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【クラブワールドカップ アメリカ遠征記⑤ ツインピークス聖地巡礼の旅編】

アメリカ遠征5日日は、ツインピークス聖地巡礼旅です

またとない機会と行くことを決めたクラブワールドカップ。11泊12日の遠征でした。

※全体の流れは、こちらのまとめ記事をご覧になってください。

まとめ記事【クラブワールドカップ アメリカ遠征記】アメリカ遠征に行ってきたお話をしたいと思います 事後となりますが、クラブワールドカップの試合観戦のためアメリカに遠征してきました。 ...

今回もアメリカ遠征の様子を細かくご報告したいと思います。

アメリカ遠征5日目は、この遠征3日目のフリータイム。前日に、事前に予約しておいたレンタカーを借りられないというトラブル発生。その後に気を取り直して、別のレンタカー会社で予約しました。そのレンタカーをピックアップして、ツインピークスの聖地巡礼旅に向かいました。

訪問するコースについては、こちらの記事にありますように事前に計画していました。

<観光プラン その2>ツインピークス聖地巡礼旅【クラブワールドカップ アメリカ遠征計画を考えた ⑧】CWC遠征 フリータイムの過ごし方を考える 自分の人生またとない大会と遠征を決めたクラブワールドカップ。 昨年の12月9日、クラ...

当日はこのコースをベースに廻ってみました。

訪問地は、

①Thrifty(タコマ空港)
②RR(Twede’s cafe)
③ツインピークスの看板(ツインピークスの入口)
④ツインピークス警察とパッカード製材所
⑤ローラとジェイムスが別れたコーナー
⑥ロネットが歩いてきた橋
⑦スノコルミー滝とグレートノーザンホテル
⑧ロードハウス
⑨ローラの死体が発見された場所(キアナロッジ)

当日のなんとなくどんよりした曇天が、ツインピークスの雰囲気にぴったり。大満足でした。

それぞれをご紹介していきますね。お付き合いください。

①Thrifty(タコマ空港)

前日の事件の後、レンタカーの予約をしました

この時点では、もう完全に疑心暗鬼になっていました

前日、ダウンタウンのHertzで予約していたレンタカーを借りることができず、あまりの酷い対応にここではもう2度と借りるまいと心に誓いました。

ホテルに戻った後、その日の過ごし方を考えると同時に、翌日のレンタカーをどうしようと考えました。「マウントレーニアハイキング」は断念せざるをえませんでしたが、翌日の「ツインピークス聖地巡礼の旅」まで諦めたくなかったからです。

そこで、娘と話をして考えたのがこうです。

・百歩譲って、教訓としてダウンタウンでレンタカーを借りたのが失敗だった。
(空港なら、需要が多く、明らかにレンタカーの在庫は多いから)
・7日目のシアトルからロサンゼルスに移動する早朝にタクシーを利用する予定だったが、考えすぎかもしれないがそれも信用できないのではないか。
(この時は完全に疑心暗鬼でしたね)

と思ったのです。 そしてその反省を生かして、

・空港まで行って借りる。
・Hertzでは借りない。
・7日目の早朝、タクシーを使わず、レンタカーで空港に移動して返却。
・6日目は、CWCインテル戦があるのでレンタカーは使わないので勿体無いがしょうがないと考える。
・結果、5日目朝から7日目の朝まで、2泊3日の予約をする。

と考えました。

Booking.comで予約

色々とレンタカーを検索している中で、Booking.comのいいところに気づきました。

「このレンタカー検索サイトには、ちゃんと保険の内容が明記されている」

ということでした。

遠征前にいろんなレンタカー検索サイトを調べましたが、ここまで明確に保険の内容が記載されているサイトはありませんでした。

しかしながら、第三者傷害保険/TPLという言葉が何を意味しているのか?よくわかりませんでした。

で検索してみると、こちらのサイトに教えてもらいました。

結論としては、

「第三者傷害保険/TPL」は、Hertzで言う「追加自動車損害賠償保険/LIS」(自動車損害補償保険(対人対物)のオプションで補償限度額が引き上げられる。)と同義語だとのこと。

これで、入っておけば良いと考えていた自車両損害補償制度(CDW)と追加自動車損害賠償保険/LISは、加入されていると言うことが明記されていることになったのです。これはレンタカーを予約する上で安心でしたね。

