みなさんを心豊かに!心地よい風をふかせたい!
スポーツ

10人になっても押し返す粘りを見せた!【浦和レッズ観戦記(ガンバ大阪戦)】

優勝のためには、勝ち点3が必須の試合

これから、毎試合この言葉が言われ続けますね。

「優勝のためには、勝ち点3が必須」と。

しかも、試合開始時点で今節の上位陣の試合はすでに終了していて、神戸、横浜ともに勝利という結果。本当に負けられない試合になっていました。

浦和の対戦相手は、これまでルヴァン含めて、3戦3勝の相手、ガンバ大阪。しかもアウェイゲーム。対戦結果としては浦和に分がありますが、直近で対戦しているため、浦和の直近の戦い方を知っていることから、対策をするのが容易であることも不気味なところです。侮れません。

水曜日の武漢のアウエイゲームから戻ってきて、コンディション面も気になるところですが、是非とも勝ってほしいところでした。

前半は、浦和ペース

前半の15分あたりまでは、前回の対戦時と同じくガンバの前線の選手のプレスが緩く、楽にビルドアップできる展開でした。守備でも狙いを持って囲みに行き、ボール奪取。攻撃に繋げます。

そんな浦和ペースの中、気になったのが、酒井選手。コンディションを戻すために武漢戦にも帯同しませんでした。この試合、序盤から足(膝でしょうか?)を気にする仕草を見せていました。対峙する黒川選手は、突貫小僧のように立ち向かってきて、酒井選手は防戦一方。13分、15分とマッチプレーで黒川選手を止められずフリーキックを与えてしまいます。そのフリーキックを、宇佐美選手に決められ先制点を許してしまいます。

この15分までの間、ガンバが緩いプレーをしている間に得点をとりたかったですね。浦和も少しテンポを合わせてしまった印象でした。

そこから流れが若干ガンバに傾いたかなと思われた28分。
敦樹選手からのグラウンダーのクロスをカンテ選手が受けて、相手の2人のディフェンダーの股を抜いて見事なゴール。好調を維持してくれていますね。解説の橋本さんがおっしゃっていましたが、ボールをもらう前に、ヘディングするから上へのクロスをくれと言わんがばかりに空中を指差していました。それで、相手ディフェンダーが下がった瞬間、カンテ選手も一歩引いて自分のスペースを作り、敦樹選手がグラウンダーのクロス、からのシュート。敦樹選手もわかっているというか決まりごとのようになっているんですね。素晴らしい。

そして今回もテンポのいいワンタッチプレーは多く見られました。
・20分 安居選手→ショルツ選手→敦樹選手→関根選手→荻原選手
・27分 右サイドで、酒井選手→安居選手→敦樹選手
・31分 安居選手→カンテ選手→安居選手シュート→跳ね返り岩尾選手→荻原選手→関根選手シュート
・38分 荻原選手→関根選手→荻原選手のセンタリング
ポジショニングの良さもそうですし、選手同士の関係性というか組織としての熟成度がよくわかるシーンでした。

後半、早々のカンテ選手のラフプレーで10人に

48分にカンテ選手が宇佐美選手を頭突きしてしまい、レッドカードで退場し、浦和は10人で戦うことに。

ただ、そこに至るまでのプレーの中に文脈があります。
①カンテ選手の相手を背負ってのポストプレーに、引っ張られてカンテ選手は倒れる。
②ボールが渡った安居選手は、黒川選手に腕を引っ張られ倒れる。
③フリーになったボールを黒川選手と佳穂選手が追いかけ、黒川選手の明らかな肘打ちで佳穂選手は飛ばされる。
④カンテ選手が、ドリブルで前進する黒川選手のユニフォームをしつこくひっぱり倒してしまう。
⑤揉み合いになって、小泉選手が黒川選手と後ろから来たダワン選手に突き飛ばされる
⑥宇佐美選手の明らかな挑発に乗って、カンテ選手が宇佐美選手に頭突きしてしまう。

⑥は明らかに、レッドカードでしょう。カンテ選手に猛省を促したいと思います。この試合で、後半ほとんどを10人で戦わなければならず、彼らの負担を大きく増やしてしまいましたし、大事な時期、2試合出場停止となってしまったのですから。

ですが、そこまでの①、②、③はガンバの選手のファールだと思うし、そこで、笛が鳴らなかったのも問題。2戦連続で不可解なジャッジに惑わされました。

特に、②、③の黒川選手の連続したラフプレーがなでファールにならなかったのか?が全くわかりません。間近で見ていたカンテ選手は、笛が吹かれないならとラフプレーのお返しをして、味方の仇討ちをしてしまった形になりました。

その後の混乱を招いたことも少なくとも、レフェリーの責任もあると思います。

それにしても、改めて言いますが、カンテ選手の頭突きは別の話で、全く余計なレッドカードでした。これまで、冷静かつ紳士的なプレーをしていた印象だったのでがっかりしたし、なんでこんな大事な試合にこんなことしてくれるの?と正直怒りを感じました。

