みなさんを心豊かに!心地よい風をふかせたい!
トラベル

【クラブワールドカップ アメリカ遠征記⑪  マリブ&パシフィックコーストハイウエイドライブ編】

アメリカ遠征11日日は、ドライブ編です

またとない機会と行くことを決めたクラブワールドカップ。11泊12日の遠征でした。

※全体の流れは、こちらのまとめ記事をご覧になってください。

まとめ記事【クラブワールドカップ アメリカ遠征記】アメリカ遠征に行ってきたお話をしたいと思います 事後となりますが、クラブワールドカップの試合観戦のためアメリカに遠征してきました。 ...

今回もアメリカ遠征の様子を細かくご報告したいと思います。

アメリカ遠征11日目、残すところあと2日となりました。翌日は飛行機に乗って帰るだけなので、この日が実質的な最終日でした。

当初の計画でこの日は、午前中にハリウッド観光とマルホランドドライブの予定でした。しかし前日にそれらを前倒ししたため、この日の午前中は余裕ができたので、翌日の移動に向けた荷物整理した後、ホテル周辺を散策。午後になって、マリブのワインディングとパシフィックコーストハイウエイのドライブを楽しみました。

この日の午後のドライブの計画については、この記事にありますように事前にコースを入念に考えていました。

<観光プラン その6>ロス観光&マリブワインディングドライブ【クラブワールドカップ アメリカ遠征計画を考えた ⑫】CWC遠征 フリータイムの過ごし方を考える 自分の人生またとない大会と遠征を決めたクラブワールドカップ。 昨年の12月9日、クラ...

訪問地は、

①ウエストウッド(ホテル周辺)散策
②カナンロード&ラティゴキャニオンロード
③エンシーナルキャニオン&イェルバブエナロード
④パシフィックコーストハイウエイ

それぞれをご紹介していきますね。お付き合いください。

①ウエストウッド(ホテル周辺)散策

午前中に、翌日の移動に向けたパッキングの準備をしたあと、お昼前になってホテル周辺の散策に出かけました。

スターバックスの脇に”FOX”と書かれた塔が目立つ建物がありました。映画館だっだのでしょうか?歴史を感じさせる建物ですが、今は営業していない様子でした。

その建物の目の前にも”フォックス・ブルーイン・シアター”という映画館がありました。こちらは営業しているようでした。

前日、ハリウッドで訪れた”インアンドアウトバーガー”は駐車場いっぱいで残念ながら入れず。しかし、調べてみると実はホテルの近くにあったことに気づき、この日昼食がてら行ってみました。

お店に入った瞬間、多くの若者で大混雑。UCLAが近くにあることもありますが、さすが噂通りの人気店だなと思いました。

メニューもシンプル、しかもリーズナブル。インフレの嵐が吹き荒れるアメリカで、このリーズナブルさは、そりゃ人気出ますよね。

ハンバーガーのセットをオーダー。

ベーシックでありながら、本格的な味でした。パテはしっかりとした肉の味がするし、トマトやレタスは新鮮、パンもきめ細かく、美味しかったです。ポテトも普通に美味しく、量もたっぷりでした。

人気が出るわけです。遠征期間中に、もうちょっと早く訪れていれば、何度も来ていたかもしれないなと思いました。

お腹も満たされて、散歩しながらホテルに戻る途中、ファーマーズマーケットを発見し、寄ってみました。木曜市だったようで、ちょうどラッキーでした。

いろんなお店があって、お客さんは店主と直接会話して楽しそうに買い物をしている。日本でもよく見受けられる庶民的な風景が、アメリカしかもロサンゼルスで見ることができる。どこの国も同じなんだなあと親近感を持ちました。

道にはたくさんのUCLAの垂れ幕。UCLAの街だということがよくわかりました。

ホテルに戻って一息ついて、午後になってドライブに出発しました。まずは、フリーウエイでワインディングロードの入り口まで移動しました。

②カナンロード&ラティゴキャニオンロード

ワインディングロードの入り口から南下して、海岸沿いに出るコースでした。

※なお、ここからのドライブ写真は動画を切り取った写真ですが、ダッシュボードに置いたホテルの駐車証が写り込んでしまっていて見苦しかったので、灰色で塗りつぶしてあります。少し目立ちますが、ご了承ください。