加えて、レンタカー料金が安い。

・ダウンタウンのHertz (2泊3日)2.2万円
・タコマ空港のThrifty(2泊3日)  1.7万円

借りる利便性で比較的高いダウンタウンを選んだのですが、空港の方が全体的に安い傾向にあったので、面倒臭がらず最初から空港だったなと思いました。

結局、価格がリーズナブルだったThriftyで予約しました。

リンクライトレールで、空港経由レンタカーターミナルへ

朝8時で予約していたのでそれに間に合うように、空港へ向かいました。空港に着いたら、予約完了メールの指示通り、レンタカーターミナルに行くシャトルバスに乗り、レンタカーターミナルに向かいました。

バスを降りて建物の中に入ると、主要レンタカー会社のカウンターがズラリと並んでいます。

Thriftyは、左の一番奥でした。その隣に見たくない黄色の看板が、、

こちらのカウンターで受付をしました。

有料道路のオプションを勧められ、、

ここで保険に関しては問題ありませんでしたが、ちょっとしたオプションを勧められました。

それは、「有料道路料金をまとめて事前に支払っておく」と言うものでした。

シアトルの高速道路は、基本フリーウエイなのですが、一部有料区間があるのです。正直そのことについては勉強不足でした。

そして、有料区間を走行すると、ナンバープレートを読み取って後日課金されると言うシステムがあるのでした。

こちらの記事で勉強させてもらいました。

Thriftyの受付で、「シアトル市街地を走るならオススメですよ」と言われました。しかしそれにしても65USDは高いなと思いながらも、勉強不足だったこともあり、不安が先に立ってよくわかっていないまま加入しました。

今になって改めて調べてみると、こちらの記事に有料区間を走行した時のレンタカー会社の請求についてまとめてありました。

Thrifyの場合は、

「ナンバープレート撮影式の課金を1回食らうと, そのたびに$15の追加料金を通行料金のほかに請求する。

食らった回数 x $15を請求し, 最大の追加料金請求額は$90とする。」

「$5の道に1回乗れば, 事務手数料を上乗せして, $20請求するよ」と言っています。

だそうです。支払った65USDだと、だいたい4回以上高速区間を通過すると元が取れる計算になりますね。

この日、1箇所、タコマナローズ橋という有料区間を走った記憶がありますが、それ以外は有料という文字はなく、若干失敗したなとは思いましたが、これも勉強料としておきます。

指定の場所でレンタカーを無事ピックアップ

受付を済ますと、クルマがある階と駐車番号を教えられます。そこに向かいました。

いやー流石の在庫。つくづく、前日のすっからかんだったHertzの駐車場はなんだったんだと思いました。

与えられたレンタカーは、日産VERSA。噂の日産のクルマということで、どんなもんか興味津々でした。

前日の大事件があっただけに、スムーズにクルマが借りられるありがたさを噛み締めながら、「ツインピークスの聖地巡礼の旅」がスタートしました。

②RR(Twede’s cafe)

まずは、最初の訪問地、RRに向かいました。

道中、フリーウエイ+郊外の森林地帯を走ってのドライブ。久々のアメリカでのドライブでしたので、慣れるのにちょうど良い道のりでした。

現在このお店の名前は、Twede’s Cafeと言いますが、ドラマの中ではRR(ダブルアール)という名前で登場します。ノーマという女性が経営するレストラン&カフェです。さまざまな人間関係が交錯する舞台の一つと言えます。

主人公の1人でもあるFBIのクーパー警部が、この店の”チェリーパイとクッソうまいコーヒー”が大のお気に入りでした。

この看板と向こう側に見える山(マウントサイと言います)を見て、「ついに来たぞ!」と心震わせました。

当日は屋根の工事中で、上の方は白いカバーがしてあり全体が見えず残念でした。こちらが入り口です。

店内に入り、ウオーっと感動しながらも、こんなに狭かったのか?と思いました。ドラマや映画は、何かと大きく見えるものですね。

こちらが向かって左側の席。うーん、このカウンターとテーブル席。まさに本物です。この後、この奥のテーブル席に案内されました。

こちらが向かって右側の席です。金曜日の10時前でしたがテーブル席がほとんど埋まっているという人気ぶりでした。

席に着くと見える景色はこんな感じ。まさに、アメリカンダイナーといった感じ。

カウンターの中にいるノーマやシェリー、カウンター席にクーパー捜査官やトルーマン警部、ボビーが座っているのシーンが思い浮かびました。

カウンターの上には、今や懐かしいテレビデオ。ツインピークスのビデオテープが顔を出していました。

ここに来たらこれしかないでしょ!ということで、「ツインピークスチェリーパイ+ブラックコーヒー」をオーダーしました。

これこそが、FBIのクーパー警部が愛した「チェリーパイとクッソうまいコーヒー」です。

チェリーパイというものを初めて食べました。率直な感想は、「クッソ甘い」でした。これこそ、まさにアメリカのお菓子そのものでした。パイ生地も粉ぽくボソボソしていましたし、上に載っている砂糖ももう甘い。チェリー自体も甘くなんとも言えない味。コーヒーで甘さを消さないととても完食できませんでした。コーヒーはオカワリ自由で注ぎに来てくれたので2杯おかわり。コーヒーは美味しかったです。