10人になっても粘り強く戦い勝負所を待っていました

この言葉は解説の橋本さんが言っていた言葉。この試合を象徴していた言葉でした。

10人になった浦和でしたが、守備はしっかり崩れず、11人の時と同じようなプレーをします。それでいて、後ろにドン引きしてやられる一方ではなく、左右のサイドハーフの2人、関根選手、安居選手が前からのプレスを継続して押し返そうとします。

61分に、佳穂選手に変えてリンセン選手、関根選手に変えて利樹選手と調子の上がってきた2人を投入。このマチェイ監督の交代カードがまさに的中しました。

67分、岩尾選手からのパスをリンセン選手が相手を背負ってしっかりキープし、その間止まらずに走り続けていた岩尾選手にパス。岩尾選手は走りながら、右サイドに位置していた敦樹選手にパス。それを受けた敦樹選手が見事なセンタリングをあげて後ろから、まさに本職のセンターフォワードのように飛び込んできた利樹選手が、ヘディングでJ1初ゴールを決めました。

このプレーでは、ダブルボランチが前線に駆け上がり、攻撃を押し上げ、岩尾選手に至っては、ゴールまで進入して、相手のディフェンダーを引き付け、利樹選手の相手マークを減らしていたこと。これは、本当にファインプレーだなと思いました。そして、勝負所だ!!と全員が感じて、とりに行った組織で取ったゴールだとも言えると思います。

84分、浦和サポーターの「We are REDS!」コールからの「PRIDE OF URAWA」が響きわたる中、その圧力に圧倒されたかのように、ガンバの選手がパスミスをして、安居選手にボールが渡り、すかさず、リンセン選手にスルーパス。それを受けたリンセン選手が、それほどスペースがなかったのですが、左隅に鋭いゴールを決めて勝負アリ。

リンセン選手は、効果的な守備、相手を背負ってもしっかりキープできるポストプレー、精度の上がったシュートと、まさに鰻登りの調子の上がり方。まさに、臨戦量産体制に入りました。

全員の選手から、なんとしてでも勝つんだという気迫がほとばしっていたように感じました。そして最後まで気力を振り絞って集中していた最高の試合でした。

97分での荻原選手が相手からボールを奪って1人で持ち上がるシーンが象徴していましたね。

いろんな外乱があった中でもしっかり集中して勝ち切る。それが今の浦和のやるべきことであるに違いありません。

印象的だった選手たち

ついにきたー!!! 利樹選手

待ってましたー!!魂のヘッドというイメージのゴール。利樹選手らしいJ1初ゴールとなりました。

これまでの試合でのプレーを見ていても、調子が上がってきていたのは明らかでしたが、ゴールという明確な結果が早く欲しかったと思います。

それが、このチームが苦しい状況で生まれるという劇的な展開。

この雄叫び!最高です!

ゴールセレブレーションで、みんなにもみくちゃにされていた利樹選手。選手みんなに愛されている証拠ですし、チームの雰囲気を爆上げしてくれました。

そして、試合終了まで、1対一の守備もしっかりサボらず確実にこなし勝利に貢献。

リンセン選手と同様、このゴールがきっかけとなって、ゴール量産体制よろしくお願いします。

2人いたのか? 岩尾選手

前節の京都戦は、遠藤保仁選手のような見事なパスをズバズバ決めていた岩尾選手。

この試合は、別の岩尾選手がいました。縦横無尽という言葉がピッタリ。

後半、1人少ない状況になっても、2人目の岩尾選手がいたのです。まさに、利樹選手のゴールシーンでの起点となってからゴールまで止まらず走り込んできた岩尾選手のプレーが今日の彼を象徴したプレーでした。

しかも90分(正確にいうと102分でした)、走り切りました。岩尾選手、35歳。どこまで進化していくのでしょうか?ファンとして誇らしくて仕方がありませんでした。

サボらない守備と攻撃への展開 安居選手

この試合、安居選手がすごく目につきました。すごく良かったと思います。

右サイドハーフでのプレーで、攻撃の組み立てに参加してチャンスを作っていました。酒井選手や敦樹選手とのコンビネーションも良かったですし、中央に進出してミドルシュートのシーンもいくつかありました。リンセン選手のゴールになったスルーパスもタイミング、ドンピシャ、パスの精度も素晴らしかったですね。

敦樹選手が日本代表で不在の時は、ボランチでプレーしていましたが、そこから前線に戻ってまた見え方が変わってきたのか?プレーの幅が広がった印象がありました。

そしてサボらない守備は素晴らしかったですし、10人になってからも、相手を押し返すようなハイプレスは頼もしかったです。

安居選手も、ミドル1発、ゴールが欲しいですね!!そしたら、利樹選手のように調子が鰻登り、無双する安居選手になってしまいそう。期待しています。

次の試合は、ホーム横浜FC戦

次節は、ホームでの横浜FC戦です。横浜FCも降格争い真っ只中で負けられないところでもありますし、侮れない相手。

リスペクトを持ちながらも、しっかり勝ち点3をもぎ取りましょう!!

※なお、本記事の写真は、浦和公式サイトの写真を引用させていただきました。

ABOUT ME
Max-Cozy
みなさんを心豊かに!心地よい風をふかせたい!

まとめ記事【2023年 浦和レッズ観戦記】|ココカゼ研究所 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です