や川船にいたずらしないでね。
・橋の上に自転車やバイクを停めると落ちるよ。
・沈下橋の上では、座ったり寝っ転がったりすると危ないよ。
・石を投げると、漁師さんや漁具を傷つけるのでやめてね。
ゴミの持ち帰りにご協力ください。

書いてあるということはやる人がいるということですね。残念なものです。

②勝間橋 (勝間沈下橋)

さらに上流側にある2番目の沈下橋、勝間橋に向かいました。

こちらの橋は、西田敏行主演の「釣りバカ日誌14」のロケ地だったとか。

今成橋に比べて、短めです。

深いのか?水面は青々としています。

橋脚が3本あるのが珍しいとのことです。確かに3本ありますね。

軽トラが通過していきました。なんか和む風景です。

こんな看板がありました。こんな綺麗な川なら泳ぎたくなるのはわかります。しかし、深いのはわかりますし、実際、この絵の渦を巻いているエリアは確かに流れが渦を巻いていた気がします。岸の形状からそうなりやすいのでしょう。

景色を楽しむだけにしておいた方がいいですね。

③岩間大橋 (岩間沈下橋)

次は、さらに上流側にある3番目の沈下橋、岩間橋に向かいました。

駐車場にクルマを停めて、そこから見える岩間大橋は、訪れた3つの橋の中で一番絵になる景色でした。それもそのはず、ポスターやテレビによく登場するとのこと。わかります。

3つの橋の中では一番短い橋。しかし、何か雰囲気があるのです。周りの山の形と相まって、素晴らしい風景を作り上げていました。

ここは、川は浅く、それほど青くは見えません。

反対側から見た橋。趣きありです。奥様はうっとりしながら、川辺でしばしボーッとしておりました。

④宇和島城

岩間大橋を後にして、次の目的地としては、ふたつの選択肢がありました。

・四国カルストを経由する道
・宇和島を経由する道

ちょっとロングドライブが続きドライブ自体お疲れ気味ではあったことと、自分の母親が一時期住んでいたところだったので行ってみたかったこともあり、宇和島経由コースを選択しました。

宇和島市観光情報センターの駐車場にクルマを停めて、観光情報を集めようとしましたが、結局のところその裏手にある宇和島城に登ることになりました。こちらのパンフレットにあった、定番おすすめコースに沿って登りました。

門を潜って現れたのは、急階段。熊野古道を彷彿とさせます。

まだまだ運転があるので、坂道側をチョイス。

長門丸という石垣が見えてきました。

遊具のある公園が開け、その奥に階段が現れます。これは登るしかありません。

途中、井戸が見えてきました。

そして石垣の脇の階段を登っていくと、

二の丸。

さらに登って、

天守です。

そこから、宇和島の海が見えていました。

正直、この旅でここまで松山城、高知城とスケールの大きい城を見てきたこともあり、ちょっと城にちょっと飽きていた状態でした。

しかし少しの時間ではありますが、母が一時期暮らした街に訪れることができたことは良かったと思いました。

⑤大洲市内散策

続いて訪れたのは、大洲市です。市営第一観光駐車場にクルマを停めて観光です。

駐車場の看板に、町ブラマップがありました。コンパクトな城下町といったところでしょうか?

おはなはん通り

歩き出すと、地面に埋め込まれた道案内。”おはなはん通り”に向かいました。

こちらが、おはなはん通り。

道脇にある水路には、透き通った流れの中、綺麗なコイが泳いでいます。

ここは「おはなはん」というNHKの連続ドラマの舞台となった通りだそうです。

より最近では、「東京ラブストーリー」のロケ地だったとのこと。尾道のように趣きがある街並みなので、ロケ地に使いたくなる場所なんですね。

趣きあふれる街並み

その先を歩いていると、どこか懐かしさをも感じる純和風の街並みが続いていきます。

気になった家の玄関を覗くと、暖簾に「NIPPONIA HOTEL」の文字がありました。どうやら、日本の古い建築物をホテルとして再生している模様。素晴らしい取り組みだなと思いました。まさにインバウンドにピッタリの取り組みだし、古き良き日本の文化を味わえることは素晴らしいと思いました。

素晴らしい街並みが続きます。

臥竜山荘という建物がありました。

この日は外観を見物するだけにしましたが、調べてみると国指定の重要文化財ということと、中の様子も素晴らしい。入っておけばよかったと後悔しています。

街中には、昔懐かしい井戸水のポンプがありました。

ポコペン横丁(大洲まぼろし商店街1丁目)

歩いていくと、タイムスリップできる空間がありました。

壁沿いに、懐かしさ満点の看板のオンパレードです。

「ごきぶりホイホイ」、ありましたね。ゴキブリが、粘着テープまみれになってうごめいているシーンを思い出します。

スプライト、好きだったなあ。しかも、この特徴的なビン。看板もいい具合に錆びていていい感じです。

懐かしさのオンパレードです。

自転車にエンジンがついている!バイクの先駆けだったのでしょうか?

大洲赤煉瓦館

赤煉瓦が特徴的なこの建物は、元々は、大洲商業銀行の本店として建築されたそうです。今は、雑貨店になっていました。

洋風な中庭は、雰囲気あります。

懐かしいポストがありました。

トイレをお借りしたところ、トイレの前にクイズがありました。赤煉瓦に子供のいたずらが残っているとのこと。探してみました。

ありました!!これですね!

肱川と水門

大洲赤煉瓦館の前の道を川側に歩いていくと、威圧感のある水門がありました。

水門を抜けると、肱川(ひじがわ)です。この川は、ひじのように曲がっていることから、この名がついたそうです。

この壁から想像するに、歴史的にかなりの水害に見舞われた土地なんだろうと感じました。

大洲城

大洲は城下町。最後には城に行っておかないとということで、大洲城へ。途中、ニッポニアホテルの建物が数多くありました。

それほど急ではないスロープを登り切って、大洲城に到着。

肱川(ひじがわ)と街の風景がよく見えました。

⑥中華そば・おでん 瓢太

大洲市から高速に乗って松山市に帰ってきました。

レンタカーを返却し、初日と同じ「コンフォートホテル松山」にチェックイン。

そして夕食はホテルの近くのこちらのお店をチョイスしました。

看板には中華そば・おでんと書いてありますが、暖簾をくぐると完全に居酒屋でした。

まずは、ビールとおでんで、落ち着きます。

そして、鯛めし。柔らかくてちょっとねっとりした鯛の身がすごく美味でした。

続いて、この店の名物だという中華そば。一見、博多ラーメンにも似ています。しかし、全く別物。スープが甘いんです。初めて食べました、甘い醤油ラーメン。ちょっと自分には合わなかったかな。奥様は美味しいといって食べていました。

⑦伊予の湯治場 喜助の湯

お腹も満たされたところで、温泉に向かいました。

こちらは、3日目に今治で訪れた温泉と同系列の温泉でした。

サウナが苦手の自分は、今治の店舗はあまり良いとは思いませんでした。しかし、こちらの店舗は、多くの種類の浴槽があり、サウナ抜きでも楽しめました。よかったと思います。

6日目はここまで

6日目は、四万十川を北上、四万十川の清流に感動しつつ、宇和島市、大洲市を経由して松山市に戻ってきました。

7日目はいよいよ最終日。夕方の飛行機の時間まで、松山市内を観光します。

それでは次回。

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