自分たちが座った席のさらに奥に、ノーマのテーブルがありました。ドラマの中で、この店の経営者のノーマがこの席に座ってお金の計算をしたり、打ち合わせをしたりと言ったシーンが思い起こされました。

彼女がノーマです。

また、奥のトイレに向かう廊下は、まさにツインピークス博物館となっていました。

登場人物の写真がたくさん飾られていました。

こちらは、ローラ・パーマー。

こちらは、クーパー捜査官と、付き合っていたアニー。

経営者のノーマ。

このRRでウェイトレスとして働くシェリー。自分は、彼女を見て”こんな美人が世の中にいるのか!”と驚き、密かに彼女のファンでした。しかし、このドラマの中では幸薄い人生を歩んで行くこととなるのでした。

ドラマの中のRRの看板。現在もほぼそのものでしたね。

不思議の世界に出てくる小人さんの後ろには、登場人物のトレーディングカードのようなものが飾られていました。

店を出て改めて通りに目をやると、色とりどりの花があちこちに飾られていました。住民の皆さんが努力していい雰囲気を作っている街だなと好感が持てました。

③ツインピークスの看板(ツインピークスの入口)

続く訪問地は、ツインピークスのオープニング曲が流れる冒頭に現れる、「Welcome to Twin Peaks」という看板があったスポットです。

RRから見えたマウントサイを右手に見ながら走ること10分弱で到着です。

Googleマップ上で目的地に到着、路肩にクルマを停め、降りて振り返ると、「うわーこれこれ!」と叫んでしまいました。

もう少し近づいたほうがそれっぽいということで近づいてみました。これです、これ。頭の中でオープニングの曲が流れていました。

その脇を流れる川の穏やかな流れも、オープニングにあった映像と似ていましたね。ツインピークスを抜きにしても、自然豊かですごくいい場所だと思いました。

④ツインピークス警察とパッカード製材所

続く目的地は、ツインピークス警察とパッカード製材所です。

ツインピークス警察は、ツインピークスの街で起きる数々の事件を解決しようとするトルーマン警部をはじめとする警察官たちが勤める場所。そして、パッカード製材所は町の重要な産業でありながら、いろんな思惑や策略で乗っ取られようとするストーリーが展開していきます。

この2つは同じ場所にあるのです。

まずは、ツインピークス警察。

今は、”ダートフィッシュ”というラリーやダートトライアルのスクールの事務所になっていました。

駐車場には、ドラマの中に登場したSUVタイプのパトカーが置いてありました。

ステッカーが眩しい。

その隣には、SUBARU WRX。ダートラの練習車のようです。

現役時代、雪道でこのクルマを散々振り回してドライブした経験があるので、このクルマを見るとほんとワクワクしました。しかもダートで乗れるなんて最高だなと思いました。

目の前には広大なダートコースが広がっていました。「うわー!走りてー!」と思いました。

ダートコースの左に目をやると、煙突と工場跡が見えてきます。これが、パッカード製材所でした。

ひとしきり外の風景を見たあと、建物の中にお邪魔しました。

玄関入って左側には、ドラマの中で電話交換手のルーシーがいた部屋がありました。そこに、この事務所の従業員の女性が座っていました。

「自分はツインピークスの大ファンで、日本から来ました。中を見てもいいですか?」と聞くと、彼女は、「どうぞ、どうぞ。ゆっくり見ていってください。」と優しく答えてくれました。そして、「私は先日、夫と一緒に日本に旅行に行って、大好きになりました。」と言ってくれて、日本の話題で盛り上がりました。

そして、「この席、座ってみますか?」と聞いてくれました。彼女は、もう完全にツボを押さえています。その席が、ルーシーの席だということ、ファンなら喜ぶということを。お言葉に甘えて座らせてもらいました。

ルーシーの部屋の目の前は、この建物にくる人々が行き交う場所でした。今でもくつろげるレセプションになっていました。壁の写真やグッズなどクルマ好きにはたまらない空間でした。

その反対側には、オリジナル商品の展示とともに、3台の展示車両が置いてありました。

また、従業員の彼女が、奥へと案内してくれました。廊下を進んでいくと、両方の壁にレーシングスーツがたくさん飾られていました。

よくみると見慣れたレーシングスーツばかり。ほとんどが、歴代のF1ドライバーのレーシングスーツではないですか!昔からのF1ファンである自分にとっては大興奮でした。この会社のオーナーさんのレース愛をすごく感じました。