カナンロード

最初の道は、カナンロード。直線、もしくは緩いハイスピードコーナーが続きます。なかなか気持ち良い道です。

徐々に登って来ました。アメリカらしい風景になって来ました。

道幅も広く、幅を使って自由にライントレースしながら、気持ちよく走り抜けられる道です。

ラティゴキャニオンロード

ラティゴキャニオンロードの入り口に到着。ここで左折します。

ここは正直平行感覚がおかしくなるくらいの左右の傾斜でした。

ラティゴキャニオンロードに入ると、いきなり細かいコーナーが始まりました。

道幅は狭くツイスティーなコースレイアウトです。どんどんと登っていきました。

カリフォルニアらしい山肌を見せる景色の中のドライブでした。。

途中にポツンと一軒家がいくつかありました。娘が「どうやって買い物行くんだろう?」とか、「アマゾン来るのかな?」とか心配していましたが、きっとお金持ちなんでしょうから、お手伝いさんが買い物に行くに違いありません。

その後もツイスティーなコースが続きました。センターラインをよく見ると、キャッツアイがありました。しかし日本のように地面から飛び出ているわけではなく、路面を削った部分に埋め込まれていました。タイヤに当たった場合の損傷を考えてそうしているんじゃないかと思いました。

登っていくと向こう側に雲海が見えました。本当は海が見えるはずでしたが、当日は海の方向はモヤがかかっていて見えませんでした。残念。

基本的に路肩というものは、唯一ここだけでした。停まって見ましたが、見えるのは雲ばかり。やはり海は見えませんでした。

このあたりはカント(左右の傾斜)がキツく、内側に向かって低くなる傾斜がついていました。内側を見ると排水溝のようなものがあり、排水のための傾斜だと思いました。まあ、日本では見られない道の作りでしたね。

アップダウンの変化とカント(左右の傾斜)の変化が激しく、前後左右とともに上下Gも激しく変化する道でした。道を攻めて楽しむというより、クルマを鍛えるテストコースのような道でした。

かなりくだって標高が下がってくると、徐々に民家が見え始めました。

そして海も見えて来ました。

程なくして、パシフィックコーストハイウエイに合流しました。

③エンシーナルキャニオン&イェルバブエナロード

エンシーナルキャニオンロード

パシフィックコーストハイウエイを西へ向かって走りました。山の上から見た通り、海岸線沿いは雲で隠れていました。

しばらく走って、エンシーナルキャニオンロードの入り口に到着。右折し、北に向かって登っていきました。

エンシーナルキャニオンロードもカナンロードのような緩やかなコーナーが続きます。ハイスピードコーナーは楽しいですね。

どんどん登っていきました。

標高が高くなると青空が顔を出しました。

気持ちよくコーナーを駆け抜けていきました。

イェルバブエナロード

ここを左折してイェルバブエナロードに入りました。

最初は、ストレートな道が続きました。

基本的に下り坂でしたが緩いコーナーが多く、ドライビングを楽しめました。

見える景色もカリフォルニアらしく素晴らしかったです。

青空もいい感じで続いてくれていました。

海に近づくとまたも曇って来ました。

イェルバブエナロードの終点、パシフィックコーストハイウェイへの合流です。

④パシフィックコーストハイウエイ

往路

パシフィックコーストハイウェイへ再び合流してから、西に向かってしばし走りました。

行きは曇天の中ドライブ

海岸線沿いをドライブ。曇天が残念でした。

切り立った山の脇を通過していきました。

ここは、”ソーンヒル・ブルーム・ビーチ”という名前のビーチでした。ビーチと反対側の山側に砂の山が見えて来ました。これは珍しい。どうやってできたのでしょうか?

さらに進んでいくと2つの大小の岩山が見えて来ました。

その間を通過。日本ではなかなか見ることのない景色でした。

ポイントマグミサイルパーク入り口でUターン

ここでフリーウエイを降りました。

”ポイントマグミサイルパーク”という公園に到着。予定では、休憩がてら、この風変わりな名前の公園を訪れるはずでした。しかし、自衛隊の基地のようなゲートがあり、入り口には軍人がいるようでした。ちょっと、このゲートを通過する勇気もなくUターンしました。