ウイリアムズ時代のジャック・ビルヌーブのもの。

ベネトン時代のアロンソのもの。

BARホンダ時代のジェンソンバトンのもの。

レッドブル時代のデビッド・クルサードのもの。貴重な品々でした。

そして案内された場所は、会議室でした。ドラマの中での、数々の難事件を解決するために会議するシーンや、クーパーやトルーマンがルーシーが用意したドーナッツを並べて食べたりしたシーンが思い起こされました。

お土産に、ネックストラップとシールをいただきました。

⑤ローラとジェイムスが別れたコーナー

続いての訪問地は、ローラとジェイムスが別れたコーナーです。

ドラマの中では、ローラが同級生で付き合っていたジェームスのバイクの後ろに乗って走ってきて、ここのコーナーでバイクを降りて、姿を消しました。その後に死体となって発見されます。

なかなか、カントのあるコーナーでした。

⑥ロネットが歩いてきた橋

ローラとジェイムスが別れたコーナーのすぐ近くに、ロネットが歩いてきた橋がありました。

ローラと共に暴行され、命からがら逃げてきたロネットが線路の上を歩いてきてこの橋を渡るというシーンで登場します。

下から見ると、確かに線路がありそうな、鉄製の橋でした。

しかし、線路はなく普通の端でした。撮影時は線路を引いたんでしょうか?

橋の下の川は、ツインピークスの看板の脇を流れる川の下流。穏やかな流れが映像通りでした。

⑦スノコルミー滝とグレートノーザンホテル

続いての訪問地は、この聖地巡礼旅のメインイベントのひとつである場所、スノコルミー滝とグレートノーザンホテルです。

この滝も、毎回ドラマのオープニングで映る印象的な滝。その上流にはグレートノーザンホテルという、このドラマで重要な役割を果たすベンジャミン・ホーンがオーナーのホテルがあります。このホテルでもいろんな事件が繰り広げられます。

道の反対側にある駐車場に停めて、歩道橋を渡ってスノコルミー滝に向かいました。

滝が見えてきました。しかし、この場所では下の方が隠れて、全容が見えてきませんでした。

階段を下った先に展望台がありました。

全貌を見た瞬間、うわーすげーと声を上げてしまいました。娘も目を丸くしていました。

落差の大きさと圧倒的な水量からくる水煙と音。圧倒されました。

この後落ち着いてから、ツインピークスの象徴のようなこの景色をじっくり見ながら幸せを噛み締めていました。

ひとしきり滝の景色を堪能した後、グレートノーザンホテルの撮影場所になった、「セイリッシュ ロッジ&スパ」に行きました。

近づくと、ベンの娘、オードリーがこっちに向かって出てきそうな感じがしました。

中の売店でお土産を物色。いろんなツインピークスグッズがたくさん置いてありました。

わかる人にはわかる、クーパー捜査官の「DAMN GOOD COFFEE」(くっそうまいコーヒー)」ステッカーが気に入りました。

⑧ロードハウス

続いての訪問地は、ロードハウスです。

このドラマでは、夜の店というか、バーのイメージで登場します。ステージがあって、バンド演奏がありながら、中央でダンスするなんてシーンが多く見られました。

ここもいろんな人間模様が交錯しますし、喧嘩なんかも頻繁に見られました。

名前はそのままでした。

看板にはレストラン&ホテルと書いてありました。

ドラマでは、サイドにテーブル席が並び、中央にはライブステージとダンスができる広間がありましたが、今は完全にレストランとなっていました。

この時点で13時、ランチの時間です。ガッツリ系のハンバーガーをいただきました。まさにアメリカンバーガー。この遠征で一番肉肉しいバーガーでした。食べ応えがあり、すごく美味しかったです。でもお会計で、4000円超え。ここでもアメリカを感じました。

店内から見えた風景。それ含めツインピークスというよりかは、アメリカを感じたお店になりました。

⑨ローラの死体が発見された場所(キアナロッジ)

そして最後の訪問地、キアナロッジに向かいました。

オリジナルシリーズの冒頭に、浜辺の大木の脇でローラ・パーマーが死体で発見されるシーンがあり、その大木がこのキアナロッジの前に今でも残されているのです。

また、多くの登場人物が交錯するグレートノーザンホテルの外観は、スノコルミー滝のところにある「セイリッシュ ロッジ&スパ」を使っているのですが、中の様子はこのキアナロッジで撮影されています。ロビーにある不思議なインディアンの模様が印象的です。

これまで見てきた数多くのツインピークスのロケ地のあるシアトル東部郊外から、シアトルダウンタウンへ戻っていきました。90号線を西に進むと、ワシントン湖の中を突っ切って進む爽快なドライブが楽しめました。

そして、シアトルのビル群が見えてきました。

ロードハウスから40分ほどで、シアトル市街ウォーターフロントのフェリーターミナルに到着。このターミナルでクルマごとフェリーに乗船し、対岸のベインブリッジ島に向かいました。

このフェリーについては、事前の計画で色々と調査していました。こちらの記事を参照ください。

交通手段調査とレンタカーの予約【クラブワールドカップ アメリカ遠征計画を考えた ③】ホテルの次は、交通手段調査とレンタカー予約です 自分の人生またとない大会と遠征を決めたクラブワールドカップ。昨年末から遠征計画を立てて...

こちらのゲートに進み、料金を支払いました。

誘導に従い、待機列に並びました。

こんな感じで何列もクルマが並んでいました。

しばしクルマから降りて、先に出発した船を観察しました。この船の乗車時間の前には、自分たちは列には並んでいましたが、我々より前に多くのクルマが列に並んでいて、この船には乗れず、時間後の次の船にしか乗れませんでした。

乗船まで結構待ちました。あえて、この船に乗りたいとか、乗って運転しないで楽したいと思う人は待った方がいいですが、急ぎたい人は陸路をドライブする方が早いかもしれませんね。

下の真ん中が空洞になっていました。ここにクルマごと入っていくんですね。

16時前、乗船の時間になり、誘導されるまま乗船。右側のレーンに行くよう指示されました。

このレーンで前を詰めて停車しました。結構駐車スペースの幅が狭いので、降車できるか?と思うほどの幅でした。まあしょうがない。

クルマを降りて、上の方に上がってきました。見下ろすと、車の先に自転車やバイクが停められていました。

このフェリーは、クルマが駐車されている1階、客室の2階と3階、屋上階という構造でした。

3階の先端側には正面が見えるベンチ席がありました。しばしここでゆっくりしていました。

屋上階に上がってみるとこんな景色。内海だけあって、海は穏やか。5月に行った瀬戸内の海のようでした。海の向こうにベインブリッジ島が見えていました。

振り返るとシアトルのビル群が見えていました。前日の湾岸クルーズよりは沖に来ているため、また見え方が違い壮大な印象です。

ベインブリッジ島が近づいてきました。

シアトルのビル群はあんなにちっちゃくなっていました。もうすうぐ到着、30分ほどの船旅でした。のんびりできて、景色を見ていたら意外とあっという間でした。

四国の旅での尾道を訪れた時に、クルマごと向こう岸に渡る渡し船に遭遇し乗ってみたいなと思っていました。今回、シアトルで初めてクルマごと船に乗ってみることができました。いい経験ができました。

ベインブリッジ島についたら陸路を北上し、目的地のキアナロッジに向かいました。途中渋滞がありましたが、30分ほどで到着しました。

こちらがキアナロッジの建物。

当日は金曜日でしたが、結婚式が行われていて遠慮して中には入れませんでした。でもせっかく来たので、少し覗かせてもらいました。

奥の壁に描かれている絵が、グレートノーザンホテルの受付の絵そのものでした。

ロビーはコッチの絵の方だったかな?

そして、キアナロッジの目の前は、内海が広がっていて浜に大木が横たわっていました。

ここが、ローラ・パーマーがビニールに包まれたしたいとなって発見された場所です。

この大木は、下の方がかなり腐食していましたが、ちゃんと存在していました。

起きの方を見ると、野生のアザラシが見え隠れしていたのが印象的でした。

これで予定していた訪問地を全て回って、帰路につきました。

ホテルまでの帰りは、行きと同じフェリーで帰るか?陸路でぐるっと回って帰ってくるか?2つ選択肢がありました。フェリーには乗ったし、折角レンタカーを借りていることもあって、結局は陸路を選択。2時間弱のドライブで、ホテルまで戻ってきました。

アメリカ遠征5日目はこれにて終了

アメリカ遠征5日目、「ツインピークス聖地巡礼の旅」は、自分としては大満足の旅でした。娘はツインピークスのファンではなく付き合わせた感がありましたが、ツインピークスを抜きにしても意外に楽しめたと言ってくれて良かったです。

それと前日の大事件の余韻もまだ残っていて、トラブルなく予定通り終わるとこんなに幸せなんだなと思いました。

さて、次回のアメリカ遠征6日目は、いよいよCWC第2戦のインテルミラノ戦。グループリーグ突破に向けて必勝の気持ちで臨みました。

それでは。

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