復路

帰りは、パシフィックコーストハイウエイを東へ進み、ホテルまで戻りました。

帰りは青空が顔を出し始めました

往路で見たふたつの岩山を通過。向こう側に青空が見えて来ました。

海も青く見えて来て、カリフォルニアっぽさが垣間見れるようになって来ました。嬉しかったです。

往路で見た”ソーンヒル・ブルーム・ビーチ”を通過。

クルマから降りてしばし休憩しました。

改めて、反対側から砂山を見ると、すごい広さと砂の量でした。風の強さを象徴していますね。

ひとしきり休憩して出発。海岸線沿いを気持ちよくドライブしていきました。

ポイントデュム

この交差点を右折して、ポイントデュムに向かいました。

ビーチが現れると、左右に止める余地もないほどの縦列駐車の列でした。クルマの間隔も日本で考えられないほどビチビチでした。

駐車場できる場所ないか?探していると、行き止まりになってしまいました。実はこの先に、切り立った崖のポイントデュムがあったのですが、知らずに左折してしまいました。

行き止まりを左折し、坂道を登っていきました。

「住宅街、注意!」の看板があったのですが、ワインディングが始まってしまいました。

途中、ママチャリに乗って降ってくる女の子を発見。ロスで見た初めてのママチャリにびっくり!!しかも、彼女は帰りどうするんだろう?この坂を登ることができるのか?と心配になりました。

進んでいくと、青空と海が綺麗でした。

その後、緑豊かな住宅街を抜けていきました。

そして、パシフィックコーストハイウエイに合流しました。

マリブが近づくと山火事被害を垣間見ることに

パシフィックコーストハイウエイを進んでいくと、だんだんと道の左右に建物が増えて来ました。

この辺りは、山火事の影響は感じられませんでした。

さらに進んでいくと、海側に金網に囲まれた空き地が見えるようになって来ました。

だんだんと渋滞も始まって来ました。海側をよく見ると、建物のコンクリートの基礎だけが残った場所が続いていました。

しかも、白い壁に黒いすすがついていました。明らかに、山火事で燃えた後でした。

さらに進んでいくとクルマが完全に燃えてしまっていました。

その先には、ポルシェの911までもが消失していました。山火事の恐ろしさとパワーを感じざるを得ませんでした。

進んでいくと、普通に建物が残っているエリアもありました。山火事の広がり方や、山の形、風の吹き方などで奇跡的に助かったのではないかと思いました。

その先には、再び燃えて建物の鉄骨だけが残る景色がありました。

徐々にパシフィックパリセーズが近づいて来ました。ここは、ニュースで被害が大きいと何度となく報道されていた場所でした。

山一体にあったであろう住宅街が完全に焼け野原になっていました。

山に生えた木々もドス黒くなっていました。

今年の1月に山火事が発生した時点で、毎日ネットニュースを見ながら、ロスの街はどうなっていくのか心を痛めておりました。

今回山火事の現場に遭遇して、山火事の恐ろしさと被害度合いの大きさを実感しました。海岸線沿いにあった家々がまさか山火事で燃えても消失してしまうなんて、まともに想像できない現象だと思いました。

現役時代に出張で訪れた時、パシフィックコーストハイウエイのこのマリブ周辺のエリアは、カリフォルニアを代表する美しい景色だったと記憶しており、その景色が失われたことを非常に残念に思いました。

被害に遭われた方とこのエリアの1日も早い復興と、またあの美しい景色が見れるようになることをお祈りしたいと思います。

サンタモニカを通過しホテルへ

マリブのエリアを過ぎて、サンタモニカが近づいて来ました。

予定では、サンタモニカを散策する予定でした。しかし、前日にサンタモニカで銃撃事件があったというニュースがあり、安全面を考えて避けることにしました。万が一、同様の事件が起きて被害に遭ったら、後悔しますからね。

なので、サンタモニカビーチを遠目で見ながら通過、その後ホテルに到着しました。

アメリカ遠征11日目は終了、12日最終日は帰国でした

アメリカ遠征11日目は、午前中ホテル周辺のウエストウッドを散策し、午後はマリブのワインディングやパシフィックコーストハイウエイのドライブを楽しみました。

明けて翌日のアメリカ遠征12日目最終日は、ロサンゼルス空港からお昼の飛行機で日本に帰国しました。

これで、内容盛りだくさんだったアメリカ遠征記はひとまず終了です。

今後は、レンタカーで借りたクルマについての記事と、この遠征でかかった費用に関する記事をまとめたいと思います。

それでは。

ABOUT ME
Max-Cozy
みなさんを心豊かに!心地よい風をふかせたい!

まとめ記事【クラブワールドカップ アメリカ遠征記】|ココカゼ研究所 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です